2019年09月15日
【レポ】IBJJFアジア2019:アダルト黒帯
IBJJFアジアの大会2日目はアダルト黒帯がメインカテゴリーだった。
アダルト黒帯には優勝・入賞するとポイントが与えられ、そのポイント数により、ヨーロピアンやパン、ムンジアルなどのメジャートーナメントの参戦権が与えられるのだ。
そのポイントを巡って、今年も海外勢の参戦が多数あり、国際色豊かな顔触れが揃っている。
中でも特筆すべきことは今年のムンジアルで3位入賞を果たしているチアギーニョことチアゴ・バホスの初来日が実現したことだ。
チアギーニョは多彩なパスガード技術を持つことで知られ、トップゲームに無類の強さを発揮しており、今大会でもその試合ぶりが注目を浴びていた。
そしてその前評判通りに次々とパスガードを決めていっていたが、塚田とデビッドにスイープを許す場面もあり、やや精彩を欠いた試合もあったが、しっかりと優勝するあたりはさすがだった。
他にはエントリーしていたルーカス・バルボーザが欠場となり、一人優勝となってしまったオーストラリア在住のセルビア人、ウロッシユ・チュウリチがオープンクラスのみの試合になったが、そこで全試合一本勝ちで優勝し、一人優勝と合わせてWゴールドを獲得している。
準決勝戦で澤田伸大(トライフォース)を破って決勝戦進出した渡辺翔平(ポゴナクラブジム)だが、その試合で負傷し決勝戦を棄権。
そのため芝本幸司(トライフォース)が不戦勝で優勝となった。
黒帯を巻いて初めてのアジアに挑んだジエゴ・エンリケ(EVOX BJJ)は順調に決勝戦まで勝ち上がり。
そして決勝戦では宮地一裕(CARPE DIEM HOPE)から11-2で勝利してライトフェザー級を制した。
満を持して待望の初来日を果たした"チアギーニョ"ことチアゴ・バホス(シセロコスタ)。
メジャートーナメントはライトフェザーだが今大会はフェザーで参戦し全3試合を勝利して堂々の優勝。
今年のアジアは日程が韓国の祝日である秋夕(チュソク)と重なってしまい、韓国勢の参戦が激減していたが、韓国人のチョ・ヨンセオ(ジョンフランクルJJ)がライト級で優勝。
決勝戦のvsクレベル・コイケ(ボンサイ)戦は試合終了間際にスイープを決めて6-5で逆転勝ちの好勝負を展開した。
ハーフガードの名手として知られるジェイク・マッケンジー(GFチーム)が昨年7月以来の再来日。
ミドル級決勝戦で成長著しいデクラン・ムーディ(ボンサイ)を完封し15-0で完勝して金メダル獲得。
今春にオープンしたCARPE DIEMの自由が丘支部のメインインストラクターとして辣腕を振るうトーマス・ミツ(CARPE DIEM)。
トーマスは先月のJBJJF全日本でもミディアムヘビーで優勝しており、今大会も同階級で優勝し、全日本&アジアを連覇。
本来はライト級のアレッシャンドリ・モリナーロ(カーウソングレイシーチーム)だが今大会では試合数が少ないヘビー級にエントリー。
巴戦を勝利して決勝戦に勝ち進むもエリッキ・オリヴェイラ(MYBJJ TEAM)の足関にハマり、2-2/1-2で敗れ試合後に床を叩きながら悔し涙を流した。
ウルトラヘビーはワンマッチ決勝戦。
ウゴ・マテウス(アカデミアOCS)がジャクス・ホソダ(小川柔術)に絞めを極め、6:59 一本勝ちで優勝を決めた。
オープンクラスを優勝したウロッシユ・チュウリチ(アルテスアヴェ)は準決勝戦でクレベルをリストロック、決勝戦でデクランをフットロックで極め、全試合一本勝ちで優勝。
スーパーヘビーはルーカス・ハルクの欠場で不戦勝の一人優勝と合わせて2冠に輝いた。
女子ライトフェザーは湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)と芝本さおり(トライフォース)の決勝戦で6:19 絞めを極めた湯浅が危なげなく優勝。
首の負傷で試合の日の朝まで欠場を考えていた内山裕規(CARPE DIEM)だが一念発起し試合出場。
スイス在住のブラジル人のカロリーナ・カリエロ(INFIGHT JAPAN)を3:46 ハーフマウントからのアメリカーナを極めてミドルのワンマッチ決勝戦を一本勝ちで優勝。。
女子オープンクラスはフェザーで優勝したイザベレ・ソウザ(Impacto Japan BJJ)が制しWゴールド。
姉のナタリーは準優勝、妹のカロリーナは3位でカリエロ姉妹揃ってのメダル獲得だ。
【今日が誕生日の柔術家】マーシオ・コウレタ(44)
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そしてその前評判通りに次々とパスガードを決めていっていたが、塚田とデビッドにスイープを許す場面もあり、やや精彩を欠いた試合もあったが、しっかりと優勝するあたりはさすがだった。
他にはエントリーしていたルーカス・バルボーザが欠場となり、一人優勝となってしまったオーストラリア在住のセルビア人、ウロッシユ・チュウリチがオープンクラスのみの試合になったが、そこで全試合一本勝ちで優勝し、一人優勝と合わせてWゴールドを獲得している。
準決勝戦で澤田伸大(トライフォース)を破って決勝戦進出した渡辺翔平(ポゴナクラブジム)だが、その試合で負傷し決勝戦を棄権。
そのため芝本幸司(トライフォース)が不戦勝で優勝となった。
黒帯を巻いて初めてのアジアに挑んだジエゴ・エンリケ(EVOX BJJ)は順調に決勝戦まで勝ち上がり。
そして決勝戦では宮地一裕(CARPE DIEM HOPE)から11-2で勝利してライトフェザー級を制した。
満を持して待望の初来日を果たした"チアギーニョ"ことチアゴ・バホス(シセロコスタ)。
メジャートーナメントはライトフェザーだが今大会はフェザーで参戦し全3試合を勝利して堂々の優勝。
今年のアジアは日程が韓国の祝日である秋夕(チュソク)と重なってしまい、韓国勢の参戦が激減していたが、韓国人のチョ・ヨンセオ(ジョンフランクルJJ)がライト級で優勝。
決勝戦のvsクレベル・コイケ(ボンサイ)戦は試合終了間際にスイープを決めて6-5で逆転勝ちの好勝負を展開した。
ハーフガードの名手として知られるジェイク・マッケンジー(GFチーム)が昨年7月以来の再来日。
ミドル級決勝戦で成長著しいデクラン・ムーディ(ボンサイ)を完封し15-0で完勝して金メダル獲得。
今春にオープンしたCARPE DIEMの自由が丘支部のメインインストラクターとして辣腕を振るうトーマス・ミツ(CARPE DIEM)。
トーマスは先月のJBJJF全日本でもミディアムヘビーで優勝しており、今大会も同階級で優勝し、全日本&アジアを連覇。
本来はライト級のアレッシャンドリ・モリナーロ(カーウソングレイシーチーム)だが今大会では試合数が少ないヘビー級にエントリー。
巴戦を勝利して決勝戦に勝ち進むもエリッキ・オリヴェイラ(MYBJJ TEAM)の足関にハマり、2-2/1-2で敗れ試合後に床を叩きながら悔し涙を流した。
ウルトラヘビーはワンマッチ決勝戦。
ウゴ・マテウス(アカデミアOCS)がジャクス・ホソダ(小川柔術)に絞めを極め、6:59 一本勝ちで優勝を決めた。
オープンクラスを優勝したウロッシユ・チュウリチ(アルテスアヴェ)は準決勝戦でクレベルをリストロック、決勝戦でデクランをフットロックで極め、全試合一本勝ちで優勝。
スーパーヘビーはルーカス・ハルクの欠場で不戦勝の一人優勝と合わせて2冠に輝いた。
女子ライトフェザーは湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)と芝本さおり(トライフォース)の決勝戦で6:19 絞めを極めた湯浅が危なげなく優勝。
首の負傷で試合の日の朝まで欠場を考えていた内山裕規(CARPE DIEM)だが一念発起し試合出場。
スイス在住のブラジル人のカロリーナ・カリエロ(INFIGHT JAPAN)を3:46 ハーフマウントからのアメリカーナを極めてミドルのワンマッチ決勝戦を一本勝ちで優勝。。
女子オープンクラスはフェザーで優勝したイザベレ・ソウザ(Impacto Japan BJJ)が制しWゴールド。
姉のナタリーは準優勝、妹のカロリーナは3位でカリエロ姉妹揃ってのメダル獲得だ。
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