2019年08月13日
【レポ】JBJJF全日本2019:紫帯
JBJJF全日本、最後の試合レポートは紫帯だ。
紫帯では今年1時に開催された賞金トーナメント・ガナビー杯で初対決した風間vs岩本が階級別と無差別の2連戦となり、その2試合とも岩本が勝利してリベンジを果たすとともに通算戦績を2勝1敗で勝ち越しとなった。
また当ブログに4週間連続大会に挑むプレビューインタビューを掲載した平田はアブダビグランドスラムに続いての優勝し、2大会連続優勝を決めている。
そしてクサノチームの紫帯ツートップのケイゾー・オサキとグラント・ボグダノフの2人は、ケイゾーがヘビーで優勝し、グラントもミドルで優勝し、2人揃ってアベック優勝を果たした。
さらにアメリカ・サンディエゴから来日中のザビエル・シウバは来年1月まで日本に滞在予定で、イゴールと共に練習しながら国内の試合に出場していく意向で、今大会もミディアムヘビーできっちりと優勝している。
その他にも多数の未来のエース候補がおり、彼ら・彼女らの活躍には今後の日本の柔術シーンは明るいと思わせるものがあったといえるだろう。
オープンクラス決勝はライトを制した岩本健汰(トライフォース)vs風間敏臣(パラエストラ)という階級別準決勝と同じ顔合わせ。
階級別の試合ではタイムアップの後、風間に三つ目のペナルティが入り4-0で岩本の勝利に終わったが、無差別では膠着が続いて両者に2ポイントが入り、序盤にスイープを奪っていた岩本が4-2で勝利。
岩本は全日本初優勝をWゴールドで飾った。
フェザーでは“夏の4週連続大会出場”を公言する平田孝士朗(CARPE DIEM)が、決勝を除く3試合すべてを一本決着で勝利し、決勝はギレルメ・ナカガワ(ボンサイ)を2-0で破って優勝。
これで平田はアブダビに続き2週連続金メダル獲得。
残すはコパ・ブルテリアとSJJJF関東選手権で、そこでの試合ぶりにも注目したい。
ライト決勝は岩本と紫帯で全日本初挑戦の鹿志村仁之介(ストライプル茨城)の対戦となり、岩本が鹿志村から2度のスイープを奪って4-0で勝利。
破れた鹿志村だが、全日本後は高校柔道のインターハイ参戦のため休む間もなく鹿児島へ。
個人戦の翌日にはコパ・ブルテリアへの参戦も予定しておりハイペースでの試合出場が続く。
グラント・ボクダノフ(クサノチーム)と柳井夢翔(リバーサルジム新宿Me,We)のミドル決勝はグラントが4-0で勝利。
青森のWARPから愛知のクサノチームに移籍したグラントは、さらに実力を伸ばしている。
ミディアムヘビー級はカリフォルニア・サンディエゴから来日中のザビエル・シウバ(IGLOO)がMMAファイターの脇本恭平(T-REX柔術アカデミー)を7-0から3:22、腕十字で下して優勝。
ザビエルは2020年1月まで日本に長期滞在予定だ。
階級を上げてヘビーにエントリーしたケイゾー・オサキ(クサノチーム)は初戦を一本勝ちで決勝に進み、アルマンド・リュッベ(ボンサイ柔術)を8-0で下して全日本初優勝。
3人トーナメントだった紫帯ライトフェザーは、初戦、決勝とも絞めで一本勝ちした石黒遥希(CARPE DIEM)が優勝。
茶帯で優勝した兄・翔也と兄妹が揃って4度目の全日本制覇となった。
ライトと無差別に参戦したカロリーナ・クワハラ(インファイトジャパン)は、階級別決勝で岸田蘭音(柔専館)を6-0で下して優勝。
無差別決勝ではダルバ・イマムラ(IGLOO)からボー・アンド・アローでタップを奪い、Wゴールドを獲得した。
text by Kinya Hashimoto
photo and cap by Satoshi Narita
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©Bull Terrier Fight Gear
そしてクサノチームの紫帯ツートップのケイゾー・オサキとグラント・ボグダノフの2人は、ケイゾーがヘビーで優勝し、グラントもミドルで優勝し、2人揃ってアベック優勝を果たした。
さらにアメリカ・サンディエゴから来日中のザビエル・シウバは来年1月まで日本に滞在予定で、イゴールと共に練習しながら国内の試合に出場していく意向で、今大会もミディアムヘビーできっちりと優勝している。
その他にも多数の未来のエース候補がおり、彼ら・彼女らの活躍には今後の日本の柔術シーンは明るいと思わせるものがあったといえるだろう。
オープンクラス決勝はライトを制した岩本健汰(トライフォース)vs風間敏臣(パラエストラ)という階級別準決勝と同じ顔合わせ。
階級別の試合ではタイムアップの後、風間に三つ目のペナルティが入り4-0で岩本の勝利に終わったが、無差別では膠着が続いて両者に2ポイントが入り、序盤にスイープを奪っていた岩本が4-2で勝利。
岩本は全日本初優勝をWゴールドで飾った。
フェザーでは“夏の4週連続大会出場”を公言する平田孝士朗(CARPE DIEM)が、決勝を除く3試合すべてを一本決着で勝利し、決勝はギレルメ・ナカガワ(ボンサイ)を2-0で破って優勝。
これで平田はアブダビに続き2週連続金メダル獲得。
残すはコパ・ブルテリアとSJJJF関東選手権で、そこでの試合ぶりにも注目したい。
ライト決勝は岩本と紫帯で全日本初挑戦の鹿志村仁之介(ストライプル茨城)の対戦となり、岩本が鹿志村から2度のスイープを奪って4-0で勝利。
破れた鹿志村だが、全日本後は高校柔道のインターハイ参戦のため休む間もなく鹿児島へ。
個人戦の翌日にはコパ・ブルテリアへの参戦も予定しておりハイペースでの試合出場が続く。
グラント・ボクダノフ(クサノチーム)と柳井夢翔(リバーサルジム新宿Me,We)のミドル決勝はグラントが4-0で勝利。
青森のWARPから愛知のクサノチームに移籍したグラントは、さらに実力を伸ばしている。
ミディアムヘビー級はカリフォルニア・サンディエゴから来日中のザビエル・シウバ(IGLOO)がMMAファイターの脇本恭平(T-REX柔術アカデミー)を7-0から3:22、腕十字で下して優勝。
ザビエルは2020年1月まで日本に長期滞在予定だ。
階級を上げてヘビーにエントリーしたケイゾー・オサキ(クサノチーム)は初戦を一本勝ちで決勝に進み、アルマンド・リュッベ(ボンサイ柔術)を8-0で下して全日本初優勝。
3人トーナメントだった紫帯ライトフェザーは、初戦、決勝とも絞めで一本勝ちした石黒遥希(CARPE DIEM)が優勝。
茶帯で優勝した兄・翔也と兄妹が揃って4度目の全日本制覇となった。
ライトと無差別に参戦したカロリーナ・クワハラ(インファイトジャパン)は、階級別決勝で岸田蘭音(柔専館)を6-0で下して優勝。
無差別決勝ではダルバ・イマムラ(IGLOO)からボー・アンド・アローでタップを奪い、Wゴールドを獲得した。
text by Kinya Hashimoto
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