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2017年08月24日

【レポ】コパ・ブルテリア2017:黒帯

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「コパ・ブルテリア」のアダルト黒帯はライト、ミドル、ヘビーの3階級とオープンクラスが組まれた。

黒帯の試合が少なかったのが残念だったが、日系ブラジリアンを中心に激戦が繰り広げられ、黒帯の試合が行われていたAマットは大きな注目を集めていた。



その中でも一本勝ちを量産し、大会を盛り上げていたのがボンサイのクレベル・コイケとホシャのアンデルソン・タカハシだ。

かつてはライバル関係にあった両者はオープンクラスで火花を散らす間柄だったが今大会ではアンデルソンがオープンクラスを欠場し階級のみの参戦で対戦はならず。

アンデルソンはミドルトーナメントの2試合をバックチョークでほぼ秒殺と、相変わらずの極めの強さを見せているたがオープンクラスは「生徒をたくさん出したからセコンドしなくちゃならなかったから階級別だけにしたんだ」とのこと。

すでに指導者としてもキャリアを積み始めているアンデルソンは自分の試合より生徒の試合を優先した様子だった。

そしていまMMAで2本のベルトを保持しているクレベルだが久しぶりに柔術マッチに参戦し、階級別決勝はクローズアウトで同門の須山渉に勝利を譲る余裕ぶりで、その決勝戦までの2試合も一本勝ちで勝ち上がっている。

オープンクラスはボンサイの総大将的な存在のマルキーニョスが登場しバッティングで負傷しながらも勝利し、ケイン・ゲーリング、クレベル、アラン・フェィデリスの4人で準決勝と決勝戦をクローズアウトし表彰台をボンサイで独占している。


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アダルト黒帯ライト1回戦
○クレベル・コイケ(ボンサイ)
vs
×長谷川アンドレ(ANDRE HASEGAWA BRAZILIAN JIU-JITSU)
クレベルは初戦の長谷川アンドレ戦でスイープ、パス、マウントとポイントを重ね、最後は腕十字を極めて3:27、一本勝ちで準決勝進出。



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アダルト黒帯ライト1回戦
○ホベルト・ヨコヤマ(MY TEAM JAPAN)
vs
×ヴァンダレイ・タカサキ(Impacto Japan BJJ)
クレベルとともに優勝争いに絡むと目されていたパンテーラは、序盤はラッソーから三角絞めなどを仕掛けるも、スタンドからの再開で引き込まれるとP0-0のまま試合終了。レフェリー判定で初戦敗退となった。



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アダルト黒帯ライト準決勝
○クレベル・コイケ(ボンサイ)
vs
×清水隆広(柔専館)
クレベルvs清水の準決勝は、きっちりマウントを奪ったクレベルが絞めを極めて5:07、一本勝利。



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アダルト黒帯ライト準決勝
須山渉(ボンサイ)
vs
ホベルト・ヨコヤマ(MY TEAM JAPAN)
反対ブロック、1回戦はシードだった須山vsホベルトの準決勝は、テイクダウンの2ポイントを死守した須山がP2-0で決勝進出。



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アダルト黒帯ライト決勝
決勝はボンサイ勢でクローズアウトとなり、クレベルから勝利を譲られた須山が優勝を手にした。
須山は紫帯時代からクレベルと同じカテゴリーで試合をしてきたがクローズアウトは今大会が初めてとのこと。



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アダルト黒帯ミドル1回戦
○アンデルソン・タカハシ(ホシャ)
vs
×宮尾司(サイレント柔術)
巴戦となったミドルトーナメント1回戦。アンデルソンと宮尾の試合は、アンデルソンが0:36、バックチョークで宮尾を瞬殺し決勝進出。



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アダルト黒帯ミドル1回戦
○伊東元喜(柔専館)
vs
×宮尾司(サイレント柔術)
初戦敗退で一矢報いたい宮尾だが、伊東との対戦でも絞めに捕まり2:32、一本負け。伊東が決勝へコマを進める。



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アダルト黒帯ミドル決勝
○アンデルソン・タカハシ(ホシャ)
vs
×伊東元喜(柔専館)
決勝でも極めの強さを見せたアンデルソン。伊東相手にスパイダーからスイープ、バックを奪うと送り襟絞めを極め1:42、一本勝ちで階級別優勝を決めた。



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アダルト黒帯ヘビー1回戦
○アラン・フィデリス(ボンサイ)
vs
×レアンドロ・クサノ(クサノチーム)
ヘビーは4人トーナメント。サンパウロのボンサイ本部から来日中のアラン相手にクサノはテイクダウンで2ポイント先取するも、結果はP6-6でA3-1でアランが接戦をものにした。



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アダルト黒帯ヘビー決勝
○アラン・フィデリス(ボンサイ)
vs
×ルアン・アロウカ(小川柔術)
初戦でボンサイのケイン・ゲーリングを下したルアンとアランの決勝は、アランのワンサイドゲームに。終盤にはマウントも奪うなど、P13-0の圧勝でアランが階級別優勝。



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アダルト黒帯オープンクラス1回戦
○クレベル・コイケ(ボンサイ)
vs
×レアンドロ・クサノ(クサノチーム)
今大会一番の名勝負だったクレベルvsクサノの無差別初戦。クサノの再三にわたるバックチョークの猛攻を間一髪で凌いだクレベルが、P6-11の劣勢で迎えた終盤にパス、マウントを奪い、P13-11で逆転勝利!



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アダルト黒帯オープンクラス1回戦
○アラン・フィデリス(ボンサイ)
vs
×伊東元喜(柔専館)
階級別で金メダルを手にしたアランも伊東との初戦をP9-4で勝利し、準決勝進出。



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アダルト黒帯オープンクラス1回戦
マルコス・ソウザ(ボンサイ)
vs
×長谷川アンドレ(ANDRE HASEGAWA BRAZILIAN JIU-JITSU)
無差別のみのエントリーだったマルキーニョスは、試合中のバッティングで出血するも圧倒的な強さを見せ、P20-0の大差から一本勝利。



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アダルト黒帯オープンクラス1回戦
ケイン・ゲーリング(ボンサイ)
vs
アンデウソン・アマカワ(Impacto Japan BJJ)
オーストラリアから参戦したケイン。階級別では初戦敗退だったが、アンデウソンとの無差別初戦をP0-0、A5-0で勝利して準決勝進出を果たす。



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準決勝に進んだ4人全員がボンサイ勢となり、準優勝はアランに、優勝はケインに譲られた。



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