2020年09月26日
【結果】F2W 153:サムエル、ジアニに判定勝ち!女子マッチはやや不完全燃焼か
毎週金曜日の夜にテキサスからFLOGRAPPLINGを通して全世界に大会配信をしているF2W(ファイトトゥウィン)。
今週のF2Wのメインにはジアニ・グリッポが登場し話題となっている。
そのジアニに対するはサムエル・ナガイだ。
いまさらジアニの説明は不用だろうからここでは省くが、サムエルのプロフィールを紹介したい。
サムエルはフルネームをサムエル・ナガイ・ハッチウェルといい、その名の通りに日系ブラジル人だ。
サムエル・ナガイ(チェックマット)
兄のジャクソンとサムエルはナガイ兄弟として色帯時代は日本ではJAWS?ボンサイに所属し、国内大会で数多くのタイトルを獲得している。
そして兄弟揃ってブラジル・マナウスに帰国してからエスキジート、ガブリエル・モラエスらと練習し、さらに実力を伸ばしていき、アメリカで開催されているムンジアル出場の機会を得て2017年にはジュブナイル青帯、2018年は紫帯で優勝し、世界王者となり、その才能は一気に花開いた。
そのムンジアル紫帯決勝戦ではAOJのジョナタ・アウヴェスに勝っての優勝で、これは知名度で勝るジョナタにサムエルが勝ったことはアップセットとして周囲を大いに驚かせたことを記憶してる方もいるだろう。
2018年のムンジアル表彰台。
紫帯ライトで優勝したサムエル、決勝戦でジョナタ・アウヴェスに勝利した。
3位にはマテウス・ルナ&イタロ・モウラがおり、この2人もいまは黒帯で活躍中だ。
ムンジアル優勝、しかもジョナタ・アウヴェスに勝ったことでネームバリューが大いにアップし、アメリカ移住の誘いがあり、それを受けてからチェックマットのルーカス・レイチのジムに移籍し、アメリカで本格始動することとなった。
青帯と紫帯でムンジアルを制して茶帯になってからはブルテリアのスポンサーも獲得したが、コロナパンデミックによりIBJJFトーナメントでの試合出場の機会がなくF2Wを主戦場に。
コロナパンデミックから大会開催を再開したF2Wでは4月から6月にかけて隔週ペースで試合を行い、4連勝の快挙。
また特筆すべきはそのすべての試合を一本勝ちという破竹の勢いで155LBS&170LBSの2階級でチャンピオンになり2本のベルトを獲得、無敗のまま黒帯昇格を果たした。
黒帯になって初試合はF2Wのチーム戦「サバイバー」で、ここでは3勝1敗の戦績で、このうち2試合を一本勝ちしており、黒帯でも極めの強さは相変わらずだった。
このようなF2Wでの活躍ぶりを買われて今大会のメイン抜擢、ジアニとの対戦が組まれたサムエル、まだ二十歳になったばかりの若き精鋭で、この試合では最初から勢いよく足関節を狙っていき、ジアニと互角に渡り合った。
F2Wではサブミッションアテンプトが判定に大きく影響するので極めのセットアップが多かったサムエルがアップセットともいえる判定勝ちをもぎ取った。
黒帯トップ選手のジアニに勝ったサムエル、次の大一番は来月のIBJJFパン。
そこでもF2Wでの快進撃が続くか注視していきたい。
サムエル・ナガイ(チェックマット)
vs
ジアニ・グリッポ(アリアンシ)
F2Wのギ&ノーギのライト級王者、ジアニはジョアオ・ミヤオをセコンドに従えて登場。サムエルも地元だけにチームメイトをたくさん引き連れている。試合開始早々にレッグロックをセットアップしたサムエルだがこれは極まらず。しかし常に極めを狙っていったサムエルの攻めが評価され3−0の判定勝ちでジアニに勝利は快挙だ。
マルセロ・コーエン(ジ・アモーリー)
vs
ジュニー・オカシオ(ユニティJJ)
両者とも座り込んでWガードのような状態で足を取り合う展開で試合は進む。そこからマルセロがトップを取ってパス、そして相手がエスケープしようとした瞬間にヒールフックを極め一本勝ち。
タリタ・アレンカー(アリアンシ)
vs
ヘザー・ラフテリー(ATOS)
ムンジアル王者・タリタのノーギマッチ、タリタはダンスしながらノリノリで入場。ヘザーは柔術ジプシーのニックネーム通り、ジムを転々としつつ、現在はATOS本部と10th PLANETのW所属のようだ。実力者同士の一戦はタリタ判定勝ちも内容的にはいまひとつ。
タビー・アレキーン(ギャンブラーズBJJ)
vs
パティ・フォンテス(チェックマット)
モヤブランドのキティドーギで登場のパティは最近オレンジカウンティ近くに自身のジムをオープンしたばかり。対するタビーはアンダーカードに旦那のエリックも出ており夫婦でのF2W出場。試合はタビーがスイープ&パスから肩固めで一本勝ち。
シェイラ・リンゼイ(マグネスBJJ)
vs
ガビ・マッコンビ(グレイシーウマイタ)
かなりウエイトアップしたように感じるマッコンビ、この試合はノーギマッチ。色帯ムンジアル王者のマッコンビだけに圧勝するかと思いきやシェイラの粘りに苦戦し、スイープされる場面も。なんとか判定勝ちしたが辛勝だった。
【Today's pick up】
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今回のサトシのRIZINでのセコンドウエアのベースとなったのがこの「FIRE」モデル。
ブルテリアの横ロゴがいい感じのTシャツは暑い夏にぴったり!
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そして兄弟揃ってブラジル・マナウスに帰国してからエスキジート、ガブリエル・モラエスらと練習し、さらに実力を伸ばしていき、アメリカで開催されているムンジアル出場の機会を得て2017年にはジュブナイル青帯、2018年は紫帯で優勝し、世界王者となり、その才能は一気に花開いた。
そのムンジアル紫帯決勝戦ではAOJのジョナタ・アウヴェスに勝っての優勝で、これは知名度で勝るジョナタにサムエルが勝ったことはアップセットとして周囲を大いに驚かせたことを記憶してる方もいるだろう。
2018年のムンジアル表彰台。
紫帯ライトで優勝したサムエル、決勝戦でジョナタ・アウヴェスに勝利した。
3位にはマテウス・ルナ&イタロ・モウラがおり、この2人もいまは黒帯で活躍中だ。
ムンジアル優勝、しかもジョナタ・アウヴェスに勝ったことでネームバリューが大いにアップし、アメリカ移住の誘いがあり、それを受けてからチェックマットのルーカス・レイチのジムに移籍し、アメリカで本格始動することとなった。
青帯と紫帯でムンジアルを制して茶帯になってからはブルテリアのスポンサーも獲得したが、コロナパンデミックによりIBJJFトーナメントでの試合出場の機会がなくF2Wを主戦場に。
コロナパンデミックから大会開催を再開したF2Wでは4月から6月にかけて隔週ペースで試合を行い、4連勝の快挙。
また特筆すべきはそのすべての試合を一本勝ちという破竹の勢いで155LBS&170LBSの2階級でチャンピオンになり2本のベルトを獲得、無敗のまま黒帯昇格を果たした。
黒帯になって初試合はF2Wのチーム戦「サバイバー」で、ここでは3勝1敗の戦績で、このうち2試合を一本勝ちしており、黒帯でも極めの強さは相変わらずだった。
このようなF2Wでの活躍ぶりを買われて今大会のメイン抜擢、ジアニとの対戦が組まれたサムエル、まだ二十歳になったばかりの若き精鋭で、この試合では最初から勢いよく足関節を狙っていき、ジアニと互角に渡り合った。
F2Wではサブミッションアテンプトが判定に大きく影響するので極めのセットアップが多かったサムエルがアップセットともいえる判定勝ちをもぎ取った。
黒帯トップ選手のジアニに勝ったサムエル、次の大一番は来月のIBJJFパン。
そこでもF2Wでの快進撃が続くか注視していきたい。
サムエル・ナガイ(チェックマット)
vs
ジアニ・グリッポ(アリアンシ)
F2Wのギ&ノーギのライト級王者、ジアニはジョアオ・ミヤオをセコンドに従えて登場。サムエルも地元だけにチームメイトをたくさん引き連れている。試合開始早々にレッグロックをセットアップしたサムエルだがこれは極まらず。しかし常に極めを狙っていったサムエルの攻めが評価され3−0の判定勝ちでジアニに勝利は快挙だ。
マルセロ・コーエン(ジ・アモーリー)
vs
ジュニー・オカシオ(ユニティJJ)
両者とも座り込んでWガードのような状態で足を取り合う展開で試合は進む。そこからマルセロがトップを取ってパス、そして相手がエスケープしようとした瞬間にヒールフックを極め一本勝ち。
タリタ・アレンカー(アリアンシ)
vs
ヘザー・ラフテリー(ATOS)
ムンジアル王者・タリタのノーギマッチ、タリタはダンスしながらノリノリで入場。ヘザーは柔術ジプシーのニックネーム通り、ジムを転々としつつ、現在はATOS本部と10th PLANETのW所属のようだ。実力者同士の一戦はタリタ判定勝ちも内容的にはいまひとつ。
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vs
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モヤブランドのキティドーギで登場のパティは最近オレンジカウンティ近くに自身のジムをオープンしたばかり。対するタビーはアンダーカードに旦那のエリックも出ており夫婦でのF2W出場。試合はタビーがスイープ&パスから肩固めで一本勝ち。
シェイラ・リンゼイ(マグネスBJJ)
vs
ガビ・マッコンビ(グレイシーウマイタ)
かなりウエイトアップしたように感じるマッコンビ、この試合はノーギマッチ。色帯ムンジアル王者のマッコンビだけに圧勝するかと思いきやシェイラの粘りに苦戦し、スイープされる場面も。なんとか判定勝ちしたが辛勝だった。
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今回のサトシのRIZINでのセコンドウエアのベースとなったのがこの「FIRE」モデル。
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