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2019年05月03日

【レポ】アブダビワールドプロ2019:女子アダルト黒帯

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アブダビワールドプロの女子アダルト黒帯は男子より階級が2つ少なく、5階級のみの開催だった。

女子は男子に比べて参加者数も少なく、それに比例して試合数も少ないが、それでも男子と同等の優勝賞金が出るのは当たり前のこととはいえ素晴らしいことだ。



ここで目立っていたのはマイサ・バストスとガブリエレ・ペッサーニャの2人で、この両者はアブダビグランドスラムツアーの常連選手で各地のグランドスラムツアーを転戦して賞金を稼いでいる。

マイサは最軽量階級の-49kgで同門の先輩であるタミレス・アキノからリーグ戦と決勝戦で2連勝して優勝を果たした。

そしてペッサーニャはまだ茶帯ながら黒帯のナチエリ・ジーザス、クレア・セベンソンら黒帯を連破しての優勝はお見事という他ない。

さらにペッサーニャは2018-2019のアブダビグランドスラムツアーの茶黒帯カテゴリーを無敗で終えて、女子の最優秀選手賞も獲得して、ワールドプロの優勝賞金1万ドルに加えて最優秀選手賞の1万ドル、合わせて2万ドルもの高額賞金を手にした。

リオのファベーラ出身で、現在もファベーラ在住のペッサーニャにとって、この高額賞金が出るアブダビグランドスラムツアーは願ってもない大会で、昨年のアブダビグランドスラムツアー東京大会で初来日して優勝賞金を手にしてからはレギュラー参戦中だ。

今回優勝したマイサとペッサーニャは今年のアブダビグランドスラムツアー・東京大会も参戦予定となっているので、再来日を楽しみに待っていて欲しい。


01
49kg決勝戦
○マイサ・バストス(GFチーム)
vs
×タミレス・アキノ(GFチーム)



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総当たりリーグ戦では初戦で対戦しマイサが一本勝ちしたが決勝戦でのリマッチはマイサのパスガードを完封したがWガードから立ち上がったマイサがそのアドバンテージで勝利した。



03
55kg決勝戦
○ビアンカ・バジリオ(ATOS)
vs
×アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)



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通常はフェザーのアマルとライトのビアンカの対戦はビアンカが4-2で判定勝ち。
昨年のアブダビグランドスラムツアーで初来日が予定されていたビアンカだがビザの不備でドタキャンになったが今年は無事に来日して欲しい。



05
62kg決勝戦
○ビア・メスキータ(グレイシーウマイタ)
vs
×フィオン・デービース(イーストコーストJJ)



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そのビジュアルだけが注目されがちなフィオンだが、昨年のワールドノーギで優勝してから今年はヨーロピアン、パンと連覇中。
だが今大会ではビアに先制のスイープを決めるも後半に逆転され10-2で優勝ならず。



07
70kg決勝戦
○タマラ・シウバ(シセロコスタ)
vs
×アレッサンドロ・モス(クラークグレイシーJJ)



08
56kgで優勝したイヤゴ・ジョルジのガールフレンドのタマラが鮮やかな腕十字を極め、2:32 一本勝ち優勝。
イヤゴとタマラのカップル二人揃って賞金1万ドルを手にした。



09
90kg決勝戦
○ガブリエレ・ペッサーニャ(INFIGHT JAPAN)
vs
×クレア・セヴェンソン(MKチーム)



c
昨年のアブダビグランドスラムツアー東京大会から今大会までアブダビグランドスラムツアーを負けなしでシーズンを終えたペッサーニャ。
賞金の他に年間ランキングでも1位を獲得し、年間表彰でベスト女子選手賞に輝いている。



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【今日が誕生日の柔術家】ホムロ・バハル(36)、セリンゲロ・キムラ(37)



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