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2019年12月03日

【レポ】「台湾柔術オープン2019」

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11/30(日)、台湾・台北の臺北市立南湖高中運動中心にて中華ブラジリアン柔術協会・CTBJJA主催「台湾柔術オープン2019」が開催された。

台北市内の学校の体育館を借りて行われた今大会はマット数4面で行われ、参加人数の増大により午前8時半からキッズ部門は開始するなど台湾の柔術シーンが盛り上がってる事が伺えた。

今回は日本からCARPEDIEMの小学2年生トップキッズ選手、伊藤剛太郎と細野維心が出場したのでキッズ部門に絞ってレポートする。




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会場の臺北市立南湖高中運動中心。
市内にあり交通の便もいい会場だった。



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024面マットで絶え間なく続けられた試合は熱戦が続出。
非常に熱気のある大会となっていた。



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オールベルト・ピーウィ24kg級
優勝 細野維心(CARPE DIEM)



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2年連続JBJJF全日本王者であり、驚異の身体能力をもつ細野。
計2試合をタックルと切れ味抜群なパスガードで大量得点を取り失点ゼロのままで優勝、JBJJF全日本キッズ王者の実力を見せつけた。



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オールベルト・ピーウィ27kg級
準優勝 伊藤剛太郎(CARPE DIEM)



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今年のSJJJF全日本王者であり、去年8月にラスベガスで行われたIBJJFキッズインターナショナルで準優勝の実績がある伊藤。
今大会は階級を上げての出場だったが、1回戦は的確なポジショニングで大量得点を取り圧勝するも、決勝は体格差によるパワー負けは如何ともしがたく腕十字による一本負けを喫してしまった。




今回出場した2人とも4歳の時から柔術を学んでおり、国内のみならず海外大会の経験も豊富で、来年2月にロサンゼルスで行われるIBJJFパンキッズにも出場予定とのこと。

いま日本でもキッズ柔術家の活躍ぶりは目覚ましいので、今後の活躍も大いに期待できることだろう。

また今回の「台湾柔術オープン2019」は夏の「台湾国際」と同様にIBJJFルールで行われており、運営も試合進行も非常にスムーズだった。

そして台湾のキッズ選手達は引き込みからクローズドガードを取り腕十字やスイープなどを狙うなど基本に忠実なテクニックをしっかり習得してる選手が多い印象があった。

親日家で日本からも近く、夜市、九?など観光スポットも多数ある台湾に家族旅行ついでに行くのにもぴったり。

夏は「台湾国際」、冬はこの「台湾オープン」と年2回の柔術大会が定期開催されているので、ちょっとした観光ついでに試合に出てみるのもいいのではないだろうか。



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