2017年09月24日
【結果】ADCC2017:日本人選手の主な結果
9/23-24の2日間、フィンランド・ヘルシンキのエスポーメトロアリーナで開催されているアブダビコンバット、略してADCCの大会初日に行われた日本人選手の主な結果です。
今大会に参戦した日本人選手は-66kgに嶋田裕太(ネクサセンス)、-99kgに小澤幸康(TEAM KAZE)、+99kgに関根秀樹(ボンサイ)、女子-60kgに湯浅麗歌子(SASA BJJ)に加え、スーパファイトでヘンゾ・グレイシーと対戦する菊田早苗(GRABAKA)の5選手がヘルシンキ入りしている。
この中でADCC初出場となる嶋田以外の小澤、関根、湯浅は前回大会に引き続いての参戦となるが、前回のブラジル・サンパウロ大会では3選手とも初戦敗退に終わっている。
トーナメントに参戦する4選手の初戦の対戦相手は厳しい組み合わせとなってしまったが、出場選手の全員が強豪といっていい今大会だけにそれは仕方がないだろう。
嶋田は前回大会3位入賞の"タンキーニョ"ことアウグスト・メンデスと、小澤はブラジル予選王者の"プレギーサ"ことフェリッペ・ペナ、シュレック関根は前回大会優勝のオーランド・サンチェスとそれぞれ当たるとことなった。
また女子は男子の16人トーナメントの半数となる8人トーナメントで、階級も-60kgと+60kgの2階級のみの開催となっており、-60kgに出場する湯浅はミッシェル・ニコリニと対戦する。
このニコリニと湯浅は前回大会でも初戦で対戦しており、ポイント2-0で湯浅が破れているがノーギ2戦目となる今回ではどうか。
組技世界一決定戦と称されるADCCのノルェー大会、日本人選手のトーナメントでの試合ぶりをレポートする。
-66kg級1回戦
嶋田裕太(ネクサセンス)
vs
アウグスト・メンデス"タンキーニョ"(ソウルファイターズ)
試合開始早々からアグレッシブに攻めていくタンキーニョが引き込んでバタフライスイープでトップポジションをキープし、そこからパスの猛攻を仕掛け、それを嶋田が凌ぐ展開が続く。そして延長に入り、タックルで倒したタンキーニョがそのままサイドのクリーンテイクダウンで4ポイントを獲得して勝利した。
99kg級1回戦
小澤幸康(TEAM KAZE)
vs
フェリッペ・ペナ"プレギーサ"(グレイシーバッハ)
試合序盤は立ち勝負に付き合ったプレギーサもすぐに引き込んでガードへ。そこからバックテイクに成功し、そのまま試合後半のポイントタイムに突入してポイントを獲得。それを確認してから冷静にバックチョークを極めていき、6:24 プレギーサが一本勝ちで小澤から勝利。
+99kg級1回戦
関根"シュレック"秀樹(ボンサイ)
vs
オーランド・サンチェス(グレイシーバッハ)
試合開始早々に引き込んだシュレックをオーランドがパスするも試合前半はポイントが入らないADCCルールなのでノーポイント。試合後半もノーポイントのまま終了し延長戦に突入。そこでテイクダウンに成功したオーランドが2ポイント獲得し膠着のペナルティがオーランドに1つ入ったが勝敗には関係せず。
女子-60kg級1回戦
湯浅麗歌子(SASA BJJ)
vs
ミッシェル・ニコリニ(チェックマット)
本戦ではお互いノーポイントで延長戦に入るも、そこでもノーポイントのままでレフェリー判定になり、ニコリニが判定勝ちした。この湯浅の敗退で今大会に参戦した日本人選手は前回大会に引き続き全員が初戦敗退という残念な結果になってしまった。このADCCで1勝を挙げるのは至難の業だと改めて感じた次第だ。
Photo : Satoshi Narita / Jiu Jitsu NERD
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
トーナメントに参戦する4選手の初戦の対戦相手は厳しい組み合わせとなってしまったが、出場選手の全員が強豪といっていい今大会だけにそれは仕方がないだろう。
嶋田は前回大会3位入賞の"タンキーニョ"ことアウグスト・メンデスと、小澤はブラジル予選王者の"プレギーサ"ことフェリッペ・ペナ、シュレック関根は前回大会優勝のオーランド・サンチェスとそれぞれ当たるとことなった。
また女子は男子の16人トーナメントの半数となる8人トーナメントで、階級も-60kgと+60kgの2階級のみの開催となっており、-60kgに出場する湯浅はミッシェル・ニコリニと対戦する。
このニコリニと湯浅は前回大会でも初戦で対戦しており、ポイント2-0で湯浅が破れているがノーギ2戦目となる今回ではどうか。
組技世界一決定戦と称されるADCCのノルェー大会、日本人選手のトーナメントでの試合ぶりをレポートする。
-66kg級1回戦
嶋田裕太(ネクサセンス)
vs
アウグスト・メンデス"タンキーニョ"(ソウルファイターズ)
試合開始早々からアグレッシブに攻めていくタンキーニョが引き込んでバタフライスイープでトップポジションをキープし、そこからパスの猛攻を仕掛け、それを嶋田が凌ぐ展開が続く。そして延長に入り、タックルで倒したタンキーニョがそのままサイドのクリーンテイクダウンで4ポイントを獲得して勝利した。
99kg級1回戦
小澤幸康(TEAM KAZE)
vs
フェリッペ・ペナ"プレギーサ"(グレイシーバッハ)
試合序盤は立ち勝負に付き合ったプレギーサもすぐに引き込んでガードへ。そこからバックテイクに成功し、そのまま試合後半のポイントタイムに突入してポイントを獲得。それを確認してから冷静にバックチョークを極めていき、6:24 プレギーサが一本勝ちで小澤から勝利。
+99kg級1回戦
関根"シュレック"秀樹(ボンサイ)
vs
オーランド・サンチェス(グレイシーバッハ)
試合開始早々に引き込んだシュレックをオーランドがパスするも試合前半はポイントが入らないADCCルールなのでノーポイント。試合後半もノーポイントのまま終了し延長戦に突入。そこでテイクダウンに成功したオーランドが2ポイント獲得し膠着のペナルティがオーランドに1つ入ったが勝敗には関係せず。
女子-60kg級1回戦
湯浅麗歌子(SASA BJJ)
vs
ミッシェル・ニコリニ(チェックマット)
本戦ではお互いノーポイントで延長戦に入るも、そこでもノーポイントのままでレフェリー判定になり、ニコリニが判定勝ちした。この湯浅の敗退で今大会に参戦した日本人選手は前回大会に引き続き全員が初戦敗退という残念な結果になってしまった。このADCCで1勝を挙げるのは至難の業だと改めて感じた次第だ。
Photo : Satoshi Narita / Jiu Jitsu NERD
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear