2018年01月17日
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【レポ】「COPA Las Conchas 2018」
アパレルブランド・Las Conchasの冠大会として今年で7回目となった本大会だが、回数を重ねるごとに参加者を増やしてきた前回大会までとは一転、1月中旬という正月気分が抜け切らないタイミングでの開催が裏目に出たか大幅に参加者が減少し、試合も2面での進行となった。
とはいえ、すでに試合結果を速報したスーパーファイトをはじめ、本戦でも見所の多い試合が多く見られ、Las Conchasがスポンサードする“ラスコン戦士”たちも活躍していたのは見どころだったといえるだろう。
Las Conchasは2月の沖縄大会、3月の白帯限定大会「WHITE RIOT」とすでに告知されている大会をはじめ、2018年は新潟や岐阜といった地方での大会開催も予定しているという。
いま東京は大会の開催ラッシュで1大会あたりの参加者数が減少傾向にあるので、こういった地方大会の開催により、東京以外の地域の柔術熱アップに貢献できるか、今後の展開に期待したい。
なお、本大会はPeriscopeでライブストリーミングされ、そのアーカイブ映像が視聴可能となっているので、ぜひチェックして欲しい。
■アーカイブ映像はコチラから!
アダルト茶黒帯混合オープンクラス特別試合
荒井勇二(Over Limit BJJ)
vs
サニー・ウェビ(ENDURE BJJ)
スーパーファイトに出場した荒井と、茶帯のサニーによる茶黒混同のオープンクラス特別試合。
サニーのクローズドガードをパスしてバックを奪い、さらにサイドからキムラを極めた荒井が4:28、一本勝ちで黒帯の面目を保った。
アダルト茶帯ライト決勝戦
本江一起(VISCA)
vs
伊藤尚司(サニーフィット)
茶帯ライトのトーナメントは3人エントリーの巴戦に。
初戦で山田大聖(太田道場)から腕十字を奪い勝ち上がってきた本江がP2-2から終盤にスイープを奪い、P4-2で伊藤を退けて優勝。
シニア1茶帯フェザー決勝戦
杉本孝(パラエストラTB)
vs
石田浩(頂柔術)
杉本と石田のワンマッチ決勝は、P8-0から杉本が残り20秒で腕十字を極め、一本勝ちで石井を下して優勝。
シニア2茶帯ライトフェザー決勝戦
森下悠助(ノヴァウニオン)
vs
黒田道孝(代々木フォレスト柔術クラブ)
こちらもワンサイドゲームとなったワンマッチ決勝。森下がP22-0と黒田を終始圧倒し、ポイント勝ちで優勝を果たした。
アダルト紫帯フェザー決勝戦
大柳敬人(CARPE DIEM)
vs
西村大智(ストレイトBJJ)
テクニシャンの大柳か極めの西村か、スーパーファイトといっても過言ではない対戦が実現した紫帯フェザー決勝。スイープ・マウントでリードする大柳をガードに戻した西村がスイープに成功するも、終盤には大柳がスイープをきっちり返す試合巧者ぶりを発揮し、P8-2で大柳が階級別を制した。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
ルーカス・ヒロサワ(INFIGHT JAPAN)
vs
西村大智(ストレイトBJJ)
紫帯オープンクラスはケガから復帰したルーカスの独断場。
ルーカスは初戦の石井宏幸(高田馬場道場)、準決勝の大柳を得意の十字絞めで下して決勝進出。
対する西村はカイオ・サイキの欠場により不戦勝で勝ち上がってきた。
ルーカスをハーフに入れた西村だが、パスマウントを奪ったルーカスが十字絞めを仕掛け、西村が背中を見せたところで再び絞め上げて2:38にタップを奪う。
ルーカスが全3試合を連続の一本勝ちでオープンクラス優勝。
アダルト青帯ルースター決勝戦
ペドロ・アキラ・ネモト(INFIGHT JAPAN)
vs
高橋直樹(リバーサルジム立川ALPHA)
青帯ライトフェザー決勝は、初戦をチョークで勝ち上がってきたペドロが高橋を2:36、ボーアンドアローで仕留めて、2試合連続の一本勝ちで優勝。
アダルト青帯オープンクラス決勝戦
四坂幸大(一心柔術)
vs
ドグラス・トーレス(INFIGHT JAPAN)
階級別決勝と同じ顔合わせとなった青帯無差別決勝は、四坂がドグラスをエゼキエルで仕留めて3:23、一本勝ちでWゴールド獲得。
四坂は階級別決勝でもドグラスと対戦し、エゼキエルで一本勝ちと極めが冴え渡っていた。
女子アダルト青帯ライトフェザー決勝戦
内藤由利子(SORA BJJ)
vs
ヘナータ・ハルミ(INFIGHT JAPAN)
ワンマッチ決勝となった一戦は、引き込んだ内藤がヘナータを三角絞めで捉えて1:58、一本勝ちで優勝。
女子アダルト青帯フェザー決勝戦
ラケル・カワサキ(RUL BJJ)
vs
斎藤あゆみ(パラエストラ川崎)
“Edge”のリングネームで総合を舞台に活躍していた斎藤とラケルのワンマッチ決勝。
IBJJFヨーロピアン参戦を控えるラケルが快調な動きを見せ、P9-0から5:15、腕十字を極めて一本勝ち。
階級別優勝者同士の対戦となった女子アダルト青帯オープンクラス初戦は、ラケルが終盤にデラヒーバからのスイープに成功してP4-2で内藤を退け、決勝は同門のアガタ・フランコとシェアしてWゴールド獲得。
女子白帯オープンクラス決勝
松屋うの(ミューズ柔術アカデミー)
vs
マリー・アロウシャ(INFIGHT JAPAN)
女子白帯無差別ではアイスリボンを主戦場にするプロレスラーの松屋と元リンダ3世のムツミことマリー・アロウシャの“異業種マッチ”が実現。
開始早々巴投げを決められ、マウント三角にも捉えられた松屋だが、残り9秒で腕十字を極めて一本勝ち。
階級別は準優勝だった松屋は柔術デビュー戦で嬉しい金メダル獲得だった。
【今後のLas Conchas主催大会予定】
『COPA Las Conchas 2018 OKINAWA』
■日時:2/25(日)
■会場:奥武山武道館(沖縄・那覇)
■柔術はコチラ、ノーギはコチラから!
【出場申し込み受付中】
『WHITE RIOT 2018』
日時:3/4(日)
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
■大会詳細はコチラから!
『COPA Las Conchas 2018 NIIGATA』
日時:5/27(日)
会場:新津武道館(新潟県)
『COPA Las Conchas 2018 GIFU』
日時:6月(予定)
会場:岐阜市内予定
『BLUE DESTINY 2018』
日時:7/8(日)
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
【今日が誕生日の柔術家】瀧澤恵介(43)、ダニエル・ハト、ザタ・トスカーノ、カーロス・グレイシーJr、大賀幹夫(47)
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
とはいえ、すでに試合結果を速報したスーパーファイトをはじめ、本戦でも見所の多い試合が多く見られ、Las Conchasがスポンサードする“ラスコン戦士”たちも活躍していたのは見どころだったといえるだろう。
Las Conchasは2月の沖縄大会、3月の白帯限定大会「WHITE RIOT」とすでに告知されている大会をはじめ、2018年は新潟や岐阜といった地方での大会開催も予定しているという。
いま東京は大会の開催ラッシュで1大会あたりの参加者数が減少傾向にあるので、こういった地方大会の開催により、東京以外の地域の柔術熱アップに貢献できるか、今後の展開に期待したい。
なお、本大会はPeriscopeでライブストリーミングされ、そのアーカイブ映像が視聴可能となっているので、ぜひチェックして欲しい。
■アーカイブ映像はコチラから!
アダルト茶黒帯混合オープンクラス特別試合
荒井勇二(Over Limit BJJ)
vs
サニー・ウェビ(ENDURE BJJ)
スーパーファイトに出場した荒井と、茶帯のサニーによる茶黒混同のオープンクラス特別試合。
サニーのクローズドガードをパスしてバックを奪い、さらにサイドからキムラを極めた荒井が4:28、一本勝ちで黒帯の面目を保った。
アダルト茶帯ライト決勝戦
本江一起(VISCA)
vs
伊藤尚司(サニーフィット)
茶帯ライトのトーナメントは3人エントリーの巴戦に。
初戦で山田大聖(太田道場)から腕十字を奪い勝ち上がってきた本江がP2-2から終盤にスイープを奪い、P4-2で伊藤を退けて優勝。
シニア1茶帯フェザー決勝戦
杉本孝(パラエストラTB)
vs
石田浩(頂柔術)
杉本と石田のワンマッチ決勝は、P8-0から杉本が残り20秒で腕十字を極め、一本勝ちで石井を下して優勝。
シニア2茶帯ライトフェザー決勝戦
森下悠助(ノヴァウニオン)
vs
黒田道孝(代々木フォレスト柔術クラブ)
こちらもワンサイドゲームとなったワンマッチ決勝。森下がP22-0と黒田を終始圧倒し、ポイント勝ちで優勝を果たした。
アダルト紫帯フェザー決勝戦
大柳敬人(CARPE DIEM)
vs
西村大智(ストレイトBJJ)
テクニシャンの大柳か極めの西村か、スーパーファイトといっても過言ではない対戦が実現した紫帯フェザー決勝。スイープ・マウントでリードする大柳をガードに戻した西村がスイープに成功するも、終盤には大柳がスイープをきっちり返す試合巧者ぶりを発揮し、P8-2で大柳が階級別を制した。
アダルト紫帯オープンクラス決勝戦
ルーカス・ヒロサワ(INFIGHT JAPAN)
vs
西村大智(ストレイトBJJ)
紫帯オープンクラスはケガから復帰したルーカスの独断場。
ルーカスは初戦の石井宏幸(高田馬場道場)、準決勝の大柳を得意の十字絞めで下して決勝進出。
対する西村はカイオ・サイキの欠場により不戦勝で勝ち上がってきた。
ルーカスをハーフに入れた西村だが、パスマウントを奪ったルーカスが十字絞めを仕掛け、西村が背中を見せたところで再び絞め上げて2:38にタップを奪う。
ルーカスが全3試合を連続の一本勝ちでオープンクラス優勝。
アダルト青帯ルースター決勝戦
ペドロ・アキラ・ネモト(INFIGHT JAPAN)
vs
高橋直樹(リバーサルジム立川ALPHA)
青帯ライトフェザー決勝は、初戦をチョークで勝ち上がってきたペドロが高橋を2:36、ボーアンドアローで仕留めて、2試合連続の一本勝ちで優勝。
アダルト青帯オープンクラス決勝戦
四坂幸大(一心柔術)
vs
ドグラス・トーレス(INFIGHT JAPAN)
階級別決勝と同じ顔合わせとなった青帯無差別決勝は、四坂がドグラスをエゼキエルで仕留めて3:23、一本勝ちでWゴールド獲得。
四坂は階級別決勝でもドグラスと対戦し、エゼキエルで一本勝ちと極めが冴え渡っていた。
女子アダルト青帯ライトフェザー決勝戦
内藤由利子(SORA BJJ)
vs
ヘナータ・ハルミ(INFIGHT JAPAN)
ワンマッチ決勝となった一戦は、引き込んだ内藤がヘナータを三角絞めで捉えて1:58、一本勝ちで優勝。
女子アダルト青帯フェザー決勝戦
ラケル・カワサキ(RUL BJJ)
vs
斎藤あゆみ(パラエストラ川崎)
“Edge”のリングネームで総合を舞台に活躍していた斎藤とラケルのワンマッチ決勝。
IBJJFヨーロピアン参戦を控えるラケルが快調な動きを見せ、P9-0から5:15、腕十字を極めて一本勝ち。
階級別優勝者同士の対戦となった女子アダルト青帯オープンクラス初戦は、ラケルが終盤にデラヒーバからのスイープに成功してP4-2で内藤を退け、決勝は同門のアガタ・フランコとシェアしてWゴールド獲得。
女子白帯オープンクラス決勝
松屋うの(ミューズ柔術アカデミー)
vs
マリー・アロウシャ(INFIGHT JAPAN)
女子白帯無差別ではアイスリボンを主戦場にするプロレスラーの松屋と元リンダ3世のムツミことマリー・アロウシャの“異業種マッチ”が実現。
開始早々巴投げを決められ、マウント三角にも捉えられた松屋だが、残り9秒で腕十字を極めて一本勝ち。
階級別は準優勝だった松屋は柔術デビュー戦で嬉しい金メダル獲得だった。
【今後のLas Conchas主催大会予定】
『COPA Las Conchas 2018 OKINAWA』
■日時:2/25(日)
■会場:奥武山武道館(沖縄・那覇)
■柔術はコチラ、ノーギはコチラから!
【出場申し込み受付中】
『WHITE RIOT 2018』
日時:3/4(日)
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
■大会詳細はコチラから!
『COPA Las Conchas 2018 NIIGATA』
日時:5/27(日)
会場:新津武道館(新潟県)
『COPA Las Conchas 2018 GIFU』
日時:6月(予定)
会場:岐阜市内予定
『BLUE DESTINY 2018』
日時:7/8(日)
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
【今日が誕生日の柔術家】瀧澤恵介(43)、ダニエル・ハト、ザタ・トスカーノ、カーロス・グレイシーJr、大賀幹夫(47)
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear