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2018年08月18日

【レポ】コパ・ブルテリア2018:青帯

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「コパ・ブルテリア2018」の青帯には海外からの招聘選手としてAOJからザック・カイナンが初来日を果たした。

ザックはビザ取得不可で来日キャンセルとなってしまったタイナン・ドゥプラの代打としての参戦だったが、見事にその穴を埋める活躍ぶりを見せた。

今年のムンジアルでジュブナイル2青帯で優勝している世界王者のザックは今大会ではアダルトでエントリー。

階級別はフェザーでオープンクラスにもエントリーし、姉妹前のコメントではWゴールドを狙うと宣言していた。



だがそれに待ったをかけたのがダニーロ・ハマザキだ。

ダニーロは今大会の前にアブダビグランドスラム東京とJBJJF全日本で優勝しており3週連続の試合出場だったが、フェザー決勝でザックから勝利し、見事に3週間連続優勝という快挙を成し遂げた。

若干16歳のダニーロもジュブナイルの年齢でアダルトに出場しての戴冠だけに、このダニーロも将来のスター候補生といえよう。

敗れたザックだがオープンクラスは取りこぼすことなく制して金メダルを獲得し招聘選手としての面目を保った。

アダルト青帯は将来有望な若手選手が多いので今後も注目のカテゴリーといえるだろう。


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初来日を果たしたザック・カイナン(AOJ)。
フェザー準決勝で平田孝士朗(CARPE DIEM)から送り襟絞めで一本勝ちして決勝進出を決めた。



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反対ブロックの準決勝でルアン・マルケス(AOJ)を破って勝ち上がってきたのはダニーロ・ハマザキ(カーロストヨタ)。
ダニーロはアブダビグランドスラム東京とJBJJF全日本を制しており3週連続優勝を目論む。



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決勝戦は予想通りの接戦に。
ガードのザック、トップのダニーロという試合展開で一進一退の攻防を展開する。



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この試合をパスガードのアドバンテージ1差で勝利したダニーロ。
この判定を巡りギィ・メンデスが猛抗議したが覆らずにダニーロ優勝が決まった。



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アダルト青帯フェザーの表彰台に乗った全員がティーンエイジャー。
この選手たちは今後、日本を代表する柔術家となっていくのは間違いないだろう。



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階級別でまさかの敗戦となったザックはオープンクラスで奮起。
取りこぼすことなく決勝戦まで勝ち上がっていった。



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決勝戦の相手はライトフェザー優勝のギレルミ・ナカガワ(ボンサイ)。
極めることはできなかったが危なげなく判定勝ちしオープンクラス制覇。



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階級別に続きオープンクラス表彰台もティーンエイジャー柔術が独占。
日本でも若くて才能ある選手が育ってきているのは喜ばしいことだ。



【今日が誕生日の柔術家】中井祐樹(48)、オズワルド・ケイシーニョ



patch7
KinyaBJJ.com



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©Bull Terrier Fight Gear



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