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2018年07月17日

【レポ】コパラスコン茨城国際・スーパーファイト

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7/16(祝)、茨城県竜ケ崎市のたつのこアリーナで回さされたLas Conchas主催「COPA Las Conchas 2018 Ibaraki International」でスーパーファイト2試合が行われた。

コパラスコンの大会では地方大会の場合、そのホストアカデミーの推薦選手か大会を主催するLas Conchasのスポンサーを受けている選手のスーパーファイトを組むことが恒例となっており、これが大会の見どころの1つとなっている。



今回は青帯と茶帯のスーパーファイトの2試合が組まれた。

その青帯スーパーファイトは地元出身の高校生・鹿志村仁之介(ストライプル茨城)と鹿児島出身の18歳である平田孝士朗(CARPE DIEM)というともにティーンエイジャー同士の対戦だ。

試合形式はノータイムリミット・オンリーサブミッションマッチで、どちらかが相手を極めるまで終わらない完全決着ルールだ。

このルールは短時間で決まる場合もあれば1時間を超える長時間試合になる場合もあり、予測不能にして最も過酷なルールといえる。
まさにスーパーファイトとして組むに相応しい一戦からレポートしたい。


01
青帯スーパーファイト・ノータイムリミット・オンリーサブミッションマッチ
平田孝士朗(CARPE DIEM)
vs
鹿志村仁之介(ストライプル茨城)
試合の序盤はWガードの攻防が長く続いた。



02
試合を動かしていったのは平田だ。
時折立ち上がってパスのアタックを仕掛けていくが、パスガードには至らず。



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そしてまたもWガードの攻防になり、両者に膠着のペナルティが与えられた。



04
ともに疲労の表情が見られる中、鹿志村がフットロックを仕掛けるもこれは極まらず。



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さらにWガードで膠着のペナルティが両者に与えられ、スタンドでの再開になってから両者が引き込み、ついに鹿志村がスタンドで攻めるが優位な場面は作れず。



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またもWガードになったらが平田が立ち、渾身のパスガードアタックを仕掛けていくがパスできずに再びWガードの攻防に逆戻り。



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そして3度目の膠着のペナルティが両者に与えられ、累積ペナルティ3となり27:38、両者失格に。
試合後には異口同音に「慎重になってしまい攻めきれなかった」と悔しさを滲ませていた。

■試合動画はコチラから!



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茶帯スーパーファイト・IBJJFルール・73kg契約
佐野貴文(AXIS横浜)
vs
後藤琢磨(仙台草柔会)
茶帯スーパーファイトはムンジアル後に茶帯昇格した佐野と前回大会の新潟国際のスーパーファイトで敗れた後藤の再起戦。
この試合は後藤の希望でIBJJFルールで行われた。



09
引き込んだ佐野がスイープしかけるも後藤が防いで佐野がアドバンテージ先取。



10
後藤はパスを猛然と仕掛けていくも佐野のガードは固く突破できず。



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そこで佐野がスイープからバックを奪い4ポイントを獲得。




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ポイント4−0で佐野がリードし佐野優位な試合展開が続いていく。



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バックマウントから後藤はエスケープするもハーフガードまでいくのが精いっぱい。



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しかもガードに戻られた佐野の三角絞めに捕えられかけるがが、これは態勢を立て直して防いだ。



15
試合終了間際、集中力が切れかけた後藤に佐野が腕十字一閃。
腕が完全に伸びたかに見えたがこのままの状態で耐えて試合終了のブザーが鳴った。



16
試合は4−0で佐野が勝利。
佐野が茶帯デビュー戦でベテランの後藤を破る金星。
逆に後藤はスーパーファイト2連敗で大会主催のケニー板橋は「後藤に期待を込めてスーパーファイトに起用していたが、こうも不甲斐ない試合を見せられたらもうスーパーファイトは組めない。レギュラートーナメントから這い上がってもらいたい。」と手厳しいコメント。



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勝利した佐野には記念カップと勝利者賞の金一封が贈呈された。
佐野の次戦は7/29のグランドスラム東京の予定だ。

■試合動画はコチラから!



0819
【参加申し込み受付中】
青帯限定大会「BLUE DESTINY2018」
日時:8/19(日)
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
■大会詳細はコチラから!



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear


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