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2017年09月15日

【レポ】IBJJFアジア選手権2017:青帯

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IBJJFアジア選手権レポ、今回は大会2日目に行われたアダルト青帯トーナメントの主な試合をピ
ックアップしたい。

アダルト黒帯の試合が別マットで行われていたこともあり、メディア勢の多くが黒帯のマットサイドに集中していたが、ヘビー、スーパーヘビーを除く全階級で日本勢が優勝と、アダルト青帯でも熱戦が繰り広げられていた。



日本からのエントリーが少ない最重量級のウルトラヘビーでもパラエストラの安藤切人が金メダルを獲得し大会後に紫帯しょうかくを果たした。

この安藤はアンドレなる芸名で活動中の吉本興業所属のお笑い芸人でもあり、今大会の優勝を弾みに来月に控えているM-1グランプリ2回戦の突破も期待したい。

そしてオープンクラスの決勝戦も日本勢同士の対決となり、フェザーながら巧みなテクニックで勝ち上がってきた岩本健汰(トライフォース)が準優勝、青森から参戦のグラント・ボクダノブ(WARP)が階級別、無差別を制してWゴールドを獲得するなど、茶帯、紫帯で海外勢の活躍が目立った中で、開催国にふさわしい結果を残している。


1
ルースターで快調だったのがペドロ・アキラ・ネモト(INFIGHT JAPAN)。
初戦をボーアンドアロー、二回戦をP16-2、準決勝を三角で快調に勝ち上がるとーー



2
ヒロヤマ・アトマサ(ノヴァウニオン・インターナショナル)との決勝もトップからチョークを狙うなど終始試合をリードし、P0-0、A3-0のアドバンテージ差で優勝。



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優勝したペドロまだ十代で伸び盛りの選手だけに今後も活躍していくのは間違いない。
ヨーロピアンやムンジアルなど海外の大会にも出ているが、まだ優勝できていないので来年は海外の国際大会での優勝に期待したい。


3
32名エントリーと激戦区のライトフェザーには極めの強さに定評のある風間敏臣(ストライプル茨城)が出場。グランドスラム東京に続く国際大会でのメダル獲得が期待されたが、ニーリーピングの反則を取られてまさかの初戦敗退に終わる。



4
波乱のトーナメントを制したのが成長著しい平田孝士朗(トラスト柔術アカデミー)。
準決勝をP22-0で完封勝利すると、メネギン・エリック(Checkmat Japan)との決勝をP2-2、A1-1のレフェリー判定で勝利。
ムンジアルでは二回戦敗退だった平田だが、ビッグトーナメントで待望の金メダル獲得。



5
トライフォースの岩本健汰と鈴木和宏、韓国のチョイ・ジェヒョク、タイのバンプット・ラータイソンが勝ち上がり、国際大会らしい顔ぶれとなったフェザートーナメント。
鈴木とチョイの準決勝はP5-2で鈴木が勝利。



6
反対ブロックは岩本がバンポットをP4-2で破って決勝進出。



7
トライフォース勢でクローズアウトかと思いきや、岩本と鈴木は対戦を希望。
結果、P4-0で岩本が勝利し優勝を手にした。



8
ミドルは青森のWARPから参戦したグラント・ボクダノブが4試合を勝ち抜いて決勝進出し、ヨン・キオク(Carlson Gracie Team)との決勝を4:02、送り襟絞めで一本勝利し優勝。



9
最重量級のウルトラヘビーには、吉本で若手芸人として修行中の“アンドレ”こと安藤切人(パラエストラ)が参戦。
100.6kg以上と体格の大きな海外勢に有利とされる階級で3試合を戦い抜いて優勝し、後日晴れて紫帯に昇格!



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オープンクラス決勝は日本勢同士の対決に。フェザーを制した岩本は初戦で2階級上のニコラス・ヤン(BJJ Globetrotters)をP6-2、準決勝では同階級のチョイ・ジェヒックをアドバン1差で退けて決勝進出。



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反対ブロックを勝ち上がってきたのはミドル優勝のグラント。決勝は体格差に勝るグラントがP8-2から4:05、片羽絞めを極めて一本勝利し、2階級制覇を果たしている。



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©Bull Terrier Fight Gear



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