2017年09月09日
【レポ】IBJJFアジア選手権2017:初日

9/8-10の3日間、東京・綾瀬の東京武道館にてIBJJF主催「アジア選手権2017」が開催されている。
今年から大会期間が3日間となり日本のみならずアジア地域で最大規模の大会となった今大会は国内外から多数の色帯が参加し国際色豊かな顔ぶれが揃った。
特に今年は韓国勢の参加者増が目立っており、各カテゴリーで複数人の韓国人選手が試合をしていた。
また台湾やフィリピン、モンゴルなどからもエントリーがあり、アジア選手権の名に相応しいトーナメントといえるだろう。
そんな今大会の初日はアダルトの紫帯マスター青帯が開催されているが、アダルト紫帯を中心にレポートしたい。
【アダルト紫帯フェザー】

今大会で紫帯デビューの西村大智(GROUND CORE)は初戦を一本勝ちも2回戦でレフェリー判定負け。
だが紫帯初戦で極めたのは流石だった。

昨年の今大会で柔術デビュー戦を戦い3位入賞の宇野薫(ネクサセンス)はまさかの外掛けによる反則負け。
1回戦シード、2回戦は5-2で勝利して準々決勝で反則負けで姿を消した。

宇野に反則勝ちした大柳敬人(CARPE DIEM)は準決勝は外国人選手からモンジバカで秒殺勝ちし決勝戦進出。
反対ブロックからはジエゴ・エンリケ(小川柔術)が勝ち上がってきた。
この試合は6−2でジエゴが勝利しアジア選手権3回目の優勝を決めている。

優勝したジエゴは5試合を勝ち抜いての優勝で、しかも決勝戦は試合途中にヒザが抜けたり指を脱臼したりと満身創痍での試合だった。
そんな中での優勝は喜びもひとしおだろう。
【アダルト紫帯ライトフェザー】

9年にも渡る長かった青帯を卒業し満を持して紫帯を巻いた橋本圭右(PSBJJ荻窪)は初戦で山田大聖(太田道場)と対戦しポイントを許さなかったがアドバン差で敗退。

山本博斗(グレイシーバッハ)は初戦を送り襟絞め、2回戦をスラムの反則勝ちで勝ち上がり3回戦で石黒翔也(ブルテリアボンサイ)とJBJJF全日本、コパブルテリアに続く3度目の対戦に。
今回も僅差の試合になるもP0-0/A0-1で敗れ準決勝進出を阻まれた。

紫帯ライトフェザー準決勝、石黒翔也(ブルテリアボンサイ)vsリアム・モス(AOJ)は互いにスイープを決め合うシーソーゲームに。
最後は6-4でリアムが競り勝って決勝戦に勝ち上がる。

反対ブロックの準決勝は山田大聖(太田道場)vsブラッド・ジョンストン(AOJ)の顔合わせ。
この試合はP2-0でブラッドが勝利して決勝戦はリアムとブラッドのAOJでクローズアウト。

優勝したリアムもブラッドも同じ18歳で、リアムはカナダから、ブラッドはハワイからLAに移住してAOJで練習している。海外のトップ選手はこうやって故郷から離れてよりよい練習環境に身を置いて柔術に打ち込んでいるのだ。

紫帯ルースターはチアゴ&イヤゴのウエノ兄弟(TREE BJJ)がクローズアウト。
準決勝はチアゴがオーストラリア人選手を、イヤゴは米倉大貴(CARPE DIEM)からそれぞれ勝利している。

紫帯ヘビーの乗次秀彦(バッファロー柔術)は1回戦でムンジアルでも対戦したレダ・メブトゥシュ(フランス)とP2-2/A1-1からレフェリー判定負けで初戦敗退。
JBJJF全日本、RAM IT DOWNの賞金トーナメントとも準優勝で、そろそろビッグトーナメントで金メダルが欲しい。

その乗次に勝利したレダがヘビーは優勝。
レダは今大会後もそのまま居残って9/24のASJJFの大会でスーパファイト出場が予定されている。

大会初日の最終試合は紫帯オープンクラス決勝戦。
レダとイ・サンヒョン(GROUND CORE)の対戦になりサンヒョンが勝利。

紫帯オープンクラスの表彰台は外国人選手が独占。
この中に2人の韓国人選手が入賞しており、オープンクラスのみならず各カテゴリーで韓国人選手の活躍ぶりが目立っていた。

マスター1青帯ヘビーに出場していたフィリップ・ウォン(九龍柔術)はAFG(アジアファイティングガイド)を主宰。
得意のハーフガードゲームに持ち込むもパスガードを許して初戦敗退。

フィリピン初のキモノブランド「マニラキモノ」のオーナー、ジェームス・ジャイミ(ジェイペイジスJJ)は自身のブランドのキモノを着て参戦も紫フェザーで初戦敗退に終わる。

マスター3青帯オープンクラス決勝戦、エドゥアルド・ディアス(INFIGHT JAPAN)vs松崎栄(ダムファイトジャパン)は終始立ち技の攻防となりお互い膠着のペナルティが入ったがノーポイントのまま終了。
勝敗のつけがたい試合となったがエドゥアルドがレフェリー判定勝ちをモノにした。

最高齢カテゴリーのマスター6青帯オープンクラス決勝戦で対戦した井嶋一雄(CARPE DIEM)とラリー・カーター(ヒロBJJ)はワンマッチ決勝戦で井嶋が勝利。
だがともに57歳で元気に柔術ができてることは試合の勝ち負けに関わらず素晴らしことなのは間違いないだろう。
■今大会のフォトギャラリーはコチラから!

KinyaBJJ.com
【アダルト紫帯フェザー】

今大会で紫帯デビューの西村大智(GROUND CORE)は初戦を一本勝ちも2回戦でレフェリー判定負け。
だが紫帯初戦で極めたのは流石だった。

昨年の今大会で柔術デビュー戦を戦い3位入賞の宇野薫(ネクサセンス)はまさかの外掛けによる反則負け。
1回戦シード、2回戦は5-2で勝利して準々決勝で反則負けで姿を消した。

宇野に反則勝ちした大柳敬人(CARPE DIEM)は準決勝は外国人選手からモンジバカで秒殺勝ちし決勝戦進出。
反対ブロックからはジエゴ・エンリケ(小川柔術)が勝ち上がってきた。
この試合は6−2でジエゴが勝利しアジア選手権3回目の優勝を決めている。

優勝したジエゴは5試合を勝ち抜いての優勝で、しかも決勝戦は試合途中にヒザが抜けたり指を脱臼したりと満身創痍での試合だった。
そんな中での優勝は喜びもひとしおだろう。
【アダルト紫帯ライトフェザー】

9年にも渡る長かった青帯を卒業し満を持して紫帯を巻いた橋本圭右(PSBJJ荻窪)は初戦で山田大聖(太田道場)と対戦しポイントを許さなかったがアドバン差で敗退。

山本博斗(グレイシーバッハ)は初戦を送り襟絞め、2回戦をスラムの反則勝ちで勝ち上がり3回戦で石黒翔也(ブルテリアボンサイ)とJBJJF全日本、コパブルテリアに続く3度目の対戦に。
今回も僅差の試合になるもP0-0/A0-1で敗れ準決勝進出を阻まれた。

紫帯ライトフェザー準決勝、石黒翔也(ブルテリアボンサイ)vsリアム・モス(AOJ)は互いにスイープを決め合うシーソーゲームに。
最後は6-4でリアムが競り勝って決勝戦に勝ち上がる。

反対ブロックの準決勝は山田大聖(太田道場)vsブラッド・ジョンストン(AOJ)の顔合わせ。
この試合はP2-0でブラッドが勝利して決勝戦はリアムとブラッドのAOJでクローズアウト。

優勝したリアムもブラッドも同じ18歳で、リアムはカナダから、ブラッドはハワイからLAに移住してAOJで練習している。海外のトップ選手はこうやって故郷から離れてよりよい練習環境に身を置いて柔術に打ち込んでいるのだ。

紫帯ルースターはチアゴ&イヤゴのウエノ兄弟(TREE BJJ)がクローズアウト。
準決勝はチアゴがオーストラリア人選手を、イヤゴは米倉大貴(CARPE DIEM)からそれぞれ勝利している。

紫帯ヘビーの乗次秀彦(バッファロー柔術)は1回戦でムンジアルでも対戦したレダ・メブトゥシュ(フランス)とP2-2/A1-1からレフェリー判定負けで初戦敗退。
JBJJF全日本、RAM IT DOWNの賞金トーナメントとも準優勝で、そろそろビッグトーナメントで金メダルが欲しい。

その乗次に勝利したレダがヘビーは優勝。
レダは今大会後もそのまま居残って9/24のASJJFの大会でスーパファイト出場が予定されている。

大会初日の最終試合は紫帯オープンクラス決勝戦。
レダとイ・サンヒョン(GROUND CORE)の対戦になりサンヒョンが勝利。

紫帯オープンクラスの表彰台は外国人選手が独占。
この中に2人の韓国人選手が入賞しており、オープンクラスのみならず各カテゴリーで韓国人選手の活躍ぶりが目立っていた。

マスター1青帯ヘビーに出場していたフィリップ・ウォン(九龍柔術)はAFG(アジアファイティングガイド)を主宰。
得意のハーフガードゲームに持ち込むもパスガードを許して初戦敗退。

フィリピン初のキモノブランド「マニラキモノ」のオーナー、ジェームス・ジャイミ(ジェイペイジスJJ)は自身のブランドのキモノを着て参戦も紫フェザーで初戦敗退に終わる。

マスター3青帯オープンクラス決勝戦、エドゥアルド・ディアス(INFIGHT JAPAN)vs松崎栄(ダムファイトジャパン)は終始立ち技の攻防となりお互い膠着のペナルティが入ったがノーポイントのまま終了。
勝敗のつけがたい試合となったがエドゥアルドがレフェリー判定勝ちをモノにした。

最高齢カテゴリーのマスター6青帯オープンクラス決勝戦で対戦した井嶋一雄(CARPE DIEM)とラリー・カーター(ヒロBJJ)はワンマッチ決勝戦で井嶋が勝利。
だがともに57歳で元気に柔術ができてることは試合の勝ち負けに関わらず素晴らしことなのは間違いないだろう。
■今大会のフォトギャラリーはコチラから!

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