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2019年02月01日

【レポ】ガナビー杯:茶帯まとめ

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ガナビー杯の茶帯で一番の注目だったのがイゴール・タナベとレダ・メブトゥシュの3度目の対決の実現だった。

この両者は紫帯時代に2度の対戦経験があり、初対決はレダの勝利で2度目の対戦ではイゴールが勝ち、1勝1敗の戦績となっている。

その後、イゴールもレダも茶帯に昇格し、揃って今年のヨーロピアンに参戦したがイゴールが2回戦敗退によりオープンクラスに出れずに対戦の機会はなかった。

そんな2人が今大会に揃って参戦したことにより順当にいけば決勝戦で対戦することが濃厚となり、果たしてそれが実現した。



開始早々に引き込んでいったレダに対し、相手をつかまずに引き込んだことによりペナルティが与えられてしまう。

その後は引き込んだイゴールのガードに対し攻めあぐね、ここで膠着のペナルティを受けて、試合中盤に両者とも1つずつアドバンテージを得たが、ともにポイントはなく試合終了。

試合はポイント0-0、アドバンテージ1-1、ペナルティがレダに2つでイゴールが勝利となった。

だがこの判定を巡って試合終了後にレフェリーに対し執拗に抗議するレダだったが、もちろん覆ることなく憤懣やるかたない表情でマットを降りた。

表彰式が終わった後は一人で悔し涙を流していたレダだが、今週末に立川で開催されるクインテットでリベンジのチャンスはある。

クインテットのトーナメントにイゴールはチーム・ソルジャーで出場し、レダはチーム・CARPE DIEMでエントリーしている。

そしてこの両チームは1回戦で対戦予定で、その組み合わせ次第ではノーギでリマッチ実現するかもしれない。

ギでは1勝2敗となったレダがノーギで初対戦&リベンジなるか、興味は尽きない。


01
アダルト茶帯+75kg準決勝
○イゴール・タナベ(99ジャパン)
vs
×ケビン・キムラ(INFIGHT JAPAN)
昨年のIBJJFアジアで試合復帰し紫帯で優勝し茶帯昇格したケビンが青帯以来のイゴールと対戦も判定負け。
イゴールは1回戦シードで1試合を勝利して決勝戦進出。



02
アダルト茶帯+75kg準決勝
○レダ・メブトゥシュ(CARPE DIEM)
vs
×卯都木豪(パラエストラTB)
反対ブロックはレダが2試合を勝利して決勝戦に勝ち上がり。
この勝利でイゴールvsレダの決勝戦が実現することとなった。



03
アダルト茶帯+75kg決勝戦
イゴール・タナベ(99ジャパン)
vs
レダ・メブトゥシュ(CARPE DIEM)
日本で3度目の対戦となった両者。
ここまでは1勝1敗でイーブンの戦績となっている。



04
試合は前述した通りにレダに2つのペナルティが入る展開。
イゴールのガードに対し攻めあぐねたレダはフラストレーションが噴出。



05
互いにノーポイントでイゴールとレダに1つずつアドバンテージでレダに2つのペナルティ。
よってイゴールの勝利となった。



06
昨年のムンジアル以来の対戦を勝利したイゴールが通算戦績2勝1敗で勝ち越し。
そしてトーナメントも優勝し賞金25万円を獲得した。



■イゴールvsレダの試合動画はコチラから!




07
試合後にレダは猛抗議も判定は覆らず。
かなり長い時間の抗議だったがレフェリーに「これ以上抗議を続けるならペナルティの対象になる」と言われてしぶしぶ引き上げていた。



08
アダルト茶帯+75kg表彰台
優 勝 イゴール・タナベ(99ジャパン)
準優勝 レダ・メブトゥシュ(CARPE DIEM)
3 位 ケビン・キムラ(INFIGHT JAPAN)卯都木豪(パラエストラTB)



09
アダルト茶帯-75kgは石黒翔也と大柳敬人のCARPE DIEMでクローズアウト。
石黒が優勝で大柳が準優勝となったが賞金は2人で山分け。



11
女子アダルト茶帯-53.5kgは3人トーナメントで1回戦と決勝戦が同じ顔合わせに。
深津佐和子(ポゴナ・クラブジム)が越後伊織(トライフォース)から2連勝し優勝を果たす。



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©Bull Terrier Fight Gear



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