2018年10月01日
【世界のタタミから】ベトナム:サイゴンJJ
ベトナムの首都・ハノイにあるホーチミン市の旧名であるサイゴンを冠したジム、サイゴンJJ。
サイゴンJJはスターフィットネスというスポーツクラブの中にあるマットスペースに開設されているジムで、オープンは2006年。
アメリカからベトナムに移住してきたジムマネージャーのスティーブ・チップマンが大の格闘技好きで、このスターフィットネスに赴任してきた際に柔術クラスを取り入れたのが始まりだ。
オープン当初はインストラクターもいなくてメンバーも少なく、苦労が絶えなかったというが続けていくうちにメンバーも固まり、その中から指導できる人材も現れてきた。
現在は日本人の小谷尚孝(ひさのり)とマット・フジエキの茶帯コンビがメインで指導中だ。
小谷はエジソン・カゴハラの茶帯でアラフィフながら国内外の大会に積極的に出場しており、多数の戦績を残している。
今年には小谷がサイゴンJJに在籍しながらも個人での活動時にはOver Limit BJJ SAIGONを名乗り、Over Limit BJJのアソシエーションに加入したが、それとサイゴンJJとは別モノとのこと。
そしてマットは日系ハワイアンの4世で帯の系譜のルーツはヘウソン・グレイシーだ。
サイゴンJJは昼と夜にクラスがあり、またオープンマットも随時行われていて出稽古も多く、また月謝制ではなくチケット制で行きたいときだけ行ける気軽さも特徴だ。
それもあってかベトナム在住の外国人だけでなくローカルのベトナム人のメンバーも徐々に増えていっていて、オープン当初は皆無だったベトナム人メンバーも現在は3割ほどが在籍しているという。
またノーギクラスも人気で毎週土曜日のクラスは参加者も多く活気に溢れている。
小谷は今後、このサイゴンJJおよびOver Limit BJJ サイゴンをベトナムの柔術シーンの拠点とすべく自身の黒帯の取得やIBJJFのアフィリエーションジムの登録、来年春に開催予定というASJJFベトナム大会の開催など、やるべきことは数多いという。
だがベトナムで最も歴史あるジムであるサイゴンJJの中心人物の一人である小谷はそれらをしっかりこなし、今後もベトナムの柔術シーンを牽引していくことを期待したい。
サイゴンJJが入ってるスターフィットネス。
ここは複合スポーツクラブでジムやプール、サウナなどを完備している。
蒸し暑いベトナムで空調完備のジムはありがたい。
この奥のマットスペースでサイゴンJJは運営されている。
ベトナム柔術シーンのキーマンの「弁当屋」こと小谷尚孝。
本業は「オフィスジパング」という日本食の弁当屋でカレーとから揚げが名物。
柔術の他に空手でも指導者としても活動中だ。
サイゴンJJは昼夜でクラスがあり、月〜土まで練習中。
海外からの出稽古も多く、小谷の人脈で日本人黒帯の訪問も多数だ。
また小谷はサイゴンJJの他に"Over Limit BJJサイゴン"としても活動中で、土曜日のみながら自宅近くの団地でキッズクラスを開講中。
団地の空スペースにジョイントマットを敷いて練習スペースとしている。
このキッズクラスは最盛期には20人ほどが在籍していたというが、現在は規模を縮小して5人ほどの精鋭のみ。
とはいえ、この5人は毎週必ず練習に参加する熱心さだという。
Over Limit BJJサイゴンは現在のところこのキッズクラスのみの活動となっているが将来的にはどうなっていくか、その行方に注目したい。
ノーギクラスは週2で開講中。
意外と参加者も多く、ベトナムはノーギも盛んな様子がうかがえる。
ノーギクラスのインストラクターは元海兵隊の青帯、ジョーが務めている。
見るからにパワーありそうなマッチョマンだ。
この日は翌日にノーギ大会があるとのことで、普段以上に参加者が多かったようだ。
12月にはハノイでノーギの賞金トーナメントの開催も予定されており、その大会に日本から飯嶋貴幸が参戦予定となっている。
サイゴンJJのFacebookページはコチラから!
■大会速報やニュース配信を行っているJiu Jitsu NERDのインスタグラムはコチラから!
KinyaBJJ.com
©Bull Terrier Fight Gear
現在は日本人の小谷尚孝(ひさのり)とマット・フジエキの茶帯コンビがメインで指導中だ。
小谷はエジソン・カゴハラの茶帯でアラフィフながら国内外の大会に積極的に出場しており、多数の戦績を残している。
今年には小谷がサイゴンJJに在籍しながらも個人での活動時にはOver Limit BJJ SAIGONを名乗り、Over Limit BJJのアソシエーションに加入したが、それとサイゴンJJとは別モノとのこと。
そしてマットは日系ハワイアンの4世で帯の系譜のルーツはヘウソン・グレイシーだ。
サイゴンJJは昼と夜にクラスがあり、またオープンマットも随時行われていて出稽古も多く、また月謝制ではなくチケット制で行きたいときだけ行ける気軽さも特徴だ。
それもあってかベトナム在住の外国人だけでなくローカルのベトナム人のメンバーも徐々に増えていっていて、オープン当初は皆無だったベトナム人メンバーも現在は3割ほどが在籍しているという。
またノーギクラスも人気で毎週土曜日のクラスは参加者も多く活気に溢れている。
小谷は今後、このサイゴンJJおよびOver Limit BJJ サイゴンをベトナムの柔術シーンの拠点とすべく自身の黒帯の取得やIBJJFのアフィリエーションジムの登録、来年春に開催予定というASJJFベトナム大会の開催など、やるべきことは数多いという。
だがベトナムで最も歴史あるジムであるサイゴンJJの中心人物の一人である小谷はそれらをしっかりこなし、今後もベトナムの柔術シーンを牽引していくことを期待したい。
サイゴンJJが入ってるスターフィットネス。
ここは複合スポーツクラブでジムやプール、サウナなどを完備している。
蒸し暑いベトナムで空調完備のジムはありがたい。
この奥のマットスペースでサイゴンJJは運営されている。
ベトナム柔術シーンのキーマンの「弁当屋」こと小谷尚孝。
本業は「オフィスジパング」という日本食の弁当屋でカレーとから揚げが名物。
柔術の他に空手でも指導者としても活動中だ。
サイゴンJJは昼夜でクラスがあり、月〜土まで練習中。
海外からの出稽古も多く、小谷の人脈で日本人黒帯の訪問も多数だ。
また小谷はサイゴンJJの他に"Over Limit BJJサイゴン"としても活動中で、土曜日のみながら自宅近くの団地でキッズクラスを開講中。
団地の空スペースにジョイントマットを敷いて練習スペースとしている。
このキッズクラスは最盛期には20人ほどが在籍していたというが、現在は規模を縮小して5人ほどの精鋭のみ。
とはいえ、この5人は毎週必ず練習に参加する熱心さだという。
Over Limit BJJサイゴンは現在のところこのキッズクラスのみの活動となっているが将来的にはどうなっていくか、その行方に注目したい。
ノーギクラスは週2で開講中。
意外と参加者も多く、ベトナムはノーギも盛んな様子がうかがえる。
ノーギクラスのインストラクターは元海兵隊の青帯、ジョーが務めている。
見るからにパワーありそうなマッチョマンだ。
この日は翌日にノーギ大会があるとのことで、普段以上に参加者が多かったようだ。
12月にはハノイでノーギの賞金トーナメントの開催も予定されており、その大会に日本から飯嶋貴幸が参戦予定となっている。
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©Bull Terrier Fight Gear