2019年08月12日
【レポ】JBJJF全日本2019:茶帯
JBJJF全日本の茶帯をレポートする。
茶帯では昨年の紫帯ムンジアル王者で今年は茶帯で3位入賞のイゴール・タナベがUFCファイター中村K太郎こと中村圭太との今大会屈指の好カードが実現し大きな注目を集めた。
イゴールvs中村の一戦はイゴールが柔術ならではのテクニックであるラペラを使ったスイープを2度決めて4−0で勝利して優勝を果たした。
そしてそのイゴールの盟友的な存在のアンディ・コングがオープンクラスを優勝し、さらにグアムからはるばる参戦してきたアンソニー・クルズはK太郎から腕十字で一本勝ちするなど活躍。
また軽量級ではライトフェザーで石黒翔也がアブダビグランドスラム東京大会に続いて優勝、フェザーはホベルチ・オダ&大柳敬人でクローズアウトしCARPE DIEM強し!を印象づけている。
茶帯といえば黒帯の一歩手前の帯色で、今大会で優勝した選手たちはいつ黒帯を巻いてもおかしくない実力者揃いなので、もしかしたら来年の同大会では彼らが黒帯カテゴリーで試合している姿が見られるかもしれない。
茶帯オープンクラス準決勝第1試合は、ミディアムヘビーを制したアンソニー・クルーズ(TREE BRAZILIAN JIU-JITSU)と中村K太郎(K太郎道場)の対戦となり、アンソニーがK太郎から腕十字を極めて決勝進出。
準決勝第2試合は、安藤切人(パラエストラ)がウルトラヘビーの巨漢・ケネス・トーマス(藤田柔術)をチョークで仕留めて決勝進出。決勝ではアンソニーが同門でもない安藤に勝利を譲ったことで、安藤が戦わずして無差別制覇となった。
茶帯ルースター級はフリーで柔術を続ける山本博斗(IGLOO)が優勝。山本は決勝までの2試合を一本決着で勝ち上がり、決勝では八田亮(ストライプルオハナ)を6-4で下しての全日本連覇。
ライトフェザー決勝は石黒翔也(CARPE DIEM)vs丹羽飛龍(AXIS)。兄弟揃って茶帯初の全日本挑戦となった丹羽兄弟の弟・飛龍だが、試合終盤、石黒にスイープを許して2-4で敗退。石黒は4度目の全日本優勝、アブダビ・グランドスラム東京に続くビッグタイトル獲得となった。
フェザー決勝は大柳敬人とホベルチ・オダのCARPE DIEM勢でクローズアウト、ホベルチから勝利を譲られた大柳が全日本連覇となった。大柳は準決勝で佐野貴文(AXIS)との接戦を制して決勝進出。ホベルチは初戦で丹羽兄弟の兄・怜音を下し、準決勝は寒河江寿泰(今成柔術)を14-0で完封しての決勝進出だった。
ヘビー級はイゴール・タナベ(IGLOO)の優勝。3人トーナメント、K太郎と安藤の初戦は6-0でK太郎が決勝に駒を進め、破れた安藤から勝利を譲られたイゴールvsK太郎の対戦が実現した。試合はイゴールがワームガードからのスイープを連発し、4-0で勝利している。
女子茶帯無差別では、フェザーで3位に終わった越後伊織(トライフォース柔術アカデミー)が同級優勝の深津佐和子(DAMM FIGHT JAPAN)からカーフスライサーでタップを奪い、茶帯で初の金メダル獲得。
text by Kinya Hashimoto
photo and cap by Satoshi Narita
【今日が誕生日の柔術家】ヘイゾン・グレイシー(76)、松本義彦(36)、高橋健太(33)、ネルソン・モンテイロ
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©Bull Terrier Fight Gear
そしてそのイゴールの盟友的な存在のアンディ・コングがオープンクラスを優勝し、さらにグアムからはるばる参戦してきたアンソニー・クルズはK太郎から腕十字で一本勝ちするなど活躍。
また軽量級ではライトフェザーで石黒翔也がアブダビグランドスラム東京大会に続いて優勝、フェザーはホベルチ・オダ&大柳敬人でクローズアウトしCARPE DIEM強し!を印象づけている。
茶帯といえば黒帯の一歩手前の帯色で、今大会で優勝した選手たちはいつ黒帯を巻いてもおかしくない実力者揃いなので、もしかしたら来年の同大会では彼らが黒帯カテゴリーで試合している姿が見られるかもしれない。
茶帯オープンクラス準決勝第1試合は、ミディアムヘビーを制したアンソニー・クルーズ(TREE BRAZILIAN JIU-JITSU)と中村K太郎(K太郎道場)の対戦となり、アンソニーがK太郎から腕十字を極めて決勝進出。
準決勝第2試合は、安藤切人(パラエストラ)がウルトラヘビーの巨漢・ケネス・トーマス(藤田柔術)をチョークで仕留めて決勝進出。決勝ではアンソニーが同門でもない安藤に勝利を譲ったことで、安藤が戦わずして無差別制覇となった。
茶帯ルースター級はフリーで柔術を続ける山本博斗(IGLOO)が優勝。山本は決勝までの2試合を一本決着で勝ち上がり、決勝では八田亮(ストライプルオハナ)を6-4で下しての全日本連覇。
ライトフェザー決勝は石黒翔也(CARPE DIEM)vs丹羽飛龍(AXIS)。兄弟揃って茶帯初の全日本挑戦となった丹羽兄弟の弟・飛龍だが、試合終盤、石黒にスイープを許して2-4で敗退。石黒は4度目の全日本優勝、アブダビ・グランドスラム東京に続くビッグタイトル獲得となった。
フェザー決勝は大柳敬人とホベルチ・オダのCARPE DIEM勢でクローズアウト、ホベルチから勝利を譲られた大柳が全日本連覇となった。大柳は準決勝で佐野貴文(AXIS)との接戦を制して決勝進出。ホベルチは初戦で丹羽兄弟の兄・怜音を下し、準決勝は寒河江寿泰(今成柔術)を14-0で完封しての決勝進出だった。
ヘビー級はイゴール・タナベ(IGLOO)の優勝。3人トーナメント、K太郎と安藤の初戦は6-0でK太郎が決勝に駒を進め、破れた安藤から勝利を譲られたイゴールvsK太郎の対戦が実現した。試合はイゴールがワームガードからのスイープを連発し、4-0で勝利している。
女子茶帯無差別では、フェザーで3位に終わった越後伊織(トライフォース柔術アカデミー)が同級優勝の深津佐和子(DAMM FIGHT JAPAN)からカーフスライサーでタップを奪い、茶帯で初の金メダル獲得。
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