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2019年09月14日

【レポ】IBJJFアジア2019:アダルト紫帯

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日本国内最大規模の大会の1つがこのIBJJF主催のアジア選手権だ。

2016年に第1回目の大会が開催されてから今回で11回目となる。

2006年から2012年までは2年に1度の開催だったが2013年からは毎年開催となり、回を重ねるごとに規模を拡大していた。



だが今年に限っては昨年から15%ほどの参加者の減少があり、また大会初日は金曜日の平日開催ということも重なって、会場はやや閑散としていた印象を受けた。

とはいいつつもマット内はまったくそんな様子はなく、いつものように日本のみならず近隣諸国から集った強豪たちが激戦を繰り広げており、非常に見応えがあった。

大会初日のメインは男女のアダルト紫帯で、その中からまずは男子の試合をレポートする。

男子のアダルト紫帯ではルースターこそ外国人選手に金メダルを奪われたが、それ以降のライトフェザーからライトまでの3階級で日本人選手が優勝を果たし好成績を残した。

またオープンクラスでも3位にフェザー優勝の平田孝士朗が食い込む健闘を見せ、IBJJFアジアでの日本人選手の戦績は好スタートを切ったといっていいだろう。


01
ルースターで優勝したのはフィリピン・マニラのコブリンヤの支部から来日した"ラム"ことラファエル・モラエス(アリアンシ)。
渡辺翔平の弟の直哉(ポゴナクラブジム)をレフェリー判定で下しての優勝。



02
これまでルースター級を主戦場にしアジア4連覇していたペドロ・アキラ(INFIGHT JAPAN)がライトフェザーに階級アップ。
決勝戦まで勝ち進んだが橋本知之の実弟・淳(CARPE DIEM)に敗れ準優勝に終わりアジアで初めて金メダルを逃した。



03
フェザーは平田孝士朗と鈴木真のCARPE DIEMで決勝戦をクローズアウト。
優勝は平田で7月から続く連続優勝記録をまたも更新。



04
マスター3の年齢ながらアダルトにエントリーした宇野薫(ネクサセンス)はライト級で初戦敗退。
だが「まだMMAで戦っていくつもりなのでアダルトで出ました」という英断はその他のMMAファイターにも見習って欲しい心構えだ。



05
優勝候補の一人と目されていた鹿志村仁之介(ストライプル茨城)は準決勝戦で韓国人選手の三角絞めで一本負け。
3位入賞を果たすもヒザを負傷して無差別は不参加に。



06
大会初日のベストマッチはライト決勝戦の風間敏臣(パラエストラ川崎)とチョ・デヨン(トライフォース)の試合。
試合終了間際までポイントで負けていた風間が最後の最後でマウントポジションを強奪し4−2で大逆転勝利。



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7月のアブダビ・グランドスラム東京大会以降、ずっと日本に居残っているザビエル・シウバ(ナインナインジャパン)がミディアムヘビー決勝戦を絞めで一本勝ちし優勝を決めた。



08
オープンクラス決勝戦はミディアムヘビー優勝のザビエルとウルトラヘビー優勝のルーカス・バレンテ(GFチーム)の対戦で、ルーカスがパス&マウントなどを決めて15-0の大量得点差でWゴールド獲得。



09
アダルト紫帯オープンクラス表彰台
優 勝 ルーカス・バレンテ(GFチーム)
準優勝 ザビエル・シウバ(ナインナインジャパン)
3 位 平田孝士朗(CARPE DIEM)トーマス・ヘンリー(BJJグローブトロッターズアジア)



10
アダルト紫帯Wゴールドのルーカスはブラジル・リオデジャネイロ出身の18歳。
マイサ・バストスの紹介でINFIGHT JAPANのジム内に居候して今大会に挑んで好成績を残した。
INFIGHT JAPANのジム内には簡易宿泊施設があるため、このルーカスチアゴ・バホス、そして現在は帰国済みのマイサやペッサーニャなどが長期滞在していた。



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