2019年08月10日
【レポ】アブダビグランドスラムツアー東京大会:女子まとめ
AJP主催大会の女子カテゴリーは茶帯と黒帯が同一カテゴリーで行われるのが特徴で、ワールドプロやアブダビグランドスラムツアーなどは茶帯と黒帯が対戦する、ここでしか見られない対戦が続出する。
2018-2019シーズンの女子ランキング1位のガブリエリ・ペッサーニャは茶帯時代からこの茶黒カテゴリーで無敗を誇り、ペッサーニャが勝利した選手の中には今年の女子黒帯のムンジアル王者のナチエリ・ジーザスもおり、過去に行われたペッサーニャvsナチエリの対戦はペッサーニャの全勝になっている。
そして今年のムンジアルで対戦した湯浅vsマイサも過去にAJP(当時はUAE JJ)主催大会で2度対戦しており、当時はマイサが茶帯で湯浅が黒帯で1勝1敗の戦績。
今大会では黒帯の試合時間が6分のAJPルールで3度目の対戦となり、マイサが勝利して2勝1敗の勝ち越しとなり、vs湯浅戦の通算戦績を5戦4勝1敗とした。
奇しくもこのペッサーニャとマイサは群馬のINFIGHT JAPANに長期滞在しており、すっかり日本を気に入ってるようだ。
マイサはすでに帰国しているがペッサーニャは9月中旬まで日本に居残り、アブダビグランドスラムツアーの次回大会であるロサンゼルス大会に参戦予定になっている。
マイサもペッサーニャも昨年、今年と2年連続でアブダビグランドスラムツアー東京大会で優勝しており、来年の大会も参戦が濃厚なので、また彼女らの世界トップクラスの試合ぶりが見れることだろう。
女子アダルト茶黒帯56kg決勝戦
マイサ・バストス(シセロコスタ)
vs
湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)
ムンジアルでの対戦に続き、今年2度目の対戦となったこの試合は4-2でマイサが勝利。
試合時間10分のIBJJFルールより4分も試合時間が短いため試合展開も早かった。
女子アダルト茶黒帯62kg決勝戦
ホープ・ドグラス(シセロコスタ)
vs
アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
オーストラリアのホープとベルギーのアマルの対戦という国際色豊かな顔合わせhがホープが2-2/3-0で勝利。
ホープが昨年度の王者・アマルから金星を挙げて優勝した。
女子アダルト茶黒帯70kg決勝戦
マルティナ・グラメニウス(チェックマット)
vs
ブタデルガー・バットソグト(ガルーダ)
マルティナはスウェーデンのフィンホの生徒でブラデルガーはモンゴルからの参戦。
試合は0-0/2-1でマルティナがアドバンテージ差で制した。
女子アダルト茶黒帯95kg決勝戦
ガブリエリ・ペッサーニャ(INFIGHT JAPAN)
vs
マルセラ・カイアファ(パームスポーツJJ)
ムンジアルで優勝し黒帯昇格を果たしたペッサーニャは同じ相手と2度対戦し、その2試合とも極めて勝利し余裕の優勝。
これが黒帯初戦だったが、すでに黒帯でもトップクラスの実力者といえるだろう。
女子アダルト紫帯55kgで優勝した石黒遥希(CARPE DIEM)。
決勝戦は過去にも対戦経験があるダヤ・フルタ(INFIGHT JAPAN)から勝利した。
女子の紫帯トップ選手のカロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)は62kgで優勝。
準決勝で韓国人、決勝戦で台湾人から連勝しての優勝だった。
カロリーナとライバル関係にあるフェルナンダ・クリスト(EVOX BJJ)も70kgで優勝。
AJPにはオープンクラスがないのでカロリーナvsフェルナンダの対戦は今大会ではなかったが9月のIBJJFアジアでは再び相まみえることになるだろう。
女子青帯で突出した試合ぶりを見せていたのが森さくら(AXIS)だ。
森は女子ジュブナイル青帯57kgにエントリーし巴戦で初戦は一本負けも、その後の2試合を極めて勝利し優勝を果たした。
現在高校2年の森は大会によってはアダルトにも出ており、すでに数多くの実績を残している。
またグラップリングマッチでプロ大会への参戦も多く、今後も活躍していくのは間違いないだろう。
この森は今週末に名古屋で開催されるコパブルテリアに青帯ライトでエントリーしてるので、その試合ぶりに注目だ。
【今日が誕生日の柔術家】ケリー・ランデル(57)、スコット・ネルソン(49)、川本秀行(50)
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今大会では黒帯の試合時間が6分のAJPルールで3度目の対戦となり、マイサが勝利して2勝1敗の勝ち越しとなり、vs湯浅戦の通算戦績を5戦4勝1敗とした。
奇しくもこのペッサーニャとマイサは群馬のINFIGHT JAPANに長期滞在しており、すっかり日本を気に入ってるようだ。
マイサはすでに帰国しているがペッサーニャは9月中旬まで日本に居残り、アブダビグランドスラムツアーの次回大会であるロサンゼルス大会に参戦予定になっている。
マイサもペッサーニャも昨年、今年と2年連続でアブダビグランドスラムツアー東京大会で優勝しており、来年の大会も参戦が濃厚なので、また彼女らの世界トップクラスの試合ぶりが見れることだろう。
女子アダルト茶黒帯56kg決勝戦
マイサ・バストス(シセロコスタ)
vs
湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)
ムンジアルでの対戦に続き、今年2度目の対戦となったこの試合は4-2でマイサが勝利。
試合時間10分のIBJJFルールより4分も試合時間が短いため試合展開も早かった。
女子アダルト茶黒帯62kg決勝戦
ホープ・ドグラス(シセロコスタ)
vs
アマル・アムジャイ(CENSアカデミー)
オーストラリアのホープとベルギーのアマルの対戦という国際色豊かな顔合わせhがホープが2-2/3-0で勝利。
ホープが昨年度の王者・アマルから金星を挙げて優勝した。
女子アダルト茶黒帯70kg決勝戦
マルティナ・グラメニウス(チェックマット)
vs
ブタデルガー・バットソグト(ガルーダ)
マルティナはスウェーデンのフィンホの生徒でブラデルガーはモンゴルからの参戦。
試合は0-0/2-1でマルティナがアドバンテージ差で制した。
女子アダルト茶黒帯95kg決勝戦
ガブリエリ・ペッサーニャ(INFIGHT JAPAN)
vs
マルセラ・カイアファ(パームスポーツJJ)
ムンジアルで優勝し黒帯昇格を果たしたペッサーニャは同じ相手と2度対戦し、その2試合とも極めて勝利し余裕の優勝。
これが黒帯初戦だったが、すでに黒帯でもトップクラスの実力者といえるだろう。
女子アダルト紫帯55kgで優勝した石黒遥希(CARPE DIEM)。
決勝戦は過去にも対戦経験があるダヤ・フルタ(INFIGHT JAPAN)から勝利した。
女子の紫帯トップ選手のカロリーナ・クワハラ(INFIGHT JAPAN)は62kgで優勝。
準決勝で韓国人、決勝戦で台湾人から連勝しての優勝だった。
カロリーナとライバル関係にあるフェルナンダ・クリスト(EVOX BJJ)も70kgで優勝。
AJPにはオープンクラスがないのでカロリーナvsフェルナンダの対戦は今大会ではなかったが9月のIBJJFアジアでは再び相まみえることになるだろう。
女子青帯で突出した試合ぶりを見せていたのが森さくら(AXIS)だ。
森は女子ジュブナイル青帯57kgにエントリーし巴戦で初戦は一本負けも、その後の2試合を極めて勝利し優勝を果たした。
現在高校2年の森は大会によってはアダルトにも出ており、すでに数多くの実績を残している。
またグラップリングマッチでプロ大会への参戦も多く、今後も活躍していくのは間違いないだろう。
この森は今週末に名古屋で開催されるコパブルテリアに青帯ライトでエントリーしてるので、その試合ぶりに注目だ。
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