2019年09月29日
【結果】ADCC 2019:日本から参戦した選手の試合
9/28-29の2日間、カリフォルニア州アナハイムのアナハイムコンベンションセンターで開催されているADCC2019。
今大会には日本から岩本健汰(フリー)と湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)の2選手が参戦している。
岩本は-66kgで湯浅は-60kgにエントリーしており、岩本の初戦はパウロ・ミヤオで湯浅はフィオン・デービースとの対戦となった。
いきなり優勝候補の一角であるパウロとの対戦する岩本は引き込んですぐさまデラヒーバフットロックを仕掛ける奇襲も不発で、パウロのトップからの圧力に屈してバックテイクを許してしまう。
このバックマウントをエスケープし攻めに転じたが、さらにスイープを食らい5-0で敗北。
そして湯浅は欧州を代表する柔術家であるフィオンに引き込み際にサイドポジションを奪われていきなり劣勢に。
ここからずっとフィオンにポジションを奪われまくり、試合終盤にフィオンのマウント三角のミスに付け込んで反撃のチャンスを得てクローズドガードから逆転のチャンスをうかがうも決め手を欠き12-0という大差の判定負け。
岩本・湯浅とも初戦敗退に終わったが、敗因を探れば岩本はまだ紫帯で黒帯までほど遠く、また湯浅もルースターを主戦場としており今大会の-60kgというのは体格的にかなり厳しいと言わざるを得ない。
とはいえ日本のトップ選手である2人がこうもあっさりと敗れてしまうという現実は、世界の壁をまざまざと見せつけられる結果となってしまった。
-66kg・1回戦
岩本健汰(フリー)
vs
パウロ・ミヤオ(シセロコスタ)
引き込んだ岩本がすぐさまデラヒーバフットロックをセットアップ。だがこれは決まらずパウロがトップからパスのアタックを続ける展開。試合時間が5分を過ぎるタイミングでパウロがバックテイクポジションへ。5分を過ぎたことを確認してから足をフックしていきバックテイクのポイント獲得。そこから極めのチャンスを狙いつつポジションキープするパウロ。4の字バックをエスケープした岩本がトップから攻めていくが、そこからスイープでパウロさらに2ポイント追加で5-0でパウロ勝ち。
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女子-60kg・1回戦
湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)
vs
フィオン・デービース(ECJJA)
湯浅の引き込みに合わせてフィオンがニースライスですぐさまサイドポジションに。そこからマウントに移行も試合時間の前半はポイント入らないため何もなし。マウントを戻してハーフにする湯浅だが、そのたびにパス&マウントで反撃のチャンスがない。そして試合時間が5分を経過してポイント加算タイムになるとフィオンのポジションを奪うたびにポイントが加算されていく。そして大差のポイント差を確認したフィオンはマウントから三角絞めへ。これをエスケープした湯浅が攻めに転じるが、どれも決め手を欠き、最後までフィオン優勢のまま12-0で大差の判定負けを喫した。
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Photo by Satohi Narita
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このバックマウントをエスケープし攻めに転じたが、さらにスイープを食らい5-0で敗北。
そして湯浅は欧州を代表する柔術家であるフィオンに引き込み際にサイドポジションを奪われていきなり劣勢に。
ここからずっとフィオンにポジションを奪われまくり、試合終盤にフィオンのマウント三角のミスに付け込んで反撃のチャンスを得てクローズドガードから逆転のチャンスをうかがうも決め手を欠き12-0という大差の判定負け。
岩本・湯浅とも初戦敗退に終わったが、敗因を探れば岩本はまだ紫帯で黒帯までほど遠く、また湯浅もルースターを主戦場としており今大会の-60kgというのは体格的にかなり厳しいと言わざるを得ない。
とはいえ日本のトップ選手である2人がこうもあっさりと敗れてしまうという現実は、世界の壁をまざまざと見せつけられる結果となってしまった。
-66kg・1回戦
岩本健汰(フリー)
vs
パウロ・ミヤオ(シセロコスタ)
引き込んだ岩本がすぐさまデラヒーバフットロックをセットアップ。だがこれは決まらずパウロがトップからパスのアタックを続ける展開。試合時間が5分を過ぎるタイミングでパウロがバックテイクポジションへ。5分を過ぎたことを確認してから足をフックしていきバックテイクのポイント獲得。そこから極めのチャンスを狙いつつポジションキープするパウロ。4の字バックをエスケープした岩本がトップから攻めていくが、そこからスイープでパウロさらに2ポイント追加で5-0でパウロ勝ち。
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女子-60kg・1回戦
湯浅麗歌子(DRAGON'S DEN)
vs
フィオン・デービース(ECJJA)
湯浅の引き込みに合わせてフィオンがニースライスですぐさまサイドポジションに。そこからマウントに移行も試合時間の前半はポイント入らないため何もなし。マウントを戻してハーフにする湯浅だが、そのたびにパス&マウントで反撃のチャンスがない。そして試合時間が5分を経過してポイント加算タイムになるとフィオンのポジションを奪うたびにポイントが加算されていく。そして大差のポイント差を確認したフィオンはマウントから三角絞めへ。これをエスケープした湯浅が攻めに転じるが、どれも決め手を欠き、最後までフィオン優勢のまま12-0で大差の判定負けを喫した。
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