2022年06月16日
【インタビュー】黒帯昇格の平田孝士朗「黒帯でいい結果を出したい」【ブラジリアン柔術】
ムンジアルから帰国後に満を持して黒帯昇格を果たした平田孝士朗(CARPE DIEM)。
平田は昨夏に開催された「KIT3」の賞金トーナメントで茶帯ながら黒帯3人から勝利して優勝し、すでに黒帯でもトップレベルの実力を持つことを知らしめていた。
その後、海外大会でワールドプロ、ムンジアル、IBJJFパンなどに出場も、なかなか結果を出せずにいた。
そして茶帯として2回目の出場となったムンジアルでも初戦敗退に終わったが、国内では黒帯としての実力に相応しいとして黒帯を巻くこととなった。
そんな平田に黒帯昇格記念のインタビューを行った。
「黒帯でいい結果を出したい」
──黒帯昇格おめでとうございます。いまの気持ちから教えてください。
平田:黒帯に上がったんですけど、めっちゃ嬉しいとか、そういう感じはあんまなくて、次に向けてまた頑張ろうっていう気持ちだけです。
──いつ柔術を始めましたか?
平田:柔術は7年前、15歳のときですね。いまは22歳です。
──7年で黒帯というのは早い方ですね。それぞれの帯の年数も教えてください。
平田:青帯は2年ぐらいで紫帯も2年ぐらいだと思います。茶帯も2年ぐらいなので、それぞれ2年ずつって感じですね。
──先日のムンジアルと去年のムンジアルと、茶帯で2回出ました。 終わったばかりのムンジアルの試合の感想を教えてください。
平田:1回戦で当たったのが知ってる選手で、去年に僕がワールドプロに出たときに優勝していたんです。なので試合動画をすごい見すぎて、ちょっとビビってた部分があって、それが良くなかったかなっていうのがありました。そして戦い方もフェザーとライトは全然違って、フェザーだと結構みんなが引き込んでくるんで自分がトップにいきやすいんですけど、結構ガチガチに立ち技できてて、相手も立ち技がうまい選手で。それで立ち技では勝てないなっていう感じで、仕方なく引き込んでいったりとかしてて、その消去法の戦い方をしてしまったんで、よくなかったですね。
──試合は2-0で負け、初戦敗退に終わりました。
平田:相手が引き込んできたので、また後でWガードになったときに立ち上がってアドバン取ってトップいこうと考えてたら、そこでバーンと足払いを食らって、それで2ポイントを奪われて負けました。そこがフェザーでの試合と違った点で、フェザーだとみんな下にいきたいから引き込んでくるんだけど、ライトだと上からくる選手もいるんだと思いました。
ムンジアルでは茶帯ライトで初戦敗退に終わった
──去年はフェザーで今年はライトでムンジアルに出ました。今年はどうしてライトに階級を上げて出たんでしょうか?
平田:去年の10月から減量を続けてきてて、ちょっとキツいなってことと、黒帯になったらライトで出ようと思ってたので、茶帯でもライトで出てもいいかな、と思いました。
──通常体重はどれぐらいなんですか?
平田:いまは75kgとかですね。ほぼナチュラルライトです。
──ムンジアルの後に黒帯昇格となりました。黒帯での目標はありますか?
平田:とりあえずIBJJFでの試合をして、来年のムンジアルに出たいのと、海外でたくさん試合したいですね。いろんな選手と試合してみたいと思ってます。
──狙うは来年のムンジアル出場、と。
平田:そうですね。まずはムンジアル出場に向けてのポイント獲得からやっていきます。
──いまはワールドプロや賞金トーナメントなど、IBJJF以外の選択肢もありますが、平田選手にとっての最高峰というのは何になりますか?
平田:やはりIBJJFのムンジアルですね。
──今年のムンジアルは日本からの選手はみんな苦戦しました。そういったことを目の当たりにしてどうでしたか?
平田:やっぱりムンジアルは年々レベルアップしてて、層が厚くなってますよね。
──平田選手も海外大会では苦戦が続いてます。
平田:めっちゃ実力が開いてるとか、絶対に無理だなっていう感じではないんですが、やっぱり自分の戦略が悪かったり、試合が上手じゃないって思いますね。そこらへんを改善していきたいです。 これは茶帯での話なので、黒帯ではやっぱり自分は全然差があって底辺だと思うのでそこの差を埋めれる様に日々頑張りたいです
──では最後に黒帯になった意気込みをお願いします。
平田:黒帯になってより難しくなるので練習も考えながらハードにやっていきます。黒帯でいい結果を出したいですね。
平田が所属するCARPE DIEM JIYUGAOKAの代表であるトーマス・ミッツより黒帯を授与された。
チームメイトのクレイグ・ハッチソンとはムンジアルでともに茶帯ライトに出場したが、平田が一足先に黒帯昇格となった。
黒帯昇格を果たした平田の活躍ぶりを期待したい。
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♬ オリジナル楽曲 - 柔術野郎
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