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2018年11月17日

【インタビュー】ジェザ・カーン:カンボジアの柔術シーンはまだ始まったばかり

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今夏、インドネシアのジャカルタで開催された「アジアンゲームズ2018」で優勝したジェザ・カーン。

ジェサはAOJ所属の青帯だが、アジアンゲームズにはカンボジア代表として出場していた。

カンボジアとメキシコのハーフでロサンゼルス・コスタメサ在住のジェサはまだジュブナイルの年齢だがアダルトでも活躍中で、数多くの好成績を残している。



そのジェサをSJJIFワールドの会場でミニインタビューを敢行した。


──アジアンゲームズでの優勝おめでとうございます。試合の感想から教えて下さい。

5試合して3試合を極めて勝ちました。IBJJFルールとは違う試合だったのですが、その戸惑いはありませんでした。そして大会のオーガナイズも素晴らしく格式高く感じました。選手への待遇もよかったです。その大会にカンボジア代表として参加でき光栄に思います。そしてカンボジアに金メダルを持ち帰ることができたことを誇りに思います。

──大会前にはカンボジアに滞在して調整してたんですよね。

そうです。大会はインドネシアで開催されたのですが、その前後にカンボジアに滞在し、トータルで1ヶ月半を過ごしました。カンボジアの柔術シーンはまだ始まったばかりでジムは1つしかなく、またそのジムのコーチも紫帯で、チームのメンバーはほとんど白帯と青帯でした。カンボジアの柔術が発展していくのにはまだまだ時間がかかるかと思います。

──次のアジアンゲームズにもカンボジア代表として参加したいですか?

もちろんです。その前に来年はSEAゲームズ(サウスイーストアジア)がフィリピンのマニラで開催されるので、その大会にもカンボジア代表として出ます。

──先日のSJJIFワールドではギとノーギのそれぞれでWゴールドを達成し、4つの金メダルを獲得しました。

とても良かったです。ほとんどの試合を極めて勝つことができたし、この結果には満足しています。ノーギは全5試合を極めて勝つことができ、ギの試合でも5試合中、2試合を極めての勝利でした。SJJIFはIBJJFと違うルールでアドバンテージやレフリー判定がなかったり、サドンデスがあったりしますが、極めてしまえば問題ありません(笑)。

──次の試合の予定は決まっていますか?

EBIに出ます。テキサスで11月に開催される女子のフライ級の16人のノーギトーナメントです。EBIには過去にワンマッチで何回か出たことありますがトーナメントは初めてなので楽しみですね。そしてその後は12月のノーギワールドに出る予定です。なので来月、再来月とノーギの大会が続くのでノーギの練習をしっかりと積んでEBIでもワールドノーギでも今大会のような好成績を残せるように頑張ります。



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SJJIFワールドではギ&ノーギでWゴールド、4つのメダルを手にしたジェサ。
まだジュブナイルの年齢だが、SJJIFワールドにはアダルト青帯で出場しての快挙だ。



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極めが強いジェサは一本勝ちでの勝率が高い。
SJJIFワールド、アジアンゲームズとも極めての勝つ試合が多かった。



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アジアンゲームズにはカンボジア代表として出場。
3位にはフィリピン代表のマギー・オチョアの姿も。



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来月開催のEBIの女子トーナメントに出場するジェサ、これが次戦となる。
この大会には日本から湯浅麗歌子も出場予定だ。



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KinyaBJJ.com



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©Bull Terrier Fight Gear



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