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2018年08月21日

【レポ】BLUE DESTINY 2018

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8/19(日)、東京・代々木のミューズ音楽院ホールで青帯限定大会「BLUE DESTINY 2017」が開催された。

青帯の登竜門的な大会として定着している今大会は毎年イキのいい青帯が鎬を削るのが恒例となっている。



今年の大会でも○○王者というビッグトーナメント優勝の肩書を持った強豪が多数参戦し激しい試合が繰り広げられた。

今大会で一番の活躍をしたのはアダルト青帯Wゴールドのマイケ・オオウラだった。

マイケは今大会の前の週に開催されたコパ・ブルテリアで階級別はチームメイトとクローズアウトし無差別は優勝したザック・カイナの敗れるも3位入賞を果たしている。

「疲れるから」という理由で試合は月に1回しか出ないのがポリシーというマイケだが異例の2週連続参戦で見事に2階級制覇達成。

しかもオープンクラス決勝戦はアメリカ・サンディエゴから来日中のザビエルが決勝戦まで一本勝ちで勝ち進んでいたところを逆に極めて勝利という劇的なフィニッシュ。

結果もさることながら素晴らしい試合内容で大会を盛り上げ、大会後には今大会を主催したLas Conchasからマイケにスポンサーのオファーも届いたが、他のスポンサーとの兼ね合いで調整中のようだ。

そして特筆すべきはアダルト青帯の階級別で、今大会では4階級が行われたが、そのすべての階級で日系ブラジリアンが優勝したことだ。

日系ブラジリアンの試合に賭ける貪欲さは常日頃から感じているが、今大会ではさらにその思いを強くした次第だ。

今大会を主催したLas Conchasは11月に関東近郊で柔術の団体戦を含む主催大会を開催予定で、その詳細が決まり次第発表予定となっている。


01
アダルト青帯ライトフェザー決勝戦
〇トミー・ヤノ(チェックマット)
vs
×佐藤竜馬(ホロイムア)
ブラジルに帰国しているトミーだが現在は再来日中で、その最中に大会参戦。
試合ではトクイノガードワークを見せて優勝。



02
アダルト青帯フェザー優勝はギレルメ・ナカガワ(ボンサイ)。
準決勝で風間大五郎(パラエストラ川崎)、決勝戦で鹿志村仁之(ストライプル茨城)の日本人強豪2選手を連破。
決勝戦は三角絞めで一本勝ち。



03
アダルト青帯ライトの2試合を一本勝ちで優勝したマイケ・オオウラ(ボンサイ)。
バックテイクの鮮やかさが素晴らしかった。



04
ミディアムヘビーは3人巴戦で決勝戦は1回戦のリマッチとなるザビエル・シウバ(RUL BJJ)とドグラス・トーレス(INFIGHT JAPAN)の顔合わせ。
試合はザビエルが2連勝でドグラスを退けた。



05
大会ベストマッチとなったアダルト青帯オープンクラス決勝戦。
ライト優勝のマイケとミディアムヘビー優勝のザビエルのチャンピオン対決はポイントで先行したマイケが優位に試合を進め、最後は送り襟絞めでフィニッシュ。



06
決勝戦まで一本勝ちで勝ち進んでいたザビエルを逆に一本で返り討ちにしたマイケがライト&オープンクラスで優勝しWゴールド獲得。



07
アダルト青帯オープンクラス表彰台
優 勝 マイケ・オオウラ(ボンサイ)
準優勝 ザビエル・シウバ(RUL BJJ)
3 位 鹿志村仁之介(ストライプル茨城)



08
シニア1青帯ライトで優勝したのは細山アキラ(高本道場)。
決勝戦は1:39 三角絞めで一本勝ち。



09
腕十字で極めてシニア2青帯ライトフェザーで優勝した吉田章太(CARPE DIEM)。
試合終了前ラスト30秒で極めた。



10
階級別のワンマッチ決勝戦は相手が欠場し不戦勝だったが無差別はしっかりと2勝を挙げてWゴールドの中山勝己(ミュース柔術アカデミー)。
持ち前のパワーを駆使してガードの中から強引にエゼキエルを極めたが、クローズドガードを割ってパスガードして欲しかった。



11
シニア2青帯オープンクラス表彰台
優 勝 中山勝己(ミュース柔術アカデミー)
準優勝 田中里季(ヒロBJJ横浜)
3 位 吉田章太(CARPE DIEM)



■今大会のフォトギャラリーはコチラから!



patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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