2018年04月02日
【インタビュー】ジョナサン・サタバ:マルセロに出会えたことは幸運だと思っている
先月下旬に初来日しセミナーを行ったジョナサン・サタバ。
サタバはかのマルセロ・ガルシアの黒帯でニューヨークを代表する選手の一人だ。
茶帯時代はパン選手権とワールドノーギを当時のチームメイトだったディロン・ダニスとクローズアウトするなど活躍し、黒帯になってからもワールドプロ予選で優勝し本戦出場を決めている。
そんなサタバのインタビューを紹介する。
──初来日したジョナサン・サタバです。まず日本の印象から教えてください。
サタバ:非常にいい印象を持っているよ。日本では2回のセミナーを行ったんだけど、最初がCARPE DIEMで次はCAVE MMAだ。CARPE DIEMはNYでも会っていたマサ(岩崎正寛)が、CAVEでのセミナーはユータがアテンドしてくれたんだ。セミナー以外の時間は観光することでもできたし練習することもできたから充実していたね。短い期間だったけどいい滞在だったよ。
──CARPE DIEMのノーギ練習に参加したんですよね。
サタバ:ああ、ハイレベルなトレーニングで楽しかったよ。タフガイがたくさんで、楽しかったよ。バケーションでなまっていたカラダがシャキッとした気分さ。
──あなたが滞在していた時期にIBJJFの東京国際も行われていましたが試合には出ていませんでした。なぜですか?
サタバ:日本滞在と同じ時期に大会があるなんてしらなかったんだよ!大会があるって知ったときに事前に取っていたフライトは土曜の夜に日本到着だったから1日フライトスケジュール早くしようとしたけど手数料がバカ高かったから断念したんだ。残念だったね。
──ではあなたの柔術的な経歴を聞いていきます。柔術を始めたのはいつでしたか?
サタバ:2007年末だったね。高校のときから格闘技が好きでMMAとか見ていたんだ。それで大学に進学してからキャンパスの近くにマーシャルアーツクラブがあって、そこで始めたのが最初だよ。そこにはエディ・カミングスもいたんだ。小さなサークルみたいなジムだったね。そこで青帯を取得してからマルセロ・ガルシアのジムができて移籍したんだよ。
──なぜマルセロのジムに移籍したんでしょうか?
サタバ:マルセロは最初、NYで指導してたけどMMAのキャリアをスタートするということでフロリダに行っていたんだ、その後にまたNYに戻ってきて自身のジムをオープンすると知って、それで加入したんだ。マルセロがジムをオープンしてから1年後ぐらいのときだったかな?それからは毎日クラスに参加して2015年1月に黒帯を取得したよ。マルセロは競技者として優れているだけでなく指導者としても人間的にも素晴らしい人物だ。マルセロに出会えたことは幸運だと思っているよ。
──黒帯をもらったときは何かきっかけがあったんでしょうか?
サタバ:いや別になにもなかったよ。2015年の年明けに黒帯昇格を知らされたんだ。練習はちゃんとしてたし、茶帯では大会で結構いい戦績を残しているよ。でも大会結果以上にマルセロはジムの中での練習態度を重視していて、ちゃんと練習井来てるか、練習してるかをチェックしている。それらを総合的に評価して黒帯が許されたんじゃないかな?
──今回あなたは日本でのセミナー2回でそれぞれ違ったテーマで行いました。最初がXガードで次がハーフガードでした。それぞれのテクニックで一番大事なポイントを教えてもらえますか?
サタバ:1つに絞るのは難しいけど、Xガードは相手の体重移動がキモだね。いかにバランスを崩し、自分の足のフックを維持するかが重要だ。そしてハーフガードは腰の位置と動かし方にポイントがある。腰を置く場所によって自分の体重が相手にどう伝わるかを考えなければいけない。どっちも言葉で伝えるのは難しいから、ぜひボクのセミナーに参加して欲しいね。
──セミナーではXガードとハーフガードを指導しましたが、あなたが一番得意とするポジション、またはテクニックはなんですか?
サタバ:それはノースサウスチョークだね。あとギロチンも好きだ。奇遇にもどっちもマルセロの得意技なんだけど(笑)。あとはRNC(リアネイキッドチョーク)もよく使うね。特にノーギの試合のときはチョーク系のテクニックを多用してるよ。
──では最後に今後の目標をお願いします。
サタバ:近い目標でいえば来月のワールドプロで優勝すること。ワールドプロはIBJJFと違う体重カテゴリーだし計量も前日計量だから体重調整が難しいけどベストを尽くすよ。遠い将来でいえば自分のジムを出すことかな。出すとしたら自分のホームタウンのロングアイランドで出したいね。そうすればマルセロのジムでの練習も継続できるし、ジムの仲間たちとも離れることがないから。まだ具体的にいつとかは考えてないけど、いつかは自分のジムを出すのが夢だね。
(3月27日・一軒目酒場・代々木店にて収録)
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
サタバ:非常にいい印象を持っているよ。日本では2回のセミナーを行ったんだけど、最初がCARPE DIEMで次はCAVE MMAだ。CARPE DIEMはNYでも会っていたマサ(岩崎正寛)が、CAVEでのセミナーはユータがアテンドしてくれたんだ。セミナー以外の時間は観光することでもできたし練習することもできたから充実していたね。短い期間だったけどいい滞在だったよ。
──CARPE DIEMのノーギ練習に参加したんですよね。
サタバ:ああ、ハイレベルなトレーニングで楽しかったよ。タフガイがたくさんで、楽しかったよ。バケーションでなまっていたカラダがシャキッとした気分さ。
──あなたが滞在していた時期にIBJJFの東京国際も行われていましたが試合には出ていませんでした。なぜですか?
サタバ:日本滞在と同じ時期に大会があるなんてしらなかったんだよ!大会があるって知ったときに事前に取っていたフライトは土曜の夜に日本到着だったから1日フライトスケジュール早くしようとしたけど手数料がバカ高かったから断念したんだ。残念だったね。
──ではあなたの柔術的な経歴を聞いていきます。柔術を始めたのはいつでしたか?
サタバ:2007年末だったね。高校のときから格闘技が好きでMMAとか見ていたんだ。それで大学に進学してからキャンパスの近くにマーシャルアーツクラブがあって、そこで始めたのが最初だよ。そこにはエディ・カミングスもいたんだ。小さなサークルみたいなジムだったね。そこで青帯を取得してからマルセロ・ガルシアのジムができて移籍したんだよ。
──なぜマルセロのジムに移籍したんでしょうか?
サタバ:マルセロは最初、NYで指導してたけどMMAのキャリアをスタートするということでフロリダに行っていたんだ、その後にまたNYに戻ってきて自身のジムをオープンすると知って、それで加入したんだ。マルセロがジムをオープンしてから1年後ぐらいのときだったかな?それからは毎日クラスに参加して2015年1月に黒帯を取得したよ。マルセロは競技者として優れているだけでなく指導者としても人間的にも素晴らしい人物だ。マルセロに出会えたことは幸運だと思っているよ。
──黒帯をもらったときは何かきっかけがあったんでしょうか?
サタバ:いや別になにもなかったよ。2015年の年明けに黒帯昇格を知らされたんだ。練習はちゃんとしてたし、茶帯では大会で結構いい戦績を残しているよ。でも大会結果以上にマルセロはジムの中での練習態度を重視していて、ちゃんと練習井来てるか、練習してるかをチェックしている。それらを総合的に評価して黒帯が許されたんじゃないかな?
──今回あなたは日本でのセミナー2回でそれぞれ違ったテーマで行いました。最初がXガードで次がハーフガードでした。それぞれのテクニックで一番大事なポイントを教えてもらえますか?
サタバ:1つに絞るのは難しいけど、Xガードは相手の体重移動がキモだね。いかにバランスを崩し、自分の足のフックを維持するかが重要だ。そしてハーフガードは腰の位置と動かし方にポイントがある。腰を置く場所によって自分の体重が相手にどう伝わるかを考えなければいけない。どっちも言葉で伝えるのは難しいから、ぜひボクのセミナーに参加して欲しいね。
──セミナーではXガードとハーフガードを指導しましたが、あなたが一番得意とするポジション、またはテクニックはなんですか?
サタバ:それはノースサウスチョークだね。あとギロチンも好きだ。奇遇にもどっちもマルセロの得意技なんだけど(笑)。あとはRNC(リアネイキッドチョーク)もよく使うね。特にノーギの試合のときはチョーク系のテクニックを多用してるよ。
──では最後に今後の目標をお願いします。
サタバ:近い目標でいえば来月のワールドプロで優勝すること。ワールドプロはIBJJFと違う体重カテゴリーだし計量も前日計量だから体重調整が難しいけどベストを尽くすよ。遠い将来でいえば自分のジムを出すことかな。出すとしたら自分のホームタウンのロングアイランドで出したいね。そうすればマルセロのジムでの練習も継続できるし、ジムの仲間たちとも離れることがないから。まだ具体的にいつとかは考えてないけど、いつかは自分のジムを出すのが夢だね。
(3月27日・一軒目酒場・代々木店にて収録)
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear