2019年12月14日
【Dropkick】秋田で何が起きた? QUINTETエキシビジョンマッチ騒動
プロレス格闘技マガジン『Dropkick』公式チャンネルでQUINTETについてインタビューして頂きました。
このインタビューは11月30日、秋田で開催されたQUINTETの中で行われたQUINTETのアイアンマンマッチでの試合について主に話しています。
賛否両論あったこの形式での試合はいろんな意味で大きな話題となったのは記憶に新しいところです。
そして大会後にQUINTET審判団・ルールディレクターを務めていた植松直哉氏が辞任をするに至ったのですが、これはアイアンマンマッチの件と無関係ではないと思われ、ただならぬ事態にまで発展してしまいました。
やはり先方からもそのアイアンマンマッチのことを聞きたいとのリクエストだったので、その話題に終始してしまいましたが、個人的に話したかったことはやはり団体戦でのCARPE DIEMチームの活躍ぶりでした。
あの団体戦ではまたも一本勝ちを量産した山田崇太郎や華麗な腕十字を極めて秒殺した世羅智茂が注目されましたが、実は一番のキーだったのは先鋒で出陣した橋本知之がジャン・インソンを引き分けに持ち込んだことだと思っています。
ジャン・インソンはまだ日本ではそれほど知られていないと思いますが、韓国の柔術シーンでは誰もが一目を置くトップ選手で、中には韓国人黒帯最強という声もあります。
主だった戦績では茶帯時代にIBJJFアジアで準優勝が最高位かと思われますが、プロイベントのスパイダーインビテーショナルでは当時まだ茶帯だったジャンがAJアガザームに勝利というアップセットを起こし、大会後にチョイ・ワンチョイが黒帯を授与。
その後はパウロ・ミヤオを対戦し、レフェリー判定で敗退するも、その試合は本当に僅差で個人的にはジャンの勝ちでもおかしくなかったと思ってます。
さらに柔術・グラップリングだけでなく、レスリングマッチにも挑戦し、レスリングルールで本職のレスラー相手に奮闘した試合も興味深かったです。
残念ながら今年のIBJJFアジアでは自身の結婚式が控えていたために来日が実現せずでしたが、もし来日していたら表彰台は確実で、もしかしたらアダルト黒帯ライトの決勝戦はIBJJFアジア初の韓国人対決になっていたかも?と思われます。
そんな強豪中の強豪であるジャンを時間切れ引き分けに持ち込んだ橋本知之がやはり凄いなと思った次第です。
通常はライトのジャンとルースターの橋本は単純に3階級差があり、実際この試合も体重差が10kg以上のため試合時間4分になったことで引き分けに持ち込めた要因なのは間違いないでしょう。
とはいえ、あのジャンから危険なポジションを与えることはほぼなく、場面によっては攻めているシーンもあり、さすがのテクニシャンぶりを改めて見せつけてくれました。
それだけにこの一戦の凄さを話したかったけど、Dropkick的にはそんな話はノーサンキューとのことで、一切話せず終いでした。
一般層に伝わりにくいこういった凄さこそ、改めて話すべきとも思ったけど、必要とされてないんだから仕方なしです。
とりあえずこのQUINTETインタビューはアイアンマンマッチに対するボヤきが大半で、それ以外はなぜこういう試合になってしまったのか?の考察と、それに至った経緯を自分なりに分析したことを話してます。
すでにこの件に関しては桜庭氏が自らインタビューを受け、またQUINTET ULTRAも開催されて終着した感もありますが、改めて「アイアンマンマッチとはなんだったのか?」を再考しているこのインタビュー、ぜひご一読して頂きたいと思います。
「秋田で何が起きた? QUINTETエキシビジョンマッチ騒動」はコチラから!
※後半は有料記事です
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やはり先方からもそのアイアンマンマッチのことを聞きたいとのリクエストだったので、その話題に終始してしまいましたが、個人的に話したかったことはやはり団体戦でのCARPE DIEMチームの活躍ぶりでした。
あの団体戦ではまたも一本勝ちを量産した山田崇太郎や華麗な腕十字を極めて秒殺した世羅智茂が注目されましたが、実は一番のキーだったのは先鋒で出陣した橋本知之がジャン・インソンを引き分けに持ち込んだことだと思っています。
ジャン・インソンはまだ日本ではそれほど知られていないと思いますが、韓国の柔術シーンでは誰もが一目を置くトップ選手で、中には韓国人黒帯最強という声もあります。
主だった戦績では茶帯時代にIBJJFアジアで準優勝が最高位かと思われますが、プロイベントのスパイダーインビテーショナルでは当時まだ茶帯だったジャンがAJアガザームに勝利というアップセットを起こし、大会後にチョイ・ワンチョイが黒帯を授与。
その後はパウロ・ミヤオを対戦し、レフェリー判定で敗退するも、その試合は本当に僅差で個人的にはジャンの勝ちでもおかしくなかったと思ってます。
さらに柔術・グラップリングだけでなく、レスリングマッチにも挑戦し、レスリングルールで本職のレスラー相手に奮闘した試合も興味深かったです。
残念ながら今年のIBJJFアジアでは自身の結婚式が控えていたために来日が実現せずでしたが、もし来日していたら表彰台は確実で、もしかしたらアダルト黒帯ライトの決勝戦はIBJJFアジア初の韓国人対決になっていたかも?と思われます。
そんな強豪中の強豪であるジャンを時間切れ引き分けに持ち込んだ橋本知之がやはり凄いなと思った次第です。
通常はライトのジャンとルースターの橋本は単純に3階級差があり、実際この試合も体重差が10kg以上のため試合時間4分になったことで引き分けに持ち込めた要因なのは間違いないでしょう。
とはいえ、あのジャンから危険なポジションを与えることはほぼなく、場面によっては攻めているシーンもあり、さすがのテクニシャンぶりを改めて見せつけてくれました。
それだけにこの一戦の凄さを話したかったけど、Dropkick的にはそんな話はノーサンキューとのことで、一切話せず終いでした。
一般層に伝わりにくいこういった凄さこそ、改めて話すべきとも思ったけど、必要とされてないんだから仕方なしです。
とりあえずこのQUINTETインタビューはアイアンマンマッチに対するボヤきが大半で、それ以外はなぜこういう試合になってしまったのか?の考察と、それに至った経緯を自分なりに分析したことを話してます。
すでにこの件に関しては桜庭氏が自らインタビューを受け、またQUINTET ULTRAも開催されて終着した感もありますが、改めて「アイアンマンマッチとはなんだったのか?」を再考しているこのインタビュー、ぜひご一読して頂きたいと思います。
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