2018年09月22日
【世界のタタミから】CARPE DIEMシンガポール
いま日本を席巻している先鋭柔術ジムのCARPE DIEMが初めてアジアに出した支部がこのCARPE DIEMシンガポールだ。
このジムはシンガポールの鉄道であるMRTのセラングーン駅から徒歩5分ぐらいの場所にある小さな商業施設の一角にある。
CARPE DIEMといえば広く豪華な設備として知られているが、ここは例外で中に入ってすぐに受付があり、そこからすぐにマットスペースとなっていて、そのマットスペースも柔術の試合マット1面分に足りないぐらいの規模だ。
とはいえCARPE DIEMのもう1つの特徴であるクリーンさは見事に踏襲されており、中に入っても汗臭さはなくシャワールームもキレイで、アメニティの類も完備されており、そこはさすがと思わせた。
ここがオープンしたのは今年の6月で、まだできてから間もないジムということで生徒数は40人ほどとのこと。
半分が他のジムからの移籍組で、残りの半分はここで柔術を始めた人たちだという。
その中で女性メンバーの割合は2割程度で、特に女性クラスは設けておらず、女性も一般クラスに交じって男性たちと一緒に汗を流していた。
18:00からビギナークラスで20:00からレギュラークラスの日に2クラスのみというが、メンバーがもう少し増えてきたら朝のクラスや昼のクラスの開設も検討中だそうだ。
またインストラクターたちも柔術のみではなく昼は普通の仕事やアルバイトをしてジム運営をしており、まだまだ柔術のみで生活の糧を得るのは難しいそうだ。
インストラクターたちとは練習後に食事をしながらいろいろ話を聞いたが、みな柔術に対して真摯に向き合っており、またCARPE DIEMに対する忠誠心はかなり高いことを言葉の端々から感じられた。
経済的には恵まれてはいないながらも年に1、2回は日本に来てCARPE DIEMで練習し、テクニックはもちろん、フィロソフィーをもシンガポールに持ち帰りたいと目を輝かせせながら話していたCARPE DIEMシンガポールのファウンダーの一人であるニッキーの姿が忘れられない。
そして日本のことが大好きで日本滞在中は連日、原宿や渋谷に繰り出して服や靴を買い漁っていたという親日家でもある。
このような熱意がある人たちが運営しているCARPE DIEMシンガポール、ぜひ日本からの旅行者にも訪れて欲しいと思う。
CARPE DIEMシンガポールのスタッフたちが温かく歓迎してくれるのは間違いないだろう。
MRTのセラングーン駅から徒歩5分の場所にあるCARPE DIEMシンガポール。
お馴染みのロゴと黒を基調とした外観は日本の広尾ジムそのままだ。
中に入るとすぐにマットスペースになっている。
マットスペースは家賃が高いシンガポールだけにあまり広くはなくスパーも4組ほどが精一杯だろう。
メインインストラクターのショーンは茶帯で帯のルーツはアメリカのジウジツダーティダズンの一人、クリス・ハウターの系列。
もともとは他のジムに在籍していたがCARPE DIEMシンガポールの立ち上げに参加した。
CARPE DIEMシンガポールのインストラクター陣。
左から、ダリル、ショーン、ニッキー、エドガー。
スパーリングタイムにはジョイントマットを持って壁になって、スパーしてる相手同士が当たらないように気を配る。
手狭なジムによくある光景がここでも見られている。
シンガポール人の紫帯最強の一人と言われるエドガーは海外で柔術を学んでいた経歴を持ち、ホムロ・バハルのグレイシーバッハ・ノースリッジで柔術修行していたという。
在籍総数50人ほどに対し、女性メンバーは10人足らずというから割合的には1〜2割といった感じ。
女性クラスはなく一般クラスに交じって練習している。
クラス終了時は帯別に並んで一礼して終わる。
これはブラジル式を踏襲しているようだ。
シャワーは2基あり、掃除もきれいに行き届いていた。
そしてホテルのようなアメニティが完備されていたのには驚いた。
この日は日本からゲストが来るとのことで参加者が多かったようだが、通常は1クラス10人程度の参加率とのこと。
もう少しメンバーが増えたら移転か2Fフロアも借りる計画もあるらしいから楽しみだ。
■CARPE DIEMシンガポールのサイトはコチラから!
【今日が誕生日の柔術家】ダーソン・ヘミングス(29)、マイク・カルブリード、レオナルド・ナシメント
■大会速報やニュース配信を行っているJiu Jitsu NERDのインスタグラムはコチラから!
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
ここがオープンしたのは今年の6月で、まだできてから間もないジムということで生徒数は40人ほどとのこと。
半分が他のジムからの移籍組で、残りの半分はここで柔術を始めた人たちだという。
その中で女性メンバーの割合は2割程度で、特に女性クラスは設けておらず、女性も一般クラスに交じって男性たちと一緒に汗を流していた。
18:00からビギナークラスで20:00からレギュラークラスの日に2クラスのみというが、メンバーがもう少し増えてきたら朝のクラスや昼のクラスの開設も検討中だそうだ。
またインストラクターたちも柔術のみではなく昼は普通の仕事やアルバイトをしてジム運営をしており、まだまだ柔術のみで生活の糧を得るのは難しいそうだ。
インストラクターたちとは練習後に食事をしながらいろいろ話を聞いたが、みな柔術に対して真摯に向き合っており、またCARPE DIEMに対する忠誠心はかなり高いことを言葉の端々から感じられた。
経済的には恵まれてはいないながらも年に1、2回は日本に来てCARPE DIEMで練習し、テクニックはもちろん、フィロソフィーをもシンガポールに持ち帰りたいと目を輝かせせながら話していたCARPE DIEMシンガポールのファウンダーの一人であるニッキーの姿が忘れられない。
そして日本のことが大好きで日本滞在中は連日、原宿や渋谷に繰り出して服や靴を買い漁っていたという親日家でもある。
このような熱意がある人たちが運営しているCARPE DIEMシンガポール、ぜひ日本からの旅行者にも訪れて欲しいと思う。
CARPE DIEMシンガポールのスタッフたちが温かく歓迎してくれるのは間違いないだろう。
MRTのセラングーン駅から徒歩5分の場所にあるCARPE DIEMシンガポール。
お馴染みのロゴと黒を基調とした外観は日本の広尾ジムそのままだ。
中に入るとすぐにマットスペースになっている。
マットスペースは家賃が高いシンガポールだけにあまり広くはなくスパーも4組ほどが精一杯だろう。
メインインストラクターのショーンは茶帯で帯のルーツはアメリカのジウジツダーティダズンの一人、クリス・ハウターの系列。
もともとは他のジムに在籍していたがCARPE DIEMシンガポールの立ち上げに参加した。
CARPE DIEMシンガポールのインストラクター陣。
左から、ダリル、ショーン、ニッキー、エドガー。
スパーリングタイムにはジョイントマットを持って壁になって、スパーしてる相手同士が当たらないように気を配る。
手狭なジムによくある光景がここでも見られている。
シンガポール人の紫帯最強の一人と言われるエドガーは海外で柔術を学んでいた経歴を持ち、ホムロ・バハルのグレイシーバッハ・ノースリッジで柔術修行していたという。
在籍総数50人ほどに対し、女性メンバーは10人足らずというから割合的には1〜2割といった感じ。
女性クラスはなく一般クラスに交じって練習している。
クラス終了時は帯別に並んで一礼して終わる。
これはブラジル式を踏襲しているようだ。
シャワーは2基あり、掃除もきれいに行き届いていた。
そしてホテルのようなアメニティが完備されていたのには驚いた。
この日は日本からゲストが来るとのことで参加者が多かったようだが、通常は1クラス10人程度の参加率とのこと。
もう少しメンバーが増えたら移転か2Fフロアも借りる計画もあるらしいから楽しみだ。
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