2019年03月30日
【レポ】パン選手権2019:アダルト黒帯決勝戦 Part.1
その芝本に勝ったイヤゴ・ガマと澤田に勝ったクレベル・ソウザの決勝戦は交互にスイープを決め合うシーソーゲームでクレベルがレフェリー判定で勝利し黒帯でメジャー大会初制覇を成し遂げた。
ライトフェザーはパウロ&ジョアオのミヤオ兄弟とイヤゴ・ジョルジのシセロコスタ勢が準決勝&決勝戦をクローズアウトし表彰台を独占。
パウロとジョアオが同時にムンジアルに出ていた当時はジョアオがルースターに落としていたが、もうルースターへの減量は無理ということでライトフェザーでエントリーすると明言していたので、ムンジアルではこの3人にチアゴ・バホスを加えたシセロコスタチームでライトフェザー級完全制圧ももあり得るだろう。
そしてパン選手権のアダルト黒帯決勝戦のベストマッチとなったフェザー決勝戦は昨年のムンジアル王者のヒル・テイラーを新黒帯のマテウス・ガブリエルが破った一戦は最後まで勝敗の行方が分からない緊張感のある試合となった。
このマテウスは1回戦でコブリンヤJrのケネディ・マシエルから一本勝ちしており、今大会で一気に名を売った選手なのは間違いない。
ライト級はヨーロピアンで昨年のムンジアル王者であるルーカス・レプリから勝利して優勝したリーヴァイ・ジョーンズが、今大会では昨年のムンジアル準優勝のヘナート・カヌートに勝利し、ヨーロピアンとパン選手権で連続優勝し、ヨーロピアンでの優勝がフロックでないことを証明した。
ヨーロピアン&パン選手権を連覇したリーヴァイはオーストラリア人なので、もしムンジアルでも優勝したら史上初のオーストラリア人世界王者となる。
今大会での試合ぶりを見るとムンジアルをも制してしまう勢いを感じるだけに、前述したマテウス・ガブリエルとこのリーヴァイ・ジョーンズはムンジアルでも活躍が期待される。
ルースター決勝戦
○クレベル・ソウザ(ATOS)
vs
×イヤゴ・ガマ(アリアンシ)
8-8/1/1 レフェリー判定
色帯時代はムンジアル王者に輝くなど活躍していたクレベルだが黒帯になってからは苦戦していた。
そして今大会でルースターに階級を落として参戦し、ついに黒帯初タイトルを獲得。
そしてこのルースターでは日本から参戦した芝本幸司と澤田伸大のトライフォースコンビが揃って3位に入賞を果たした。
特に澤田は昨年のワールドノーギ優勝に続くIBJJFの入賞の快挙だ。
ライトフェザー決勝戦
○イヤゴ・ジョルジ(シセロコスタ)
vs
×ジョアオ・ミヤオ(シセロコスタ)
クローズアウト
今までミヤオ兄弟に次ぐ存在となっていたイヤゴだが、そのミヤオ兄弟に勝利を譲られる形でパン選手権初優勝。
ムンジアルのライトフェザー級はミヤオ兄弟にイヤゴ・ジョルジ、さらにチアゴ・バホスも加わったシセロコスタチームが脅威となるだろう。
フェザー決勝戦
○マテウス・ガブリエル(チェックマット)
vs
×ヒル・テイラー(ロイドアーヴィン)
4-4/2-2/2-3
今大会のアダルト黒帯決勝戦のベストマッチはこの試合。
同ポイント&同アドバンテージだがペナルティ差でマテウスに軍配が上がったが、腕十字を極めかけるなどマテウスの攻勢が光っていた。
このマテウスは1回戦で昨年のムンジアル茶帯王者のケネディをも極め、この決勝戦では昨年のムンジアル黒帯王者・シェインから勝利という金星で一躍トップグループいりを果たしたと言っていいだろう。
ライト決勝戦
○リーヴァイ・ジョーンズ(ユニティJJ)
vs
×ヘナート・カヌート(チェックマット)
6-4
ヨーロピアンに続きパン選手権でも優勝したリーヴァイ・ジョーンズ。
リーヴァイはこのパン選手権の1週間前に22歳になったばかりの新鋭選手。
オーストラリア出身だがニューヨークのユニティに出稽古を繰り返し黒帯もユニティのムリーロ・サンタナから授与されている。
また昨年のムンジアルでは茶帯で優勝しており、今年は黒帯でも優勝できるか?!に注目が集まる。
そしてこのリーヴァイは今秋に日本でセミナーを開催すべく交渉中。
もし交渉がまとまれば初来日となるので楽しみにしてもらいたい。
【今日が誕生日の柔術家】ビビアーノ・フェルナンデス(39)、ガブリエル・モラエス(36)
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ライトフェザーはパウロ&ジョアオのミヤオ兄弟とイヤゴ・ジョルジのシセロコスタ勢が準決勝&決勝戦をクローズアウトし表彰台を独占。
パウロとジョアオが同時にムンジアルに出ていた当時はジョアオがルースターに落としていたが、もうルースターへの減量は無理ということでライトフェザーでエントリーすると明言していたので、ムンジアルではこの3人にチアゴ・バホスを加えたシセロコスタチームでライトフェザー級完全制圧ももあり得るだろう。
そしてパン選手権のアダルト黒帯決勝戦のベストマッチとなったフェザー決勝戦は昨年のムンジアル王者のヒル・テイラーを新黒帯のマテウス・ガブリエルが破った一戦は最後まで勝敗の行方が分からない緊張感のある試合となった。
このマテウスは1回戦でコブリンヤJrのケネディ・マシエルから一本勝ちしており、今大会で一気に名を売った選手なのは間違いない。
ライト級はヨーロピアンで昨年のムンジアル王者であるルーカス・レプリから勝利して優勝したリーヴァイ・ジョーンズが、今大会では昨年のムンジアル準優勝のヘナート・カヌートに勝利し、ヨーロピアンとパン選手権で連続優勝し、ヨーロピアンでの優勝がフロックでないことを証明した。
ヨーロピアン&パン選手権を連覇したリーヴァイはオーストラリア人なので、もしムンジアルでも優勝したら史上初のオーストラリア人世界王者となる。
今大会での試合ぶりを見るとムンジアルをも制してしまう勢いを感じるだけに、前述したマテウス・ガブリエルとこのリーヴァイ・ジョーンズはムンジアルでも活躍が期待される。
ルースター決勝戦
○クレベル・ソウザ(ATOS)
vs
×イヤゴ・ガマ(アリアンシ)
8-8/1/1 レフェリー判定
色帯時代はムンジアル王者に輝くなど活躍していたクレベルだが黒帯になってからは苦戦していた。
そして今大会でルースターに階級を落として参戦し、ついに黒帯初タイトルを獲得。
そしてこのルースターでは日本から参戦した芝本幸司と澤田伸大のトライフォースコンビが揃って3位に入賞を果たした。
特に澤田は昨年のワールドノーギ優勝に続くIBJJFの入賞の快挙だ。
ライトフェザー決勝戦
○イヤゴ・ジョルジ(シセロコスタ)
vs
×ジョアオ・ミヤオ(シセロコスタ)
クローズアウト
今までミヤオ兄弟に次ぐ存在となっていたイヤゴだが、そのミヤオ兄弟に勝利を譲られる形でパン選手権初優勝。
ムンジアルのライトフェザー級はミヤオ兄弟にイヤゴ・ジョルジ、さらにチアゴ・バホスも加わったシセロコスタチームが脅威となるだろう。
フェザー決勝戦
○マテウス・ガブリエル(チェックマット)
vs
×ヒル・テイラー(ロイドアーヴィン)
4-4/2-2/2-3
今大会のアダルト黒帯決勝戦のベストマッチはこの試合。
同ポイント&同アドバンテージだがペナルティ差でマテウスに軍配が上がったが、腕十字を極めかけるなどマテウスの攻勢が光っていた。
このマテウスは1回戦で昨年のムンジアル茶帯王者のケネディをも極め、この決勝戦では昨年のムンジアル黒帯王者・シェインから勝利という金星で一躍トップグループいりを果たしたと言っていいだろう。
ライト決勝戦
○リーヴァイ・ジョーンズ(ユニティJJ)
vs
×ヘナート・カヌート(チェックマット)
6-4
ヨーロピアンに続きパン選手権でも優勝したリーヴァイ・ジョーンズ。
リーヴァイはこのパン選手権の1週間前に22歳になったばかりの新鋭選手。
オーストラリア出身だがニューヨークのユニティに出稽古を繰り返し黒帯もユニティのムリーロ・サンタナから授与されている。
また昨年のムンジアルでは茶帯で優勝しており、今年は黒帯でも優勝できるか?!に注目が集まる。
そしてこのリーヴァイは今秋に日本でセミナーを開催すべく交渉中。
もし交渉がまとまれば初来日となるので楽しみにしてもらいたい。
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