2018年04月23日
【レポ】マリアナスオープン2018:黒帯デビジョン1
4/22(日)、グアムのフェニックスセンターで「マリアナスオープン2018」が開催された。
例年通りに今大会でもグアム外から多数の強豪黒帯を招聘して賞金トーナメントが行われ、見どころの多い大会となっている。
黒帯賞金トーナメントは180lbsのデビジョン1と210lbsのデビジョン2が行われたが、まずは日本から岩崎とトーマスが参戦したデビジョン1の試合からレポートしたい。
デビジョン1には10人の選手がエントリーし、昨年度の王者であるイザッキ・バイエンセ、プロイベント・カサイのベルトホルダーのヘナート・カヌートに元ムンジアル王者にしてUFCファイターのギルバート・ドゥリーニョら錚々たるメンバーが名を連ねており、かなりの激戦が予想された。
既報の通りに岩崎はドゥリーニョと、トーマスはロマーリョと初戦を戦い、両者ともレフリー判定にもつれ込む僅差の試合となった。
そして両者は明暗を分け、岩崎は勝利もトーマスは敗れ初戦で姿を消すこととなった。
1回戦で元ムンジアル王者のドゥリーニョに勝利という金星を挙げた岩崎だが、準決勝で昨年度の王者であるイザッキに絞めで瞬殺されるも、3位決定戦で判定勝ちし見事に銅メダルと賞金500ドルを獲得している。
その岩崎に勝ったイザッキは反対ブロックを勝ち上がってきたヘナート・カヌートと去年のリマッチとなる決戦戦を戦い、昨年と同じくテイクダウンのポイントで勝利して大会2連覇達成。
金メダル&チャンピオンベルトに加え、さらに賞金1万ドルをも手にしてご満悦の様子だった。
なお3位に入賞した岩崎の試合後のインタビューは追って紹介する予定となっているので楽しみに待っていて欲しい。
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)はディエゴ・ロマーリョ(ZRチーム)と対戦。
ディエゴは引き込んでワームガードでトーマスの動きを止める。
両者ともそのまま目立った動きはなくレフェリー判定でディエゴが勝利。
トーマスは初戦敗退という結果となった。
巨大なモニターが真ん中から割れて入場するシステムのマリアナスオープン。
プロトーナメントらしい派手な演出から入場の岩崎正寛(CARPE DIEM)。
1回戦の相手はギルバート・ドゥリーニョ(ゼニスJJ)。
2012年のムンジアル王者で現在はMMAで活躍中の強豪。
そのドゥリーニョを相手に立ち技で真っ向勝負を挑んだ岩崎は一進一退の攻防を展開。
そして試合の終盤に片足タックルでドゥリーニョの片足を抱えてテイクダウン寸前までいった。
片足タックルは帯取り返しの攻防の中で潰されてしまったが、試合はレフェリー判定にもつれ込む接戦に。
メインレフェリーのエジソンはドゥリーニョ、サブレフェリーの荒牧誠と若山達也は岩崎の勝利を支持し、レフェリー判定2−1で岩崎が勝利して準決勝戦へ勝ち上がった。
準決勝戦はイザッキ・バイエンセ(アリアンシ)との対戦になり、引き込んだ岩崎のガードを難なくパスしたイザッキがサイドから絞めを極め、1:01 一本勝ちで。
ドゥリーニョ相手に金星を挙げた岩崎だったが2試合目で力尽きた。
岩崎は3位決定戦でセルビオ・トゥリオ(グレイシーバッハ)と対戦。
セルビオは昨年のマリアナスオープン茶帯王者でワールドノーギで優勝し黒帯になった選手で、セルビオをスイープし2−0で勝利、3位入賞を果たした。
決定戦は岩崎に勝利したイザッキと反対ブロックを勝ち上がったヘナート・カヌート(ゼニスJJ)の顔合わせに。
この両者は昨年のマリアナスオープンでも対戦し、その試合は4−0でイザッキが勝利しているが、今回の対戦もテイクダウンしたイザッキが2−0で連勝しトーナメント優勝を決めた。
優勝したイザッキは賞金1万ドルとチャンピオンベルトを手にし、大会2連覇。
イザッキは今年のヨーロピアンで優勝しており、黒帯でも着実に実績を重ねてきている。
ディビジョン1表彰台
優 勝 イザッキ・バイエンセ(アリアンシ)
準優勝 ヘナート・カヌート(ゼニスJJ)
3 位 岩崎正寛(CARPE DIEM)
【今日が誕生日の柔術家】ギレルミ・フミ(38)、池田譲(34)
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
既報の通りに岩崎はドゥリーニョと、トーマスはロマーリョと初戦を戦い、両者ともレフリー判定にもつれ込む僅差の試合となった。
そして両者は明暗を分け、岩崎は勝利もトーマスは敗れ初戦で姿を消すこととなった。
1回戦で元ムンジアル王者のドゥリーニョに勝利という金星を挙げた岩崎だが、準決勝で昨年度の王者であるイザッキに絞めで瞬殺されるも、3位決定戦で判定勝ちし見事に銅メダルと賞金500ドルを獲得している。
その岩崎に勝ったイザッキは反対ブロックを勝ち上がってきたヘナート・カヌートと去年のリマッチとなる決戦戦を戦い、昨年と同じくテイクダウンのポイントで勝利して大会2連覇達成。
金メダル&チャンピオンベルトに加え、さらに賞金1万ドルをも手にしてご満悦の様子だった。
なお3位に入賞した岩崎の試合後のインタビューは追って紹介する予定となっているので楽しみに待っていて欲しい。
トーマス・ミツ(CARPE DIEM)はディエゴ・ロマーリョ(ZRチーム)と対戦。
ディエゴは引き込んでワームガードでトーマスの動きを止める。
両者ともそのまま目立った動きはなくレフェリー判定でディエゴが勝利。
トーマスは初戦敗退という結果となった。
巨大なモニターが真ん中から割れて入場するシステムのマリアナスオープン。
プロトーナメントらしい派手な演出から入場の岩崎正寛(CARPE DIEM)。
1回戦の相手はギルバート・ドゥリーニョ(ゼニスJJ)。
2012年のムンジアル王者で現在はMMAで活躍中の強豪。
そのドゥリーニョを相手に立ち技で真っ向勝負を挑んだ岩崎は一進一退の攻防を展開。
そして試合の終盤に片足タックルでドゥリーニョの片足を抱えてテイクダウン寸前までいった。
片足タックルは帯取り返しの攻防の中で潰されてしまったが、試合はレフェリー判定にもつれ込む接戦に。
メインレフェリーのエジソンはドゥリーニョ、サブレフェリーの荒牧誠と若山達也は岩崎の勝利を支持し、レフェリー判定2−1で岩崎が勝利して準決勝戦へ勝ち上がった。
準決勝戦はイザッキ・バイエンセ(アリアンシ)との対戦になり、引き込んだ岩崎のガードを難なくパスしたイザッキがサイドから絞めを極め、1:01 一本勝ちで。
ドゥリーニョ相手に金星を挙げた岩崎だったが2試合目で力尽きた。
岩崎は3位決定戦でセルビオ・トゥリオ(グレイシーバッハ)と対戦。
セルビオは昨年のマリアナスオープン茶帯王者でワールドノーギで優勝し黒帯になった選手で、セルビオをスイープし2−0で勝利、3位入賞を果たした。
決定戦は岩崎に勝利したイザッキと反対ブロックを勝ち上がったヘナート・カヌート(ゼニスJJ)の顔合わせに。
この両者は昨年のマリアナスオープンでも対戦し、その試合は4−0でイザッキが勝利しているが、今回の対戦もテイクダウンしたイザッキが2−0で連勝しトーナメント優勝を決めた。
優勝したイザッキは賞金1万ドルとチャンピオンベルトを手にし、大会2連覇。
イザッキは今年のヨーロピアンで優勝しており、黒帯でも着実に実績を重ねてきている。
ディビジョン1表彰台
優 勝 イザッキ・バイエンセ(アリアンシ)
準優勝 ヘナート・カヌート(ゼニスJJ)
3 位 岩崎正寛(CARPE DIEM)
【今日が誕生日の柔術家】ギレルミ・フミ(38)、池田譲(34)
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear