2022年08月01日
【結果】マルキーニョス&シュレック出場「RIZIN.37」【ブラジリアン柔術】
7/31(日)、さいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN.37」。
今大会にはブラジリアン柔術をバックボーンとする“マルキーニョス”マルコス・ソウザと“シュレック”関根秀樹が出場した。
2人とも静岡県浜松市にあるボンサイ柔術の所属で、特にマルキーニョスはボンサイ柔術の日本における総代表で、いわばボスともいえる存在。
近年はボンサイ柔術のMMA進出が顕著で、サトシ・ソウザ&クレベル・コイケを筆頭に、その選手たちの活躍ぶりは枚挙にいとまがないほど。
そんな中でボンサイ柔術総帥・マルキーニョスが2020年2月以来の、実に2年半ぶりのMMA再出陣は個人的に大きな注目ポイントだった。
正直に言えば、このマルキーニョスのMMA復帰戦ともいえる試合が見たいがためにPPV購入を決意した。
だがPPV購入時の応援コードはシュレック関根としたが、これは浜松訪問時にシュレックにスシローを奢ってもらった恩があるためだ。
なんでこんなにMMA出場の期間が開いてしまったかをマルキーニョスに聞いたとき、マルキーニョスは「自分の試合よりもチーム全体のことを考えて選手たちを優先していた。でも自分自身もまだまだ現役で試合をやりたいから、そのチャンスがあれば考える。」とのことだった。
ボンサイ柔術のボスとして自分よりもチームメイトを優先するマルキーニョス、その“チャンス”が巡ってきた今大会で満を持してのRIZIN出陣は期待大。
そんなマルキーニョスは全15試合中、5試合目という前半戦に出場で、すでにメインイベンターとなったサトシ・ソウザやクレベル・コイケらには及ばないが、2年半という試合ブランクがあったことを考えれば、これは仕方のないことだろう。
そしてシュレックは4月に勝利した貴賢神の実兄であるスダリオ剛と対戦する。
こちらはヘビー級同士のド迫力ファイトが期待されており、マルキーニョスの試合ともども見逃せないものだ。
マルキーニョスとシュレックの試合は以下の通りとなった。
RIZIN MMAルール:5分 3R(80.0kg)
マルコス・ヨシオ・ソウザ
vs
阿部大治
■見所解説(RIZINオフィシャルサイトより転載)
RIZIN中重量級の一戦。マルコスはRIZINで飛ぶ鳥を落とす勢いのボンサイ柔術の棟梁(とうりょう)的立ち位置で、前回の試合では打撃による衝撃的なTKO勝利を飾り、その武器は柔術だけでは無い事を証明した。阿部はRIZINデビュー戦こそ落としたものの、適正体重に戻してから組みのグラップラーに完封勝利しそのポテンシャルの高さを見せた。
柔道とボクシングをバックボーンと持つ阿部はマルコスの柔術スタイルとどのように向き合うのか。両者の強みの特性上クリンチを含めたスタンド状態は阿部のテリトリー、グラウンドはマルコスのテリトリーという構図になるだろう。試合に勝つためには互いに自分のテリトリーで試合をしなければならないが、勝負は必ずスタンドから始まるためマルコスがグラウンドの展開に持っていけるかが勝負の行方を大きく変える鍵になる。真夏の陣取り合戦を制してRIZIN中重量級を牽引していくのはどっちだ。
×マルコス・ヨシオ・ソウザ
vs
〇阿部大治
2R 3:02 KO
1R、打撃を織り交ぜながら組み付いていくマルキーニョス。打撃を積極的に見せていき、ハイキックを繰り出す場面も。タックルで倒すと、すぐにバックに回り込みRNC狙いもエスケープされスタンドへ。終盤にはスープレックスで投げてすぐさまバックへ移行も時間が足らずにブレイク。2Rになると疲れが顕著なマルキーニョス、ガードも下がり気味になり、タックルにも力が入ってない様子。そこに阿部の右ストレートが入り、マルキーニョスは倒れ、そこにサッカーボールキックの追撃もありKO負けとなってしまった。
RIZIN MMAルール:5分 3R(120.0kg)
関根“シュレック”秀樹
vs
スダリオ剛
■見所解説(RIZINオフィシャルサイトより転載)
RIZINヘビー級史上、最高に見応えのあるストーリー性を持つ一戦だ。総合格闘技転向後、自らの意思とは裏腹にプロレスラー相手に試合経験を積んできたスダリオ。プロレスラーとしての強さを証明するためにRIZINのリングに立ち続ける関根。同階級のシビサイ頌真に逆転負けを喫したスダリオと、逆転勝ちを納めた関根。紙面の格闘技ジャンケンでこの試合を語るのであれば関根有利、ただしそうもいかないのが格闘技の魅力であり、若手選手の成長スピードである。
再び渡米し、海外の強豪相手のスパーリングで自信をつけたスダリオが齢48にして4連勝中の関根に対してどのような攻撃を繰り出すのか。勝負の鍵は打撃にある。関根の粘り強さと寝技はここ一番という場面で真価を発揮するが打撃で苦戦する傾向もある。関根のこのような部分をスダリオがどのように捉え、どのような作戦を立ててくるのかが興味深い。
リングの上に立つ者としてそれぞれ違う強さを求める者同士がどのような試合をさいたまスーパーアリーナで見せてくれるのか。
×関根“シュレック”秀樹
vs
〇スダリオ剛
1R 0:53 TKO(右ストレート⇒パウンド)
1R、ガードを上げながらサークリングで様子をうかがいながらローキックを繰り出すシュレック。そこにスダリオがパンチ一閃、これがこれがシュレックの側頭部にクリーンヒットとなり、前のめりに倒れて大の字になったところにスダリオがとどめの一撃。ここでレフェリーが試合をストップ、TKO負けとなってしまった。
このように奇しくも両者とのKO負けとなってしまった今大会のボンサイ勢。
さらに女子トーナメントに出ていたジェシカ・アギラーとラーラ・フォントーラも敗れ、今大会に出場の柔術家たちは苦戦続きだった。
そして試合後のコメントで引退を発表したマルキーニョス、長い間お疲れ様でした。
■マルキーニョスの試合後のコメントはコチラから!
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