2019年08月08日
【レポ】JBJJF全日本2019:黒帯・その1
8/4(日)、東京・文京区の文京区体育館で開催されたJBJJF全日本選手権。
この大会は今回で20回目の開催という節目で日本最古の歴史がある大会だ。
そしてJBJJF主催大会の中で最大規模を誇り、"柔術日本一決定戦"の名に相応しい強豪選手たちが一堂に介して覇を競っている。
全日本選手権はアダルトカテゴリーのみが実施されるので普段はマスターカテゴリーで試合をしている選手も今大会に参戦するなら強制的にアダルトで試合をしなければならず、そのために通常の大会では実現しないような顔合わせも多数見られた。
アダルトとマスターではルールは同じものの試合時間がアダルトは10分なのに対しマスターは5〜6分となっているので単純に倍の試合時間がある。
これは加齢とともにスタミナも落ちていくマスター世代の選手にとって致命的ともいえるだけに、試合開始から早々にガス欠で動きが落ちる選手も散見されたようだ。
とはいえそういったマスター世代の選手ですらもアダルトで競いたいと思わせるだけのものがあるJBJJFの全日本大会は格式が高い大会として認知されているといえよう。
そんなJBJJF全日本選手権から黒帯の試合をレポートする。
アダルト黒帯オープンクラス準決勝
〇リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
vs
×高木翔太(ねわざワールド)
階級別(ウルトラヘビー級)は関根秀樹の欠場で一人優勝に終わったハイサム。
高木との準決勝は1:39、マウントからの三角絞めをきっちり極めて決勝進出。
アダルト黒帯オープンクラス準決勝
〇トーマス・ミツ(CARPE DIEM)
vs
×高本裕和(高本道場)
反対ブロックでは階級別(ミディアムヘビー級)で優勝した同門のトーマスが高本を4-0で下して決勝進出。
敗れたものの高本は本来マスター3の選手でアダルトの選手に混じって準決勝まで勝ち上がったのは大健闘だろう。
アダルト黒帯オープンクラス決勝戦
〇トーマス・ミツ(CARPE DIEM)
vs
×リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
決勝はハイサム&トーマスのCARPE DIEM勢でクローズアウト。
記録上はCARPE DIEMの先輩格のトーマスの優勝でWゴールド獲得となった。
アダルト黒帯ルースター準決勝
〇芝本幸司(トライフォース)
vs
×松本一郎(NR柔術)
全日本8連覇がかかる芝本はシードで初戦が準決勝。
1回戦で中村洋介から絞めを奪って勝ち上がってきた松本との対戦はP2-0で芝本が勝利し順当に決勝進出。
アダルト黒帯ルースター準決勝
〇澤田伸大(トライフォース)
vs
×吉岡優幸(徳島柔術)
芝本と同じく1回戦がシードだった澤田の準決勝は吉岡相手に3:59、サワダバーを極めて一本勝ちで決勝に進んだ。
アダルト黒帯ルースター決勝戦
〇芝本幸司(トライフォース)
vs
×澤田伸大(トライフォース)
昨年と同じくルースター級は芝本&澤田のトライフォース勢でクローズアウトし、記録上は芝本の勝利で全日本8連覇達成。
来年はこのまま9連覇を成し遂げるのか、それとも芝本を止める選手が現れるのか、早くも次回の全日本選手権が楽しみとなった。
アダルト黒帯ライトフェザー決勝戦
〇橋本知之(CARPE DIEM)
vs
×鍵山士門(フィジカルスペース柔術アカデミー)
決勝は3年連続で橋本vs鍵山で決勝までの2試合すべてが一本決着の橋本相手に、鍵山が腕十字を仕掛ける場面もあったが、橋本は瞬時にエスケープするとそのままバックを奪取。その後は橋本の絞めを鍵山が凌ぐ展開が続いてタイムアップとなり、4-0で橋本が勝利し全日本4連覇達成。
アダルト黒帯フェザー決勝戦
〇横山武司(スウェルズ柔術ジム)
vs
×八巻祐(X-TREME EBINA)
フェザーは黒帯で全日本初参戦の新鋭・横山が初出場で初優勝の快挙。
濱崎一登、大塚博明、チアゴ・ハタダらを下して決勝に進んだ横山は、昨年の全日本王者・八巻から4:48、三角絞めでタップを奪い優勝を決めた。
text by Kinya Hashimoto
photo and cap by Satoshi Narita
【今日が誕生日の柔術家】ベッチーニョ・ヴィタウ(36)、アンドリス・ブルノフスキ(29)
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アダルトとマスターではルールは同じものの試合時間がアダルトは10分なのに対しマスターは5〜6分となっているので単純に倍の試合時間がある。
これは加齢とともにスタミナも落ちていくマスター世代の選手にとって致命的ともいえるだけに、試合開始から早々にガス欠で動きが落ちる選手も散見されたようだ。
とはいえそういったマスター世代の選手ですらもアダルトで競いたいと思わせるだけのものがあるJBJJFの全日本大会は格式が高い大会として認知されているといえよう。
そんなJBJJF全日本選手権から黒帯の試合をレポートする。
アダルト黒帯オープンクラス準決勝
〇リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
vs
×高木翔太(ねわざワールド)
階級別(ウルトラヘビー級)は関根秀樹の欠場で一人優勝に終わったハイサム。
高木との準決勝は1:39、マウントからの三角絞めをきっちり極めて決勝進出。
アダルト黒帯オープンクラス準決勝
〇トーマス・ミツ(CARPE DIEM)
vs
×高本裕和(高本道場)
反対ブロックでは階級別(ミディアムヘビー級)で優勝した同門のトーマスが高本を4-0で下して決勝進出。
敗れたものの高本は本来マスター3の選手でアダルトの選手に混じって準決勝まで勝ち上がったのは大健闘だろう。
アダルト黒帯オープンクラス決勝戦
〇トーマス・ミツ(CARPE DIEM)
vs
×リダ・ハイサム(CARPE DIEM)
決勝はハイサム&トーマスのCARPE DIEM勢でクローズアウト。
記録上はCARPE DIEMの先輩格のトーマスの優勝でWゴールド獲得となった。
アダルト黒帯ルースター準決勝
〇芝本幸司(トライフォース)
vs
×松本一郎(NR柔術)
全日本8連覇がかかる芝本はシードで初戦が準決勝。
1回戦で中村洋介から絞めを奪って勝ち上がってきた松本との対戦はP2-0で芝本が勝利し順当に決勝進出。
アダルト黒帯ルースター準決勝
〇澤田伸大(トライフォース)
vs
×吉岡優幸(徳島柔術)
芝本と同じく1回戦がシードだった澤田の準決勝は吉岡相手に3:59、サワダバーを極めて一本勝ちで決勝に進んだ。
アダルト黒帯ルースター決勝戦
〇芝本幸司(トライフォース)
vs
×澤田伸大(トライフォース)
昨年と同じくルースター級は芝本&澤田のトライフォース勢でクローズアウトし、記録上は芝本の勝利で全日本8連覇達成。
来年はこのまま9連覇を成し遂げるのか、それとも芝本を止める選手が現れるのか、早くも次回の全日本選手権が楽しみとなった。
アダルト黒帯ライトフェザー決勝戦
〇橋本知之(CARPE DIEM)
vs
×鍵山士門(フィジカルスペース柔術アカデミー)
決勝は3年連続で橋本vs鍵山で決勝までの2試合すべてが一本決着の橋本相手に、鍵山が腕十字を仕掛ける場面もあったが、橋本は瞬時にエスケープするとそのままバックを奪取。その後は橋本の絞めを鍵山が凌ぐ展開が続いてタイムアップとなり、4-0で橋本が勝利し全日本4連覇達成。
アダルト黒帯フェザー決勝戦
〇横山武司(スウェルズ柔術ジム)
vs
×八巻祐(X-TREME EBINA)
フェザーは黒帯で全日本初参戦の新鋭・横山が初出場で初優勝の快挙。
濱崎一登、大塚博明、チアゴ・ハタダらを下して決勝に進んだ横山は、昨年の全日本王者・八巻から4:48、三角絞めでタップを奪い優勝を決めた。
text by Kinya Hashimoto
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