2020年02月09日
【レポ】IBJJFヨーロピアン2020:黒帯決勝戦・その2
IBJJFヨーロピアン2020、女子のアダルト黒帯決勝戦をレポートする。
女子は男子に比べて選手層が薄いのは疑いようのない事実ではあるが、トップ選手の何人かは男子にも劣らないテクニックと実力を持っている。
今大会でWゴールドを達成したフィオン・デービースもそんな実力派の一人で、これまではその容姿端麗具合から"ビジュアル先行型"と思われていた。
だが昨年は黒帯1年目ながらヨーロピアンとパンを連覇し、ムンジアルでも3位入賞を果たしている。
そして黒帯2年目となる今年は年明け早々の今大会でWゴールドを達成したのだから、その実力者ぶりは目を見張るものがある。
しかもフィオンは体重区分でいえば軽い部類に入るライト級でのオープンクラス制覇なのだから驚く他ない。
このヨーロピアンでウェールズ出身のフィオンが活躍したことは欧州柔術シーンの急成長ぶりを端的に表しているといっても過言ではないはずだ。
ルースター決勝戦
マイサ・バストス(GFチーム)
vs
セレナ・ガブリエリ(FLOW)
引き込んだマイサがデラヒーバからスイープしかけてアドバンテージ、さらにスイープのアドバンを重ね、試合終了前にスイープし2-0/2-0でマイサ優勝。
ライトフェザー決勝戦
アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
vs
アナ・タリタ・アレンカー(アリアンシ)
過去にも対戦経験がある両者の試合は引き込んだホドリゲスがラペラガードからオモを仕掛けアドバン獲得。そして終始ラペラガードをキープし続けたホドリゲスが0-0/1-0で勝利で優勝。
フェザー決勝戦
アマル・アムジャイ(PATアカデミー・ベルギー)
vs
ラリッサ・パエス(グレイシーウマイタ)
アマルとラリッサがそれぞれ1回ずつスイープするもエスティマロックやスイープのアドバンを重ねたアマルが2-2/3-0で勝利、優勝。
ライト決勝戦
シャーロッテ・ヴォン・バウムガーテン(マチアスヒベイロ)
vs
フィオン・デービース(ECJJA)
フィオンが試合開始早々にパスガード、マウントと畳み掛け、一度は戻したシャーロッテをさらにパスして10-0に。そしてマウントからバックに移行し絞めを極めて8:04、一本勝ちで優勝。
ミドル決勝戦
ダニエレ・アルバレス(リードJJ)
vs
タマラ・シウバ(シセロコスタ)
先週のアブダビグランドスラムにも出ていたタマラが2週連続の試合出場。試合はタマラがヒザ十字を極め、1:37 一本勝ちで優勝。
ミディアムヘビー決勝戦
サバタ・ライス(ハイアングレイシー)
vs
マーガレット・グリンダティ(ファイトスポーツ)
引き込んだサバサがスパイダーラッソーでコントロールし、1:42 三角絞めで一本勝ちで優勝。ちなみにマーガレットはホベルト・サイボーグのフィアンセ。
ヘビー決勝戦
ラウラ・パーカー(グレイシーバッハ)
vs
マグダレナ・ゾフィア・ラスカ(ブラザCTA)
クローズドのラウラがオモからスイープで先制。マグダレナは50/50に捕らえるもストーリングのペナルティ。そして50/50から逃げたラウラにオモを仕掛けたが防御され2-0でラウラ優勝。
スーパーヘビー決勝戦
ケンドール・リューシン(グレイシーバッハ)
vs
ジェシカ・フラワーズ(グレイシーバッハ)
グレイシー バッハのチームメイト同士のクローズアウトでジェシカ優勝。ワールドノーギに続きジェシカとケンドールで1&2フィニッシュ。
オープンクラス決勝戦
フィオン・デービース(ECJJA)
vs
ジェシカ・フラワーズ(グレイシーバッハ)
デカいジェシカが飛びつきクローズド。そこからバックに回り込んだフィオンにアドバンが入り、さらにバックマウントで4ポイント追加。送り襟絞め狙いのフィオンとそれを防ぐジェシカで試合は進んでいくが、ジェシカは絞めを防ぐのみでバックマウントのエスケープはできないまま、試合時間をいたずらに消費していく。フィオンはさらに足でジェシカの腕も固めて着々と絞めをセットアップするが、なかなか極めに至らず。だがそのままタイムアップで4-0でフィオン優勝、Wゴールド達成!
Photo by IBJJF
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そして黒帯2年目となる今年は年明け早々の今大会でWゴールドを達成したのだから、その実力者ぶりは目を見張るものがある。
しかもフィオンは体重区分でいえば軽い部類に入るライト級でのオープンクラス制覇なのだから驚く他ない。
このヨーロピアンでウェールズ出身のフィオンが活躍したことは欧州柔術シーンの急成長ぶりを端的に表しているといっても過言ではないはずだ。
ルースター決勝戦
マイサ・バストス(GFチーム)
vs
セレナ・ガブリエリ(FLOW)
引き込んだマイサがデラヒーバからスイープしかけてアドバンテージ、さらにスイープのアドバンを重ね、試合終了前にスイープし2-0/2-0でマイサ優勝。
ライトフェザー決勝戦
アナ・ホドリゲス(アリアンシ)
vs
アナ・タリタ・アレンカー(アリアンシ)
過去にも対戦経験がある両者の試合は引き込んだホドリゲスがラペラガードからオモを仕掛けアドバン獲得。そして終始ラペラガードをキープし続けたホドリゲスが0-0/1-0で勝利で優勝。
フェザー決勝戦
アマル・アムジャイ(PATアカデミー・ベルギー)
vs
ラリッサ・パエス(グレイシーウマイタ)
アマルとラリッサがそれぞれ1回ずつスイープするもエスティマロックやスイープのアドバンを重ねたアマルが2-2/3-0で勝利、優勝。
ライト決勝戦
シャーロッテ・ヴォン・バウムガーテン(マチアスヒベイロ)
vs
フィオン・デービース(ECJJA)
フィオンが試合開始早々にパスガード、マウントと畳み掛け、一度は戻したシャーロッテをさらにパスして10-0に。そしてマウントからバックに移行し絞めを極めて8:04、一本勝ちで優勝。
ミドル決勝戦
ダニエレ・アルバレス(リードJJ)
vs
タマラ・シウバ(シセロコスタ)
先週のアブダビグランドスラムにも出ていたタマラが2週連続の試合出場。試合はタマラがヒザ十字を極め、1:37 一本勝ちで優勝。
ミディアムヘビー決勝戦
サバタ・ライス(ハイアングレイシー)
vs
マーガレット・グリンダティ(ファイトスポーツ)
引き込んだサバサがスパイダーラッソーでコントロールし、1:42 三角絞めで一本勝ちで優勝。ちなみにマーガレットはホベルト・サイボーグのフィアンセ。
ヘビー決勝戦
ラウラ・パーカー(グレイシーバッハ)
vs
マグダレナ・ゾフィア・ラスカ(ブラザCTA)
クローズドのラウラがオモからスイープで先制。マグダレナは50/50に捕らえるもストーリングのペナルティ。そして50/50から逃げたラウラにオモを仕掛けたが防御され2-0でラウラ優勝。
スーパーヘビー決勝戦
ケンドール・リューシン(グレイシーバッハ)
vs
ジェシカ・フラワーズ(グレイシーバッハ)
グレイシー バッハのチームメイト同士のクローズアウトでジェシカ優勝。ワールドノーギに続きジェシカとケンドールで1&2フィニッシュ。
オープンクラス決勝戦
フィオン・デービース(ECJJA)
vs
ジェシカ・フラワーズ(グレイシーバッハ)
デカいジェシカが飛びつきクローズド。そこからバックに回り込んだフィオンにアドバンが入り、さらにバックマウントで4ポイント追加。送り襟絞め狙いのフィオンとそれを防ぐジェシカで試合は進んでいくが、ジェシカは絞めを防ぐのみでバックマウントのエスケープはできないまま、試合時間をいたずらに消費していく。フィオンはさらに足でジェシカの腕も固めて着々と絞めをセットアップするが、なかなか極めに至らず。だがそのままタイムアップで4-0でフィオン優勝、Wゴールド達成!
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