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2018年08月04日

【レポ】ABU DHABI GRAND SLAM TOKYO 2018:その2

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アブダビグランドスラム東京は高額な賞金の他にも特徴があり、会場規模がケタ違いに豪華なことが挙げられる。

マットは9面がセッテイングされ、その中の1つはTV中継用で他よりも大きい白いマットがあり、そこで黒帯の決勝戦などが行われていた。



さらに試合動画もFlograpplingで世界中にライブストリーミングで配信されていた。

そしてアダルト黒帯の決勝戦には各ゲートから選手が入場曲をバックに入場し、それぞれにカメラが付いてマットまでの入場を追うという演出も。

柔術の大会でここまで大規模な演出を行って開催されたのはこのアブダビグランドスラム東京以外にないだろう。

それに加えて総額1千万円以上の賞金が懸かっているのだから、今後もアブダビグランドスラム東京の注目度は上がっていくだろう。

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マスター黒帯69kg決勝戦
〇中村大輔(パトスタジオ)
vs
×マルセリーノ・フレイタス(ノヴァウニオンオーストラリア)
往年の名選手、マルセリーノはオーストラリアのノヴァウニオンのヘッドインストラクター兼選手として活躍中で今大会ではマスター1で参戦。
対するは国内トップの一人の中村で、マルセリーノをハーフガードのアドバンテージで退けた。



15
マスター1黒帯77kg決勝戦
〇ブルーノ・アモーリン(グレイシーバッハサウスジャカルタ)
vs
×ヨースキ・ストー(Impacto Japan BJJ)
2016年のIBJJFアジアで対戦し1勝1敗の戦績となっているアモーリンとヨースキの2年ぶりのリマッチはアドバンテージ1差でアモーリンが勝利して優勝。



16
マスター1黒帯85kg決勝戦
〇セルジオ・ヒオス(ブラザ99)
vs
×ペドロ・ジョルダオン(グレイシーバッハBH)
海外勢同士の決勝戦となったこの階級はテレスの黒帯であるセルジオがドラクリーノの黒帯のジョルダオンを2-0で破った。



17
マスター1黒帯94kg決勝戦
〇アンデルソン・タカハシ(EVOX)
vs
×ディーン・リーゼンバーグ(ベルメーリョBJJ)
現在は選手としてより指導者として手腕を発揮しているアンデルソンがあえて重い階級にエントリーし、ディーンとのスイープ合戦になるも競り勝って優勝。
敗れたディーンだがオモプラッタのキレが素晴らしかった。



09
女子は茶帯と黒帯が同じカテゴリーで試合を行った。
その49kgは今年のムンジアル茶帯準優勝のマイサ・バストス(GFチーム)が2試合を一本勝ちして余裕の優勝。



10
女子アダルト茶黒帯55kg決勝戦
〇アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
vs
×リヴィア・グルコウスカ(アブソルートMMA)
若干22歳のベルギー出身の黒帯、アマルが初来日し、リヴィアから腕十字を極め1:21 秒殺勝利。



11
女子アダルト茶黒帯62kg決勝戦
〇ラリッサ・パエス(パームスポーツ)
vs
×ナタリア・ズンバ(パームスポーツ)
アブダビの柔術チーム同士のワンマッチ決勝戦はラリッサがナタリアから勝利して優勝を飾る。



12
女子アダルト茶黒帯70kg決勝戦
〇サマンサ・クック(チェックマットインターナショナル)
vs
×クラウディア・ドヴァル(デラヒーバ)
2016-2017の2年連続ムンジアル王者のクラウジーニャだが今大会ではサマンサにレフェリー判定で敗れる波乱。
クラウジーニャは来月のIBJJFアジアに再来日予定とのこと。



13
女子アダルト茶黒帯90kg決勝戦
〇ガブリエリ・ペッサーニャ(INFIGHT)
vs
×ジェシカ・アンドラージ(パームスポーツ)
今年のIBJJF大会でグランドスラムを達成して茶帯昇格となったペッサーニャが黒帯を連破して優勝。
ペッサーニャは今週末開催のJBJJF全日本のも出場するから要チェックだ。



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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