English Portugues Japanese

2018年08月10日

【レポ】JBJJF全日本選手権:紫帯&青帯

00
JBJJF全日本選手権のレポ、今回は紫帯と青帯をまとめて紹介する。

紫帯で注目だったのが、ムンジアル王者イゴール・タナベと国内紫帯トップのルーカス・ヒロサワだ。

両者は昨年の全日本決勝、そして前週のアブダビグランドスラム東京の94kg決勝でも対戦し、どちらもイゴールが勝利している。



順当に勝ち上がった2人は決勝で相まみえ、アブダビでの試合内容(P2-0でイゴールが勝利)に満足できなかったというイゴールが序盤から猛攻を仕掛けてルーカスから一本勝ち。

ムンジアル王者の実力を見せつけた。

階級別では敗れたルーカスだがイゴールが欠場したオープンクラスでは優勝し、その表彰台で師匠のヘナート・シウバから茶帯を巻かれている。

だが出場予定だった今週末のコパ・ブルテリアは今大会で負傷したために欠場となってしまったのは残念だ。

そして青帯で活躍が光ったのは丹羽兄弟だ。

ルースターにエントリーした弟の飛竜は一本勝ちを量産して優勝。兄の怜音もライトフェザーながらオープンクラスも制してWゴールドを獲得している。

色帯は日系ブラジリアンの活躍が目立っていたが、この丹羽兄弟は貴重な日本人選手で、今後もその試合ぶりには注目していきたいところだ。


01
ボンサイからCARPE DIEMに電撃移籍した石黒翔也。
移籍直後のアブダビグランドスラム東京では紫帯62kg級を制し、今大会もライトフェザー決勝で栃澤欣之(徳島柔術)からボーアンドアローで一本勝ちし、JBJJF全日本3連覇。



02
紫帯フェザー決勝には大柳敬人(CARPE DIEM)と上久保周哉(頂柔術)が勝ち上がった。
アドバン1差で大柳リードの残り10秒、上久保がニーリーピングで一発DQとなり大柳が勝利。
競っていた試合だけに両者とも不完全燃焼の様子だった。



03
ダイナミックなムーブを繰り出し会場を沸かせていた風間敏臣(パラエストラ)。
紫帯ライト決勝は石井宏幸(頂柔術)をP6-2で下して優勝。



04
イゴール・タナベ(Roll Jiu-Jitsu Studio)とルーカス・ヒロサワ(INFIGHT JAPAN)の紫帯ヘビー決勝戦。
試合はポジショニングで圧倒したイゴールがP13-0と大量リードから5:11、マウントチョークで一本勝ちで優勝。



05
紫帯オープンクラスはイゴールが痛めていた足首の大事を取って欠場。
決勝は乗次秀彦(バッファロー柔術)にP14-0で圧勝した安藤切人(パラエストラ)とルーカスの顔合わせとなり、後半にバックを奪ったルーカスが絞めを狙ったところで試合終了。
優勝したルーカスは表彰台で茶帯に昇格した。



06
青帯ルースターは丹羽飛龍(AXIS)が初戦でペドロ・アキラをP6-4で下し、準決勝はバックチョーク、決勝はバックからの腕十字を極めて優勝。



07
青帯ライトフェザーは丹羽怜音(AXIS)が1:48、三角絞めを極めて優勝。怜音は無差別にもエントリーし、ミディアムヘビーを制したドグラス・トレス(INFIGHT JAPAN)をP2-0で下してWゴールド獲得。



08
平田孝士朗、ギリャルメ・ナカガワ、ファビオ・ハラダ、風間大五郎ら活きのいい若手選手が集結した青帯フェザーを制したのはダニーロ・ハマザキ(カーロストヨタBJJ)。
決勝はファビオ・ハラダ(INFIGHT JAPAN)からパスを奪っての優勝。



09
青帯ライトを制したのは高校生の鹿志村仁之介(ストライプル茨城)。
決勝では村井俊太(クラブバーバリアン)をP2-0で退けている。



【今日が誕生日の柔術家】ケリー・ランデル(56)、スコット・ネルソン(48)、川本秀行(49)、エリカ・サンタナ



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔