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2018年09月27日

【世界のタタミから】ミャンマー:BJJミャンマー

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ヤンゴン空港から1時間ほどの場所にあるダウンタウンにあるBJJミャンマー。

ここはミャンマーで唯一の柔術ジムだ。

創設は2014年で創設者は女性のタミ・ウイリス氏。

タミ氏はイギリスのカーウソン・グレイシー系のジムで柔術を始めたが、仕事の関係でミャンマーに移住後、現地でも柔術をやりたいとの思いでこのジムをスポーツクラブ内で作ったそうだ。



ジムのオープンからまだ4年と比較的新しく、現在の在籍メンバーは30人ほどで、ローカルのミャンマー人はほとんどおらず、ほぼ全員が外国人で占められている。

ミャンマー人も海外で柔術を始めて帰国した人や留学生などだという。

それにはミャンマーの平均的な月給がUS140ドルとのことで、この収入でジムの月謝やギを買うのはなかなか難しいようだ。

ジャンクションモーティンというショッピングモールの中にあるトランセンドフィットネスという格闘技に特化したジムで、その中の1つとしてブラジリアン柔術が入っている。

クラスは週に4回で、1回12000チャット、日本円で約1000円ほど。

ミャンマーの最低賃金は一ヶ月で14万4000チャット、日本円で1万2000円だというから、日本からしたら格安でもローカルの人からしたら高額になっている。

インストラクターは特にいなくてクラスに参加した人の中で帯色が上の人が指導するシステムで、一応はデンマーク人の黒帯が在籍しているが、いまは求職中とのことでミャンマーには不在だった。

なのでジムのメンバーで日本ではパラエストラTB(在籍時は葛西)で、海外赴任してからは香港の九龍柔術の瀧澤恵介氏から茶帯を巻かれた山口隆氏がクラス参加時には指導している。

クラスは2時間でウォームアップ、テクニック、スパーリングという通常の流れで、クラスの参加者はいつも10人程度のグループレッスンになってるようだ。

ジム開始時より少しずつメンバーも増えてきているとのことで、ミャンマー唯一のブラジリアン柔術ジムとして貴重な存在といえるだろう。


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BJJミャンマーの入ってるショッピングモールのジャンクション・マウティン。
この5FにあるスポーツクラブにBJJミャンマーはある。



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スポーツクラブというよりマットスペース×2という格闘技に特化したジムといえる。



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ジムの外には大きなプールも。
屋外のプールは気持ちよさそうだ。



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トランセンドというのがBJJミャンマーが入ってるスポーツクラブの名称。
ここは複合格闘技ジムといった感じか。



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マットスペースは十分な広さがあり、スパーリングは5〜6組は余裕だろう。



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隣のマットスペースでは空手のクラスが行われていた。



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ジムの受付のお姉さん。
ミャンマー人だがジムのメンバーが外国人ばかりなので英語が堪能だ。



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ジムのマーチャンダイズも販売中。
ラッシュガードは$45、Tシャツは$15。



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日曜日のクラス指導担当は日本人の山口隆氏。
日本ではパラエストラTB、中国赴任時には香港の九龍柔術に在籍し、現在は茶帯を巻く。



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ミャンマー人の女性メンバーも少ないながら在籍しており男性に混じって熱心に練習していた。



cc
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patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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