2020年07月10日
【コラム】津村康介のLA通信:SOS主催者、アルバート・タピアのインタビュー
ブラジルブログをご覧の皆さん、こんにちは。
Twenty-Six Supplyの津村康介(つむら・こうすけ)です。
日本も暑くなってきたと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
ロサンゼルスも段々と気温が高くなってきました。
そして現在もコロナの影響でソーシャルディスタンスを維持した生活が続いています。
こういう状況下のアメリカでも徐々に柔術のプロ大会は開催されています。
今月のLA通信で紹介する女性限定の大会「Submissons On The Shore(通称SOS)」もその一つです。
今週末にロサンゼルス近郊で2日間にわたって開催されるこの大会、恐らく日本でこのSOSが取り上げられた事は無いと思います。
PPVの配信もやっており、日本からも視聴することができます。
今月のLA通信では数回にわたってこSOSを紹介します。
初回の今日はこの大会の代表者であるAlbert Tapia(アルバート・タピア)にインタビューできたので紹介します。
アルバート・タピア。
「女性のコンバットスポーツの競技人口は年々増えている」
──こんにちは。今回はお忙しい中インタビューに答えてくれてありがとうございます。まずはあなたの事を教えていただけますか?
タピア:僕の名前はアルバート・タピア。このSOSの創始者でオーナーだよ。32歳の茶帯で、元々は北カリフォルニアのサクラメントの出身なんだけど、現在はオレンジカウンティに住んでるよ。10th Planet OCに所属していて、4つの支部で練習と指導をしてます。元々MMAをやっていて現在はグラップリングに集中している。Fight2Win等の大会にも出ていて、茶帯は2年前に取得しました。これから黒帯を取得したらサクラメントに10th Planetの支部を出したいと思っているんだ。
──そうなんですね。いつからこのイベントをやっているのですか?
タピア:最初のイベントは今年の2月にロングビーチ港にある客船の中で開催したんだ。このイベントには1200人ものお客が来場してトーナメントの賞金も充実していたよ。115ポンド以下の(52kg以下)トーナメントでは14歳の選手が優勝して賞金2500ドルを獲得したんだよ!あれはサプライズだったね。その後も6月にコスタメサで2回の大会を行なっていて今週末の大会で合計5回やる事になるね。
──コンスタントに開催してるんですね。これは女性限定の大会ですが、なぜこの様な女性のみの大会を開催しようと思ったのですか?
タピア:いい質問だね。僕は以前、テキサスの大学でレスリングコーチをしていたことがあるんだ。そこの大学でも女性の選手がたくさんいて、指導をしているうちに彼女たちのコンバットスポーツでのポテンシャルの高さに驚いていたんだ。女性のコンバットスポーツの競技人口は年々増えていると思う。でも彼女たちが輝けるステージはそこまで多くないよね?競技人口の違いはあるにしても、どうしても男性の試合数の方は多くなり、女性の試合数は1大会にあっても3試合くらいだろ?だから女性のみの大会を開催しようと思ったんだ。
──そういうことなんですね。この大会に出場する選手に何か基準はあったりしますか?またいまはカリフォルニア州のみでの開催になってますが、今後は他州で開催する予定はありますか?
タピア:基準は特に設けてないんだけどアダルトは青帯以上の選手を募集してる。キッズは特に気にしてないかな。まだウェブサイトの準備ができてないんだけど、完成したらそこからエントリーできるようにしようと思っているよ。大会の場所は他州も考えているんだけど、コロナの関係で見合わせている段階だね。難しいようなら当面はカリフォルニア州のみかな。
──このインタビューは日本の柔術ブログに掲載される予定です。現時点での日本人選手の参戦の予定はありますか?また出てもらいたい日本人柔術家はいますか?
タピア:今は予定は無いんだけど、日本人選手もウェルカムだよ!ただ申し訳ないんだけど、日本人選手の事はあまりよく知らないんだ…。でも今後は素晴らしい日本人選手に出てもらいたいね。
──大会のルールについて聞かせてください。IBJJFルールなのでしょうか?
タピア:僕らの大会は2つのルールが用意されてるんだ。トーナメントはEBIのルールでやっているよ。スーパーファイトに関しては本戦はサブミッションオンリーでやっていて、延長になった場合、制限時間1分で先にテイクダウンを取った選手の勝ちにしている。それでも決着がつかない場合はレフリー判定にしているんだ。
──わかりました。では最後にこのインタビューを読んでいる日本の柔術選手にメッセージをお願いします。
タピア:SOSはまだ始まって間もない大会だけど、きっとエキサイトするイベントだと思うよ。オンラインストリーミングで配信もしているから、ぜひチェックして欲しいね!
以上、SOS主催者のアルバート・タピアのインタビューでした。
次回はこの大会のプレビューをお伝えします!
アルバートは大会プロモーターでありながら選手でもある。
プロイベントのF2WやWNOなどの出場経験も。
自身の大会では自らレフェリーもこなす。
今後も大会を定期開催する予定とのことで要注目だ。
この大会の配信はEvent tv globalで有料配信される。
大会は2日間で1日のみの視聴で$14.99、両日だと$19.99だ。
■大会詳細はコチラから!
配信サイトはコチラから!
大会は初日が145lbs以下のトーナメントで、2日目は125lbs以下のトーナメントが行われる。
津村康介(つむら・こうすけ)
XXVI-SUPPLY代表
東京出身・ロサンゼルス在住。
柔術はショーン・ウイリアムスのヘンゾグレイシー・ロサンゼルス所属で紫帯を巻く。
奥さんのローラと二人三脚でこの厳しい状況を生き抜いていく。
XXVI-Supply のサイトはコチラから!
■過去の「LA通信」はコチラから!
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アルバート・タピア。
「女性のコンバットスポーツの競技人口は年々増えている」
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タピア:僕の名前はアルバート・タピア。このSOSの創始者でオーナーだよ。32歳の茶帯で、元々は北カリフォルニアのサクラメントの出身なんだけど、現在はオレンジカウンティに住んでるよ。10th Planet OCに所属していて、4つの支部で練習と指導をしてます。元々MMAをやっていて現在はグラップリングに集中している。Fight2Win等の大会にも出ていて、茶帯は2年前に取得しました。これから黒帯を取得したらサクラメントに10th Planetの支部を出したいと思っているんだ。
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──そういうことなんですね。この大会に出場する選手に何か基準はあったりしますか?またいまはカリフォルニア州のみでの開催になってますが、今後は他州で開催する予定はありますか?
タピア:基準は特に設けてないんだけどアダルトは青帯以上の選手を募集してる。キッズは特に気にしてないかな。まだウェブサイトの準備ができてないんだけど、完成したらそこからエントリーできるようにしようと思っているよ。大会の場所は他州も考えているんだけど、コロナの関係で見合わせている段階だね。難しいようなら当面はカリフォルニア州のみかな。
──このインタビューは日本の柔術ブログに掲載される予定です。現時点での日本人選手の参戦の予定はありますか?また出てもらいたい日本人柔術家はいますか?
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──大会のルールについて聞かせてください。IBJJFルールなのでしょうか?
タピア:僕らの大会は2つのルールが用意されてるんだ。トーナメントはEBIのルールでやっているよ。スーパーファイトに関しては本戦はサブミッションオンリーでやっていて、延長になった場合、制限時間1分で先にテイクダウンを取った選手の勝ちにしている。それでも決着がつかない場合はレフリー判定にしているんだ。
──わかりました。では最後にこのインタビューを読んでいる日本の柔術選手にメッセージをお願いします。
タピア:SOSはまだ始まって間もない大会だけど、きっとエキサイトするイベントだと思うよ。オンラインストリーミングで配信もしているから、ぜひチェックして欲しいね!
以上、SOS主催者のアルバート・タピアのインタビューでした。
次回はこの大会のプレビューをお伝えします!
アルバートは大会プロモーターでありながら選手でもある。
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自身の大会では自らレフェリーもこなす。
今後も大会を定期開催する予定とのことで要注目だ。
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津村康介(つむら・こうすけ)
XXVI-SUPPLY代表
東京出身・ロサンゼルス在住。
柔術はショーン・ウイリアムスのヘンゾグレイシー・ロサンゼルス所属で紫帯を巻く。
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