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2019年05月04日

【レポ】ASJJF SPRING OPEN 2019:茶&黒帯

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ASJJFが春に定期開催している「SPRING OPEN」は今年で3回目の開催となり、すっかり定着した感がある。

今大会が開催された台東リバーサイドスポーツセンターはASJJFの常打ち会場で、逆に言えばASJJFは東京ではこの会場以外では大会開催していない。

これはASJJFに限らずどの大会にも言えることだが、同じ会場で数多く大会を行っていると大会名以外に何が違うのか?という気がしないでもない。



とはいえ、それでいても参加者が集まっているのなら、別に外野がとやかく言うべきのことはないのかもしれないが、どうせなら大会名にちなんだ「何か」があった方が他大会との差別化もできていいのではないかと思う。

そんなことはさておき、今大会はキッズ、ノーギ、アダルト、マスターと一挙に行われたが、黒帯はマスターで1試合のみで、茶帯はオープンクラスを入れて3階級、そして紫帯はアダルトもマスターも1試合も行われずといった感じで、やや寂しい参加状況だった。

いま首都圏では今大会を主催したASJJFや日本最古の連盟であるJBJJF、そしてUAEJJととも密接な関係を持つJJFJ、さらにスポーツ柔術の日本連盟であるSJJJFなど4つの連盟がそれぞれ独自に大会を開催しており、その数は毎月どころか、ほぼ毎週末に何かしらの大会がある状況となっている。

その中で出る側はどの大会がいいか、どの大会を選ぶのかはジムの意向や方針、また連盟に加盟しているか否かなどで選択肢があると思われるが、今後はどの大会もその大会ならではの独自性が求められていくことだろうと思われるが、どうだろうか。



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今大会で唯一行われた黒帯マッチはマスター1黒帯オープンクラスのワンマッチ決勝戦。
高本裕和(高本道場)とランジェル・ホドリゲス(RRT)の定番マッチがまたも組まれた。



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試合は動きの少ない膠着気味の展開が続き、延長戦のサドンデスに突入。
そこでも変わらず動きのない展開となり、高本にペナルティが入ってランジェルが勝利となったが両者とも不完全燃焼で苦い顔。



03
アダルト茶帯ライトのトーナメントを制したのは葛西義太郎(ルミナス)。
初戦をトーホールド、決勝を腕十字で極めて2試合連続の一本勝ちで優勝を果たした。



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ワンマッチ決勝戦だったアダルト茶帯ミドルで優勝したのはヴィトー・メディロス(INFIGHT JAPAN)だ。
すでにマスターの年齢だが、アダルトでも充分に通用する実力を持つ。



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アダルト茶帯オープンクラスはライト優勝の葛西から送り襟絞めで一本勝ちしたウィリアム・バーグ(ノヴァウニオン・エリオダミアニ)が優勝。
最後に極めた送り襟絞めは鮮やかだった。



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マスター3茶帯オープンクラスは田口正人(ねわざワールド小江戸)と長谷川秀樹(ねわざワールド品川)のねわワグループ同士の決勝戦で、この試合を5-2で制した田口が優勝を決めた。



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チームポイントで優勝したのはINFIGHT JAPAN。
インファイトはキッズのチームポイントでも優勝しており、今大会のチームポイントはアダルトとキッズで二冠に輝いた。



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