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2019年07月25日

【レポ】TAIWAN INTERNATIONAL 2019:Part.2

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台湾国際、レポート後編は会場の様子や色帯、キッズの日本人選手の活躍を紹介したい。

観光地としても人気の台湾は、日本はもとより周辺国からもアクセスしやすいことがあり、例年多くの国々の柔術家が台湾国際に参戦している。

海の日を含む3連休だったことで日本からの参加者も多かったが、タイやベトナム、さらにはインドを拠点とする日本人柔術家も参戦。

大会の告知から開催まで時間が限られていたにも関わらず、これだけ選手が集まるのも本大会が支持されていることの証しだろう。



いま台湾は柔術ジムの新規オープンが相次いでおり、シーンも活気づいている様子だ。

これまでは台湾というと老舗の台湾BJJの一強時代が長く続いていたが、今後は新興アカデミーの成長ぶり如何ではその勢力図も変わってくるだろう。

それだけに来年の今大会はいままで以上に激戦となるのは間違いない。


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会場は台北市中心部にあり、台北駅からもほど近い国立台北商業大学の体育館。
円滑な大会運営に定評のある台湾国際だけに、8:30の試合開始時間きっかりにキッズのトーナメントからスタート。



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柔術に打ち込む子どもが増えているのは台湾でも同じこと。
年々キッズの試合数が増え、5面のうち1面はほとんどの時間をキッズの試合に割いていた。
キッズの生徒が数十人で大人が数人という道場もあるほどだという。



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大会レフェリーを務めたVISCAの小島健作の一人息子、大洋(AXIS)がジュニア・オールカラー44.3kgで参戦。
マウントからの三角で一本負けを喫するも、積極的に海外経験を積んでいることは大きな糧になるはずだ。



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同じく大会レフェリーを務めた九龍柔術主宰・瀧澤恵介の息子、英慈はティーン・オールカラー48.3kgにエントリー。
初戦はティーン以下で禁止技のエゼキエルを相手が仕掛けたために反則勝ちとなるも、準決勝はマウント三角で一本負け。
5歳から柔術を始め現在は13歳(中学2年生)の英慈、今後の成長に期待がかかる。



05
タイ・バンコクのArete BJJに所属する美結と開の鈴木姉弟も台湾国際に初参戦。
ジュニア・オールカラー36.2kgに参戦した姉の美結は初戦をポイント勝利も二回戦で一本負け。
ピーウィー・オールカラー27kgに参戦した弟・開は初戦敗退と悔しい結果に終わったが、二人とも柔術を始めて1年足らずでの海外参戦は大健闘だろう。



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青帯には男女合わせて6人の日本人選手が参戦。
アダルト青帯フェザー級の内間及文(福住柔術)は初戦を 4-0で勝利し、決勝は0-0、A0-1でリードされるも終了間際に仕掛けたフットロックでアドバンを得て、レフェリー判定で優勝。



07
同ミディアムヘビー級の湯本一由(パラエストラ沖縄)は初戦を1:49、バックチョーク、決勝も3:31、ボーアンドアローと2試合とも一本勝ちで優勝。



08
マスター2青帯ライトフェザーにはインド南部のハイデラバードを拠点にする石川能之(バンゲリングベイ)が参戦し、初戦を2-0、決勝をノースサウスチョークで一本勝ちして金メダル獲得。



09
サトシ・ソウザの元で柔術を練習する松原佳孝(ボンサイ柔術)は同フェザーで2試合を戦って優勝し、無差別でも初戦を勝利し3位入賞を果たした。



10
階級別では一人優勝だったサイゴンJJの黒川彩乃は無差別にエントリーするも、階級別&無差別を制したファン・クンイェン(グレイシーバッハ香港)に破れて入賞ならず。



11
女子マスター1青帯フェザーには福住柔術から河辺順子が参戦し、5-2でワンマッチ決勝を制して金メダルを手にした。



【今日が誕生日の柔術家】リダ・ハイサム(26)、マルコス・ナカムラ(38)



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