2019年02月26日
【結果】プロ柔術「BJJ STARS」
2/23(土・現地時間)、ブラジル・サンパウロのクラブ・エブラシアで開催されたプロ柔術「BJJ STARS」の結果です。
今大会は国内外からワールドクラスのトップ柔術家を招聘して開催されたプロ柔術イベントです。
現役のトップ選手同士の対戦や女子マッチ、そしてレジェンドマッチもラインナップされており大きな注目を集めていました。
いま主流となっているライブイベントだけでなく有料のライブストリーミングを同時に行い、世界中で視聴されていたようです。
ちなみに日本ではブラジルと日本で12時間の時差があるため、今大会は土曜の夜に行われていましたが日本では日曜日の午前になり、JBJJF全日本マスターの会場でもスマホでこのイベントを視聴している人もいました。
今大会では予想外のアップセットがあり、まずブシェシャがジョアオ・ガブリエル・ホシャに敗れ、またレアンドロ・ロもニコラス・メレガリに敗れる波乱がありました。
ブシェシャは2年前に同じくブラジルで行われたグレイシープロでのvsホジャー・グレイシー戦で絞めで一本負けした以来の敗北で、ポイント0-0、アドバンテージ3-0でジョアオ・ガブリエル・ホシャに敗れました。
またレアンドロ・ロは昨年のムンジアル決勝戦のリベンジマッチで、大会前日に行われた公開計量のときからメレガリに殴り掛からんばかりに意気込んでいましたが、その気合が裏目に出たか、ポイント4-0で完敗となりました。
ここ数年の柔術シーンはブシェシャとロの2強時代と過言ではないほど突出した存在となっていましたが、その2人が揃って敗れるというのは新たな時代の幕開けに入ったのかもしれません。
とはいえ、このままブシェシャもロも消えゆくはずもなく、来るパン選手権やムンジアルでリマッチの可能性もあるので、それを楽しみにしたいと思います。
そしてもう1つ、大きな話題となったのが、メインイベントで行われたエルバース・サントスとフェリッペ・ペナ"プレギーサ"の一戦での乱闘騒ぎです。
もともと因縁浅からぬ仲のエルバースとプレギーサは試合前から互いに舌戦を展開していました。
そんな中での対戦はプレギーサがスイープした際にエルバースがヒザを負傷し、試合がストップ。
ですがこの負傷はフェイクで、それをプレギーサ側のセコンドから詰られた際にエルバースが場外に飛び掛かっていき、乱闘騒ぎとなってしまいました。
このことは喧嘩や乱闘が日常茶飯事のブラジルでさえも問題視され、今大会を主催したフェパ・ロペスがSNSに謝罪を掲載する事態にまで発展しています。
エルバースの素行不良ぶりはかねてより知られていましたが、こういった試合会場でさえも乱闘騒ぎを起こしてしまうとエルバース個人の評価だけでなく柔術界全体のイメージダウンは避けられないため、今後も禍根を残すことが懸念されます。
【大会結果】
フェリッペ・ペナ"プレギーサ"
vs
エルバース・サントス
DQ
ジョアオ・ガブリエル・ホシャ
vs
マーカス・アルメイダ"ブシェシャ"
0-0/3-0
ニコラス・メレガリ
vs
レアンドロ・ロ
4-0
ホベルト・ゴドイ
vs
ヘナート・ババル
2-0
マルコ・バルボーザ
vs
メガトン・ディアス
2-0
イザッキ・バイエンセ
vs
DJジャクソン
判定
パトリック・ガウジオ
vs
ティム・スプリッグス
14-2
デウソン・エレノ"ペジシュンボ"
vs
フェルナンド・アウグスト"テレレ"
絞め
ガブリエル・ロウロ"パリート"
vs
セルソ・ヴィニシウス"セルシーニョ"
0-0/1-0
ビアンカ・バジリオ
vs
ミッシェル・ニコリニ
9-2
ヒカルド・ホシャ
vs
カーロス・エドゥアルド
腕十字
【今日が誕生日の柔術家】マジッド・ヘイジ(26)、後藤悠司(37)、岩本康義(46)、
横尾憲彦(46)
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©Bull Terrier Fight Gear
ちなみに日本ではブラジルと日本で12時間の時差があるため、今大会は土曜の夜に行われていましたが日本では日曜日の午前になり、JBJJF全日本マスターの会場でもスマホでこのイベントを視聴している人もいました。
今大会では予想外のアップセットがあり、まずブシェシャがジョアオ・ガブリエル・ホシャに敗れ、またレアンドロ・ロもニコラス・メレガリに敗れる波乱がありました。
ブシェシャは2年前に同じくブラジルで行われたグレイシープロでのvsホジャー・グレイシー戦で絞めで一本負けした以来の敗北で、ポイント0-0、アドバンテージ3-0でジョアオ・ガブリエル・ホシャに敗れました。
またレアンドロ・ロは昨年のムンジアル決勝戦のリベンジマッチで、大会前日に行われた公開計量のときからメレガリに殴り掛からんばかりに意気込んでいましたが、その気合が裏目に出たか、ポイント4-0で完敗となりました。
ここ数年の柔術シーンはブシェシャとロの2強時代と過言ではないほど突出した存在となっていましたが、その2人が揃って敗れるというのは新たな時代の幕開けに入ったのかもしれません。
とはいえ、このままブシェシャもロも消えゆくはずもなく、来るパン選手権やムンジアルでリマッチの可能性もあるので、それを楽しみにしたいと思います。
そしてもう1つ、大きな話題となったのが、メインイベントで行われたエルバース・サントスとフェリッペ・ペナ"プレギーサ"の一戦での乱闘騒ぎです。
もともと因縁浅からぬ仲のエルバースとプレギーサは試合前から互いに舌戦を展開していました。
そんな中での対戦はプレギーサがスイープした際にエルバースがヒザを負傷し、試合がストップ。
ですがこの負傷はフェイクで、それをプレギーサ側のセコンドから詰られた際にエルバースが場外に飛び掛かっていき、乱闘騒ぎとなってしまいました。
このことは喧嘩や乱闘が日常茶飯事のブラジルでさえも問題視され、今大会を主催したフェパ・ロペスがSNSに謝罪を掲載する事態にまで発展しています。
エルバースの素行不良ぶりはかねてより知られていましたが、こういった試合会場でさえも乱闘騒ぎを起こしてしまうとエルバース個人の評価だけでなく柔術界全体のイメージダウンは避けられないため、今後も禍根を残すことが懸念されます。
【大会結果】
フェリッペ・ペナ"プレギーサ"
vs
エルバース・サントス
DQ
ジョアオ・ガブリエル・ホシャ
vs
マーカス・アルメイダ"ブシェシャ"
0-0/3-0
ニコラス・メレガリ
vs
レアンドロ・ロ
4-0
ホベルト・ゴドイ
vs
ヘナート・ババル
2-0
マルコ・バルボーザ
vs
メガトン・ディアス
2-0
イザッキ・バイエンセ
vs
DJジャクソン
判定
パトリック・ガウジオ
vs
ティム・スプリッグス
14-2
デウソン・エレノ"ペジシュンボ"
vs
フェルナンド・アウグスト"テレレ"
絞め
ガブリエル・ロウロ"パリート"
vs
セルソ・ヴィニシウス"セルシーニョ"
0-0/1-0
ビアンカ・バジリオ
vs
ミッシェル・ニコリニ
9-2
ヒカルド・ホシャ
vs
カーロス・エドゥアルド
腕十字
【今日が誕生日の柔術家】マジッド・ヘイジ(26)、後藤悠司(37)、岩本康義(46)、
横尾憲彦(46)
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