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2018年10月28日

【レポ】マリアナスプロジャパン2018:階級別

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「マリアナスプロジャパン2018」の階級別の試合を紹介する。

今大会のオープンクラス優勝者には来年4月にグアムで開催されるマリアナスオープン参加のためのトラベルパックが贈呈されることは既報の通りだが、そのオープンクラスに出場するためには階級別で優勝しなければならなかった。

だが階級別の試合が組まれたのが少なかったために、急遽トーナメントの入賞者がオープンクラス参加可能となり条件が緩和された。



とはいえ、ほとんどの階級別の試合でワンマッチ決勝戦、もしくは3人トーナメントだったために、階級別の試合に出た選手のほとんどがオープンクラスに出場可能ということになってしまっていた。

それはそれで大会参加者にとってはよかったのだが、やや盛り上がりに欠けた感は否めない。

またこのマリアナスプロジャパンは来年も開催予定になっているが、来年こそは参加者も増えて階級別の試合もしっかり行われるようになっていって欲しいものだ。

そんな階級別の試合だが紫帯は風間vs丹羽のライト決勝戦が大会ベストマッチに相応しい激闘で、試合終了間際にパスガードを決めた風間が逆転勝利して持ち前の勝負強さを見せつけていた。

そして茶帯は後藤琢磨がCARPE DIEMの岡崎孝哉から2連勝して優勝し、またMMAのレジェンドファイターの加藤鉄史(PUREBRED)も参戦するなどして見どころは多かった。

キッズも2試合が組まれ、その2試合とも一本決着となり、大会全体としての試合内容は非常によかったといえるだろう。


01
アダルト紫帯130LBS以下決勝戦
○イヤゴ・ウエノ(TREE BJJ)
vs
×廣鰭翔大(Over Limit BJJ)
はるばる北海道から遠征してきた廣鰭だがアジア王者・イヤゴに判定負けを喫した。
だが終始粘り強い柔術をしていたのは好印象だ。



07
アダルト紫帯131-145LBS以下決勝戦
○丹羽飛龍(AXIS横浜)
vs
×チアゴ・ウエノ(TREE BJJ)
丹羽兄弟の弟・飛龍とウエノ兄弟の兄・チアゴの対戦は飛龍の勝利。
今後も丹羽兄弟vsウエノ兄弟の対戦は行われていくと思われるので好勝負を期待。



02
アダルト紫帯161-175LBS決勝戦
○風間敏臣(パラエストラ川崎)
vs
×丹羽怜音(AXIS横浜)
ポイントで先行していた丹羽だが、試合終盤に怒涛の攻めを見せた風間が追い上げて試合終了間際にパスガードを決めて逆転勝利。
この試合が今大会のベストバストだったのは間違いない。
■試合動画はコチラから!



03
アダルト紫帯176-190LBS以下決勝戦
○ケイゾー・オサキ(クサノチーム)
vs
×汐田昌史(飛翔塾)
試合開始直後に引き込みからスイープ&マウントで6ポイントを獲得し、そのままの勢いで攻め続けたケイゾーが最後はマウントからのエゼキエルを極めて一本勝ちでワンマッチ決勝戦を制した。



04
アダルト紫帯206LBS以上決勝戦
○安藤切人(パラエストラ小岩)
vs
×乗次秀彦(バッファロー柔術)
アンディコングこと安藤と乗次はIBJJFアジアでも対戦済みで、その試合は安藤がパ勝利したが、今回のリマッチも安藤がパスガードで勝利して乗次のリベンジならず。



05
アダルト茶帯161-175 LBS決勝戦
○後藤琢磨(仙台草柔会)
vs
×岡崎孝哉(CARPE DIEM)
アダルト茶帯で唯一行われた階級別の試合は3人巴戦で1回戦&決勝戦が同じ顔合わせに。
その試合で岡崎から2連勝した後藤が優勝を決める。



06
MMAのレジェンド・加藤鉄史(PUREBRED)はグアムにゆかりがあり、急遽トーナメント参戦も岡崎のワームガードを攻略できずにアドバンテージ差で敗退。



07
参考試合
×ベア・パシレオ(CARPE DIEM)
vs
○ローニン・タケウチ(ATOS)
腕十字



08
キッズ66-75 LBS決勝戦
○大野智樹(CARPE DIEM)
vs
×ローニン・タケウチ(ATOS)
腕十字



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patch7
KinyaBJJ.com



btt
©Bull Terrier Fight Gear



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