2020年06月07日
【結果】WHO'S NUMBER ONE:ゴードン・ライアン、時間無制限マッチで激勝
毎週毎週、精力的にイベントを開催しているF2Wがノーギイベント「WHO'S NUMBER ONE」をテキサス州ダラスで開催した。
これはギ&ノーギの混合イベントであるF2Wとは違い、全てがノーギマッチで組まれており、F2Wとは別枠の新ブランドとして行われている。
今大会のメインにはグラップリングで比類ない強さを見せているゴードン・ライアンのノータイムリミット&オンリーサブミッションマッチをラインナップ。
そしてメインカードにはゴードンの実弟であるニックも参戦しており、豪華カードがずらりと並んだ。
ゴードン・ライアンはカイル・ベインと、ニックはタイ・ルオトロとの対戦となるが、ここはゴードンよりもニックの試合を注目すべきだろう。
実際、ゴードンの相手であるカイルは新進気鋭の選手とはいえ、ゴードンと互角の勝負をするとは思えず、はっきり言ってしまえば勝負論はない顔合わせで、見どころといえぼゴードンがどうやって極めるか?に尽きた。
だがニックの試合は同世代のトップグラップラーのタイが相手であり、これはどちらが勝つかわからない好勝負が期待できる。
ニックもタイも昨年のADCCに出場しているが、ニックは2回戦敗退もタイは3位決定戦にまで進出し、そこでパウロ・ミヤオに敗れるも試合終了間際にヒザ十字を極めかけるなど善戦し、4位という実績を残している。
サブミッションではニック、ポジショニングではタイという両者の試合は今大会随一の好カードといえる。
そしてタイの双子の弟も今大会には出場しており、さながらライアン兄弟&ルオトロ兄弟の豪華競演といった趣もあった。
ちなみにアンダーカードにはゴードンのガールフレンドのナタリア・サントロも出場していたのもチェックポイントの1つ。
さらに女子マッチや来日経験のあるアレック・ボールディングなどもあり見どころは尽きない大会となっている。
ノータイムリミット&サブオンリーマッチ
ゴードン・ライアン
vs
カイル・ベイン
10thプラネットの新進気鋭の選手、カイルと“キング”ゴードン・ライアンの時間無制限サブオンリーマッチ。ゴードンは時間無制限マッチとはいえ「10分以内に極める」と試合前に宣言しており、自信の程がうかがえる。だがカイルもノーギグラップルの第一人者、エディ・ブラボー門下で、そのエディ自らがコーナーに付いており秘策を授けているのは明らかだ。試合は両者とも引き込まずスタンドの攻防で始まったが、試合時間3分が経過しようというところでゴードンが引き込んでいく。だが時間無制限マッチということもあり、互いに様子見のような動きになっている。6:30、ゴードンがスイープしてトップになり、パスガードのアタックもカイルも必死に食らいつきパスを許さない。この攻防の中でゴードンが宣言していた10分が経過し、公約は果たせず。だがそれからすぐに50/50〜サイド〜バックにいく流れの中でカイルを三角絞めに捕らえるとしっかりと足をクラッチ。さらに三角クラッチのまま腕十字に移行し、12:26 一本勝ちで試合を制した。
タイ・ルオトロ
vs
ニッキー・ライアン
ショーヨーロール×ネイバーフッドのラッシュガードのタイ、ニッキーは惜しまれつつクローズとなったゲイリー・トーナンのジム、ブランズウィックJJのウエアで登場。引き込んだニッキー、ガードから足関狙い。タイはニッキーの足を抱えてプレッシャーをかけて潰していく。ニッキーはタイの足を取りにいくがタイはそれらをうまくかわしていき足を触らせないように動いていく。試合時間が半分を経過したときにタイがパスガードに成功、サイドポジションになったが、ニッキーも必死に戻していく。1度は戻したニッキーだがまたもパスを許してしまい、タイ優勢で試合は進んでいき、試合終了2分前、そして終了間際にもパスを成功させ、都合4回のパスを決めている。最後までニッキーがボトム、タイがトップという展開に終始してタイムアップとなったが、タイが3-0のレフリー判定で勝利を飾った。
ケイド・ルオトロ
vs
イーサン・クレリンステン
今大会の前日に高校を卒業したばかりのルオトロツインズのケイドとカナダ人のダナハー・デススカッドのメンバー、イーサン。ケイドにはアンドレとタイ、イーサンにはダナハーとゲイリーがコーナーに付く。試合は引き込んだイーサン、下から足関狙い、ケイドは相手の足首あたりを踏んでピンしてのパスを仕掛けていく展開でスタート。イーサンは潔いほどに足関しか狙わず、足を取るとすぐに抱えにいくのでケイドはなかなか攻めきれないが着実にポジショニングで優位に試合を進めていく。試合終盤にスイープからパス&マウントでケイドを押さえ込んだイーサンが肩固めを狙っていくも極めきれずに15分タイムアップ。レフリー判定3-0でケイド勝利した。
チェルシー・リオンス
vs
エリザベス・クレイ
ブルーノ・バストスをコーナーに付けたエリザベス、試合開始早々に座り込んでガードへ。そこからベリンボロなどを繰り出しつつ先手攻めていき、下から外掛けヒールフックを極め1分と少々という短い試合タイムで一本勝ち、サブミッションオブザナイトも獲得。
アレックス・ボールディング
vs
コーディ・スティール
ADCCアメリカ予選王者、アレックスとマリアナスプロ茶帯王者、コーディの試合は互いに攻め続けるノンストップマッチに。レスリングベースのコーディがトップを取る場面が多かったがサブミッションには至らずレフリー判定2-1でコーディ勝利。
ナタリア・サントロ
vs
エイプリル・トンプソン
ゴードンのガールフレンド、ナタリアもダナハーデススカッドの構成メンバー。ゴードンの試合があるイベントには自らも出場することも珍しくない。今大会でもゴードンと共に参戦し三角絞めを極め快勝した。
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月・火・金 / 19:30-22:00
土曜 / 11:00-13:00
費用:
7000円(レギュラー会員)
4000円(女性&学生)
5000円(週一会員)
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実際、ゴードンの相手であるカイルは新進気鋭の選手とはいえ、ゴードンと互角の勝負をするとは思えず、はっきり言ってしまえば勝負論はない顔合わせで、見どころといえぼゴードンがどうやって極めるか?に尽きた。
だがニックの試合は同世代のトップグラップラーのタイが相手であり、これはどちらが勝つかわからない好勝負が期待できる。
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そしてタイの双子の弟も今大会には出場しており、さながらライアン兄弟&ルオトロ兄弟の豪華競演といった趣もあった。
ちなみにアンダーカードにはゴードンのガールフレンドのナタリア・サントロも出場していたのもチェックポイントの1つ。
さらに女子マッチや来日経験のあるアレック・ボールディングなどもあり見どころは尽きない大会となっている。
ノータイムリミット&サブオンリーマッチ
ゴードン・ライアン
vs
カイル・ベイン
10thプラネットの新進気鋭の選手、カイルと“キング”ゴードン・ライアンの時間無制限サブオンリーマッチ。ゴードンは時間無制限マッチとはいえ「10分以内に極める」と試合前に宣言しており、自信の程がうかがえる。だがカイルもノーギグラップルの第一人者、エディ・ブラボー門下で、そのエディ自らがコーナーに付いており秘策を授けているのは明らかだ。試合は両者とも引き込まずスタンドの攻防で始まったが、試合時間3分が経過しようというところでゴードンが引き込んでいく。だが時間無制限マッチということもあり、互いに様子見のような動きになっている。6:30、ゴードンがスイープしてトップになり、パスガードのアタックもカイルも必死に食らいつきパスを許さない。この攻防の中でゴードンが宣言していた10分が経過し、公約は果たせず。だがそれからすぐに50/50〜サイド〜バックにいく流れの中でカイルを三角絞めに捕らえるとしっかりと足をクラッチ。さらに三角クラッチのまま腕十字に移行し、12:26 一本勝ちで試合を制した。
タイ・ルオトロ
vs
ニッキー・ライアン
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ケイド・ルオトロ
vs
イーサン・クレリンステン
今大会の前日に高校を卒業したばかりのルオトロツインズのケイドとカナダ人のダナハー・デススカッドのメンバー、イーサン。ケイドにはアンドレとタイ、イーサンにはダナハーとゲイリーがコーナーに付く。試合は引き込んだイーサン、下から足関狙い、ケイドは相手の足首あたりを踏んでピンしてのパスを仕掛けていく展開でスタート。イーサンは潔いほどに足関しか狙わず、足を取るとすぐに抱えにいくのでケイドはなかなか攻めきれないが着実にポジショニングで優位に試合を進めていく。試合終盤にスイープからパス&マウントでケイドを押さえ込んだイーサンが肩固めを狙っていくも極めきれずに15分タイムアップ。レフリー判定3-0でケイド勝利した。
チェルシー・リオンス
vs
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vs
コーディ・スティール
ADCCアメリカ予選王者、アレックスとマリアナスプロ茶帯王者、コーディの試合は互いに攻め続けるノンストップマッチに。レスリングベースのコーディがトップを取る場面が多かったがサブミッションには至らずレフリー判定2-1でコーディ勝利。
ナタリア・サントロ
vs
エイプリル・トンプソン
ゴードンのガールフレンド、ナタリアもダナハーデススカッドの構成メンバー。ゴードンの試合があるイベントには自らも出場することも珍しくない。今大会でもゴードンと共に参戦し三角絞めを極め快勝した。
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ブルテリア・ファイトショーツ「ザ・レンジャー」
戦隊ヒーローをオマージュしてデザインされた「ザ・レンジャー」のファイトショーツ。
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