2017年09月21日
【レポ】IBJJFアジア選手権2017:ジュブナイル青帯
大会終了後から2週にわたりレポートしてきたIBJJFアジア選手権。
最後は大会最終日に行われたジュブナイル青帯の注目試合を紹介したい。
男子には、アメリカ西海岸での柔術留学から帰国したばかりの丹羽兄弟がエントリー。
現地ではコスタメサにあるAOJを中心に出稽古を行った2人は、滞在中にSJJIFの北米組織NABJJFのNORTH AMERICAN BJJ TOURNAMENTで、兄の怜音がノーギのジュブナイル青帯ライトで優勝、弟の飛龍は柔術のジュブナイル青帯フェザーで優勝と、兄弟揃って金メダルを獲得している。
帰国後初のビッグトーナメントで、留学の成果を発揮できるか期待された。
一方、女子のトーナメントにはAOJからイザベラ・フローレスとジェサ・カーンが参戦。
イザベラは女子紫帯フェザーを制したソフィアの妹、ジェサはAOJへ柔術留学を行ったルアナ・ディアスのホストファミリーだ。
そこに今年のムンジアルで2階級制覇を成し遂げたカロリーナ・クワハラ、ホシャ柔術のホジェリオ・クリストの愛娘のフェルナンダ・クリストが加わり、日米実力派の熱戦が展開された。
ジュブナイル青帯フェザーはピュアブレッドグアムのドーソン・アルセオ以外全員日本勢の4人トーナメント。丹羽飛龍(AXIS横浜)は初戦でドーソンをP9-2で退けて決勝進出。
最後は大会最終日に行われたジュブナイル青帯の注目試合を紹介したい。
男子には、アメリカ西海岸での柔術留学から帰国したばかりの丹羽兄弟がエントリー。
現地ではコスタメサにあるAOJを中心に出稽古を行った2人は、滞在中にSJJIFの北米組織NABJJFのNORTH AMERICAN BJJ TOURNAMENTで、兄の怜音がノーギのジュブナイル青帯ライトで優勝、弟の飛龍は柔術のジュブナイル青帯フェザーで優勝と、兄弟揃って金メダルを獲得している。
帰国後初のビッグトーナメントで、留学の成果を発揮できるか期待された。
一方、女子のトーナメントにはAOJからイザベラ・フローレスとジェサ・カーンが参戦。
イザベラは女子紫帯フェザーを制したソフィアの妹、ジェサはAOJへ柔術留学を行ったルアナ・ディアスのホストファミリーだ。
そこに今年のムンジアルで2階級制覇を成し遂げたカロリーナ・クワハラ、ホシャ柔術のホジェリオ・クリストの愛娘のフェルナンダ・クリストが加わり、日米実力派の熱戦が展開された。
ジュブナイル青帯フェザーはピュアブレッドグアムのドーソン・アルセオ以外全員日本勢の4人トーナメント。丹羽飛龍(AXIS横浜)は初戦でドーソンをP9-2で退けて決勝進出。
反対ブロックはギリェルミ・ナカガワ(ブルテリアボンサイ)がP11-0でタイソン・ワダ(Destiny Gym)を完封して決勝へ。
飛龍とギリェルミの決勝は、P2-0でギリェルミ勝利に終わるかと思われた終了間際、飛龍からテイクダウンを取られまいとマットから意図的に出たとして、ギリェルミがペナルティを取られて2ポイント献上。これにより、アームバーのアドバンテージを得ていた丹羽がP2-2、A1-0で接戦をものにした。
ライトも4人トーナメント。丹羽怜音(AXIS横浜)はマイケ・オオウラ(ブルテリアボンサイ)との初戦で、P0-0、A3-2と競り負けて初戦敗退。
そのマイケは決勝でカウエ・オリヴェイラ(Impacto Japan B.J.J.)と対戦し、2:34、ボーアロをきっちり極めて金メダル獲得。
ライトオープンは初戦で怜音が奮起。ドーソンをP5-0で下し、準決勝はギリェルミにP2-2、A1-1からレフェリー判定で勝利し、決勝進出を決める。
反対ブロックを勝ち上がってきたのは階級別優勝のマイケ・オオウラ。マイケは初戦でタイソンをP2-0、準決勝でファビオ・タケシ・ハラダ(INFIGHT JAPAN)をP4-0で破って勝ち上がってきた。
階級別のリベンジを果たしたい怜音だったがP0-0、A1-0で敗退。マイケが階級別・無差別のWゴールドを獲得した。
ヘビーオープン初戦では、ミディアムヘビーワンマッチ決勝で対戦済みのウィリアン・サイオ(INFIGHT JAPAN)とクーパー・バーナム(Absolute MMA Australia)が再戦。階級ではクーパーが勝利しているが、今回もウィリアンが終盤にスイープを許し、P2-0で敗退。クーパーがそのまま勝ち上がり、Wゴールドを達成している。
女子ジュブナイル青帯階級別はミディアムヘビーのみが組まれた。カロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)、フェルナンダ・クリスト(ホシャ柔術)、ジェサ・カーン(AOJ)の巴戦となり、スイープに成功したカロリーナがジェサをP2-0で破って決勝進出。
負けられないジェサだったが、フェルナンダとの対戦ではP12-0と大量リードされ、終了間際に腕十字を極められると、試合終了のコールと同時にたまらずタップ。
決勝はカロリーナvsフェルナンダ。グランドスラム東京ですでに対戦し、カロリーナが1勝をあげているが、この試合はスイープの2ポイントを死守したフェルナンダがP2-0で勝利し階級別優勝。
無差別には階級別で1人優勝だったイザベレ・フローレス(AOJ)もエントリー。イザベレとカロリーナの初戦は、三角や腕十字を狙うなど終始優位に試合を進めたカロリーナがP6-0で勝利。
ジェサとの再戦をP2-0で勝利したフェルナンダとカロリーナの無差別決勝は、4:48、カロリーナがRNCを奪ったフェルナンダからリベンジを果たし、無差別優勝を決めている。
【今日が誕生日の柔術家】早川光由(42)
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