2021年01月02日
【結果】RIZIN.26:クレベル・コイケvsカイル・アグォン
日本の大晦日の風物詩的な趣もある格闘技興行。
昨年はコロナ禍で感染者が激増中という厳戒態勢の中ではあるものの、無事に開催されたのは喜ばしいことだ。
コロナ禍の最中であるため、海外勢の出場が叶わないため、今大会の出場選手のほとんどが国内在住の選手で占められており、致し方ないこととはいえ、一昨年までの国際色豊かな顔ぶれとはならなかった。
本来であればサトシ・ソウザのタイトルマッチも予定されていたが、対戦相手の来日が不可能となり、残念ながらサトシのタイトルマッチは次回大会に持ち越しとなっている。
だが、そういった情勢を逆手に取ってRIZIN初参戦を決めたのがクレベル・コイケだ。
クレベルはマルキーニョス&サトシに次ぐボンサイ柔術・第3の男として国内の柔術シーンのトップに長く君臨していた選手。
MMAでもマルキーニョスやサトシよりも先にデビューしており、そのデビュー戦は今から13年前の2008年、クレベルが18歳のときだというから驚きだ。
そして柔術とMMAを並行して戦い、柔術では黒帯でJBJJF東京国際&全日本マスターでそれぞれWゴールドを獲得しており、IBJJFアジアでも3位入賞を果たしている。
またMMAでは30戦以上ものキャリアを誇り、そして特筆すべきなのは高いフィニッシュ率だろう。
そのサブミッションレートは実に90%以上で、勝った試合のほとんどが一本勝ちというから驚異的だ。
だが近年は海外大会を主戦場にしていたため、国内での知名度はいまひとつの感があったが、RIZINでのマルキーニョス&サトシの活躍ぶりに後押しされるようにして今大会で満を辞してのRIZINデビューを果たした。
対戦相手はグアムのカイル・アグオンで、カイルはグアムのMMAプロモーション・PXCを主戦場にして経験を積んだ選手で、RIZINではクレベルに先駆けて試合をしている。
今大会で唯一組まれた外国人同士の一戦は、打撃の応酬から寝技に持ち込んだクレベルがダースチョークで1R一本勝ちでフィニッシュ。
試合展開的には完勝といっていい内容で鮮烈なRIZINデビューだった。
が、残念ながらクレベルの試合は地上波では放送されなかった。
これは前述した通りに外国人同士の対戦ということもあり、お茶の間のひとたちには感情移入しづらいと判断されたためだろうか。
とはいえ、RIZINでしっかりと極めて勝ったことは大きなことで、クレベルのこれからのRIZINでの試合ぶりも期待大なのは間違いない。
満を持してついにRIZINデビューを果たしたクレベル・コイケ(ボンサイ)。
大晦日の大舞台でどんな試合を見せるか?!
結果は1R 4分22秒、フロントチョークでフィニッシュ。
RIZINデビューを素晴らしい一本勝ちで飾った。
鮮烈な一本勝ちも残念ながらTVの地上波では放送されなかった。
やはり外国人同士の試合は視聴率が取れないと思われてしまったのだろうか。
ともわれ、この一本勝ちでのRIZINデビューで今後の活躍も期待されるクレベル。
今年はクレベルの試合が多数見られることは間違いないはずだ。
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