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2018年06月15日

【レポ】ムンジアル2018:黒帯決勝・その1

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今回から複数回に渡ってムンジアルの黒帯決勝戦をレポートしていく。

まずはルースターからフェザーまでの3階級だが、ルースターは既報の通りにブルーノ・マルファシーニがムンジアル10回優勝の金字塔を打ち立てて引退を宣言。

マットに黒帯を置いて去るお約束の引退パフォーマンスを演出したブルーノだが、これをやりながら翌年しれっと復帰したホムロ・バハルの例もあるだけに油断ならないところだ。

ライトフェザーは昨年の王者・マイキーとジョアオを破って決勝戦に勝ち上がったアリ・ファリアスの対戦となり、マイキーが変幻自在のガードワークからバックテイクして勝利し2年連続優勝を果たした。



そしてコブリンヤが不出場だったフェザーは番狂わせが続出し決勝戦はシェーン・ヒル・テイラーとカスカオンという顔合わせ。

カスカオンは実力者なのは間違いないが、試合ぶりがカタすぎて地味強の選手で相手の光を消すスタイルだけに名勝負となりにくい。

そのカスカオン相手に2回のスイープを決めて勝利したシェーンはムンジアルで5人目のアメリカ人世界王者となり、また初のアフリカンアメリカンワールドチャンピオンとなっている。


01
ルースター決勝戦
ブルーノ・マルファシーニ(アリアンシ)
vs
ホドネイ・バルボーザ(カタールJJ)



02
ホドネイのリバースデラヒーバのスイープのアタックを切り返して腕十字を極めたブルーノが4:34 一本勝ちして優勝。



03
ブルーノは今大会の全試合を極めての勝利で10回目の優勝を果たし、マットに黒帯を置いて引退を宣言して有終の美を飾った。



04
ライトフェザー決勝戦
マイキー・ムスメシ(ブラザCTA)
vs
アリ・ファリアス(ATOS)



05
引き込んだマイキーがアリのパスのアタックを凌ぎつつ反撃のチャンスをうかがう試合展開。
終盤にバックテイクに成功したマイキーが4−0で勝利し2年連続ムンジアル制覇を成し遂げた。



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マイキーは史上4人目のアメリカ人ムンジアル王者だが、アメリカ人ムンジアル王者が連覇したのは初。
これも記録に残る偉業だ。



07
フェザー決勝戦
シェーン・ヒル・テイラー(ロイドアーヴィン)
vs
レアンドロ・サッジオーロ"カスカオン"(BTT)



08
昨年のムンジアルではコブリンヤ相手にレフェリー判定で敗れるも一躍その名を知らしめたシェーン。
その勢いは今年も止まらずで自身初の決勝戦に進出。



09
カタい試合運びで難攻不落のカスカオンから2回のスイープに成功し4−2で勝利し悲願のムンジアル王者となったシェーン。
史上5人目のアメリカ人世界王者にして初のアフリカンアメリカン世界王者の誕生だ。



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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