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2017年09月10日
【レポ】IBJJFアジア選手権2017：黒帯・その１
IBJJFアジア選手権の大会２日目のメインはアダルト黒帯だ。
黒帯も色帯と同じく海外から強豪選手が多数参戦しフレッシュな顔合わせが続々と実現している。
中でもキーナン・コーネリアス、アンドリス・ブルノフスキ、ルーカス“ハルク”バルボーザ、ヴィトー・トレドらのATOS勢はその誰もが優勝候補筆頭といえるほどの強豪ぞろい。
そのATOS勢の他にもブラジル、韓国、アメリカ、アブダビと参戦国は多岐に渡る。
さながら日本vsワールドの国際戦の様相を呈していたが、ルースターからフェザーまでは日本人選手同士の決勝戦となっており、層の厚さを感じさせた。
このアダルト黒帯の各階級のレポートは２回に分けてお伝えする。
まずはルースターからライトまでを紹介しよう。
ルースターは橋本知之（CARPE DIEM）、澤田伸大と芝本幸司のトライフォースコンビの３人エントリー。
まずは橋本と澤田が対戦し6-2で橋本が勝利し決勝戦へ。
決勝戦は橋本vs芝本の対戦でこれは去年の同大会決勝戦の再戦。
去年は橋本が勝利したが今回は芝本が2-2/1-0で僅差の試合を制した。
ルースター表彰台
優 勝 芝本幸司（トライフォース）
準優勝 橋本知之（CARPE DIEM）
３ 位 澤田伸大（トライフォース）
ライトフェザーは昨年度の覇者・ダーシマこと嶋田裕太（ネクサセンス）が優勝候補の最右翼。
１回戦はブラジル・リオデジャネイロのアリアンシから来日のウイリアン・メロという難敵との対戦となったが、終わってみれば終始ダーシマペースで試合を進め、最後は絞めで8:25 一本勝ちで初戦突破。
準決勝は鍵山士門（デラヒーバ）をレフェリー判定で下して勝ち上がってきた富田仁之（PUREBRED）。
ガード巧者の富田からもパスガードに成功し試合終了間際の9:34、フロントチョークで２試合連続の一本勝ちで決勝戦進出を決めた。
反対ブロックからは山田秀之（トライフォース）が勝ち上がってきた。
今大会での山田は極めが冴え渡っており１回戦は大西を0:43 トーホールドで瞬殺。
準決勝も宮地一裕（CARPE DIEM HOPE）からデラヒーバからのフットロックで3:08 一本勝ち。
足関節技のキレが素晴らしくダーシマ＆山田とも決勝戦までの試合を極め切っての勝ち上がりだった。
そして迎えた決勝戦は試合序盤にダーシマがテイクダウンで２ポイントを先制。
だがここから両者とも決め手を欠く展開が続き、この点差のまま試合は終了しダーシマがライトフェザー優勝を決めている。
ライトフェザー表彰台
優 勝 嶋田裕太（ネクサセンス）
準優勝 山田秀之（トライフォース）
３ 位 富田仁之（PUREBRED）、宮地一裕（CARPE DIEM HOPE）
フェザー１回戦で珍事発生。
イタロ・リン（GFチーム）とチェ・ワンキ（ジョンフランクル）の外国人選手同士の対戦で両者に膠着のペナルティが３つずつ入っていたが試合終了直後に2人ともマットの外に出てしまい、両者にペナルティが入り、累積４つ目のペナルティで両者失格に！
イタロもチェも優勝候補だっただけにこれは波乱といえるだろう。
そんな事件があったフェザー級は八巻祐（X-TREME柔術アカデミー海老名）と世羅智茂(CARPE DIEM)が決勝戦で対戦。
八巻の柔道仕込みのテイクダンで先制点を奪うとそのままトップゲームで制圧し続け、フィニッシュはラペラを使ったチョークで4:41 一本勝ちで優勝を決めた。
フェザー表彰台
優 勝 八巻祐（X-TREME柔術アカデミー海老名）
準優勝 世羅智茂(CARPE DIEM)
３ 位 マイク・サンチェス（PUREBREDグアム）大塚博明（PSBJJ荻窪）
アダルト黒帯の中で一番注目度が高かったのがライト級だ。
ともに１回戦を勝ち上がった岩崎正寛（CARPE DIEM）とクレベル・コイケ（ブルテリアボンサイ）が準決勝で初対決。
この試合は岩崎が一方的に攻め続ける試合となって7-0で岩崎が完勝。
決勝戦はシュシャから勝利して勝ち上がってきたアンドリス・ブルノフスキ（ATOS）。
下馬評通りの本命・対抗の決勝戦は試合序盤は岩崎が優位に試合を進めるも中盤にオモプラッタを極めたアンドリスが6:21 一本勝ちで逆転勝利。
このオモプラッタで岩崎はワキ腹を負傷してしまったようだ。
ライト表彰台
優 勝 アンドリス・ブルノフスキ（ATOS）
準優勝 岩崎正寛（CARPE DIEM）
３ 位 クレベル・コイケ（ブルテリアボンサイ）ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
このアダルト黒帯の各階級のレポートは２回に分けてお伝えする。
まずはルースターからライトまでを紹介しよう。
ルースターは橋本知之（CARPE DIEM）、澤田伸大と芝本幸司のトライフォースコンビの３人エントリー。
まずは橋本と澤田が対戦し6-2で橋本が勝利し決勝戦へ。
決勝戦は橋本vs芝本の対戦でこれは去年の同大会決勝戦の再戦。
去年は橋本が勝利したが今回は芝本が2-2/1-0で僅差の試合を制した。
ルースター表彰台
優 勝 芝本幸司（トライフォース）
準優勝 橋本知之（CARPE DIEM）
３ 位 澤田伸大（トライフォース）
ライトフェザーは昨年度の覇者・ダーシマこと嶋田裕太（ネクサセンス）が優勝候補の最右翼。
１回戦はブラジル・リオデジャネイロのアリアンシから来日のウイリアン・メロという難敵との対戦となったが、終わってみれば終始ダーシマペースで試合を進め、最後は絞めで8:25 一本勝ちで初戦突破。
準決勝は鍵山士門（デラヒーバ）をレフェリー判定で下して勝ち上がってきた富田仁之（PUREBRED）。
ガード巧者の富田からもパスガードに成功し試合終了間際の9:34、フロントチョークで２試合連続の一本勝ちで決勝戦進出を決めた。
反対ブロックからは山田秀之（トライフォース）が勝ち上がってきた。
今大会での山田は極めが冴え渡っており１回戦は大西を0:43 トーホールドで瞬殺。
準決勝も宮地一裕（CARPE DIEM HOPE）からデラヒーバからのフットロックで3:08 一本勝ち。
足関節技のキレが素晴らしくダーシマ＆山田とも決勝戦までの試合を極め切っての勝ち上がりだった。
そして迎えた決勝戦は試合序盤にダーシマがテイクダウンで２ポイントを先制。
だがここから両者とも決め手を欠く展開が続き、この点差のまま試合は終了しダーシマがライトフェザー優勝を決めている。
ライトフェザー表彰台
優 勝 嶋田裕太（ネクサセンス）
準優勝 山田秀之（トライフォース）
３ 位 富田仁之（PUREBRED）、宮地一裕（CARPE DIEM HOPE）
フェザー１回戦で珍事発生。
イタロ・リン（GFチーム）とチェ・ワンキ（ジョンフランクル）の外国人選手同士の対戦で両者に膠着のペナルティが３つずつ入っていたが試合終了直後に2人ともマットの外に出てしまい、両者にペナルティが入り、累積４つ目のペナルティで両者失格に！
イタロもチェも優勝候補だっただけにこれは波乱といえるだろう。
そんな事件があったフェザー級は八巻祐（X-TREME柔術アカデミー海老名）と世羅智茂(CARPE DIEM)が決勝戦で対戦。
八巻の柔道仕込みのテイクダンで先制点を奪うとそのままトップゲームで制圧し続け、フィニッシュはラペラを使ったチョークで4:41 一本勝ちで優勝を決めた。
フェザー表彰台
優 勝 八巻祐（X-TREME柔術アカデミー海老名）
準優勝 世羅智茂(CARPE DIEM)
３ 位 マイク・サンチェス（PUREBREDグアム）大塚博明（PSBJJ荻窪）
アダルト黒帯の中で一番注目度が高かったのがライト級だ。
ともに１回戦を勝ち上がった岩崎正寛（CARPE DIEM）とクレベル・コイケ（ブルテリアボンサイ）が準決勝で初対決。
この試合は岩崎が一方的に攻め続ける試合となって7-0で岩崎が完勝。
決勝戦はシュシャから勝利して勝ち上がってきたアンドリス・ブルノフスキ（ATOS）。
下馬評通りの本命・対抗の決勝戦は試合序盤は岩崎が優位に試合を進めるも中盤にオモプラッタを極めたアンドリスが6:21 一本勝ちで逆転勝利。
このオモプラッタで岩崎はワキ腹を負傷してしまったようだ。
ライト表彰台
優 勝 アンドリス・ブルノフスキ（ATOS）
準優勝 岩崎正寛（CARPE DIEM）
３ 位 クレベル・コイケ（ブルテリアボンサイ）ホブソン・タンノ（INFIGHT JAPAN）
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
