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2023年10月28日

【海外記事】ブラジリアン柔術界はIBJJFの適切な競争相手を必要としている【ブラジリアン柔術】

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IBJJFは現在、ブラジリアン柔術界で最大の大会主催者であり、彼らに対抗する正当な競争相手として位置づけられる他のプロモーションはほとんどない。

IBJJFはもう何十年もそうであり、世界中のあらゆるレベルのブラジリアン柔術の競技をしっかりと掌握している。

趣味でブラジリアン柔術を始めたばかりの選手やカジュアルな競技者のために、IBJJFのオープン・イベントが地元で開催されているし、このスポーツのビッグネームたちがIBJJFが主催する世界選手権=ムンジアルに出場するために毎年一堂に会している。

IBJJFはまた各大陸ごとに大きな大会も開催しており、グラップラーたちは2つの競技レベルのギャップを埋めるために挑戦することができる。

いまIBJJFはブラジリアン柔術の大会主催は信じられないほどの収益を得られるビジネスであり、その収入は競技シーンの支配力をさらに高めている。

■ブラジリアン柔術界がIBJJFの対抗馬を必要とする理由
プロとアマチュアのトーナメントという双子の世界を掌握しているIBJJFは、地球上のすべての競技者にサービスを提供することができる。しかし1つの団体がすべてのカードを握ることには明確な問題がある。それはIBJJFのルールセットやレギュレーションが事実上のルールやレギュレーションとなり、結果としてスポーツの成長が彼らのペースに遅れることを意味する。IBJJFがノーギの黒帯の部でヒールフックと外掛けを合法化するのに2021年までかかったのはその良い例である。この問題は、実際にIBJJFが主催していない大会の大半が、組織しやすいようにIBJJFのルールセットを使用し、IBJJFのレギュレーションに準拠しているという事実によって、さらに悪化している。

■なぜIBJJFはブラジリアン柔術シーンで最大の大会主催者なのか?
IBJJFはもともと、グレイシーバッハの創設者であるカーロス・グレイシーJr.によって創設された。IBJJFが今日これほどの成功を収めている理由の大部分は、単純に彼らがいち早く存在していたという事実にある。多くのニッチビジネスがそうであるように、その分野で最初に成功することは、他の何が起ころうと、高いレベルの成功を保証するのに十分であることが多い。他のグラップリング・プロモーションが活動する頃には、IBJJFはすでに世界選手権=ムンジアルを何度も開催し、世界中にその裾野を広げていた。IBJJFには多くの歴史がある。

■いまIBJJFの主戦場は?
ADCCはIBJJFとほぼ同じ歴史があり、プロのノーギの大会となれば、彼らは明確なライバルであり、多くのファンや選手はIBJJFの上にADCCを位置づけるだろう。下級レベルになると、物事は少し曖昧になり、世界中でADCCオープンの大会が開催されることが多くなったが、IBJJFがより多くの地域に到達していることは間違いない。IBJJFに追いつこうとする小さな大会主催者は複数存在するが、ギありの大会に関してはIBJJFのライバル的な存在はない。AJPツアーはトップレベルでは最大のライバルだが、IBJJFほどのエリート選手を集められているプロモーションではない。グラップリング・インダストリーズ、NAGA、柔術ワールドリーグのようなプロモーションはすべて、ギまたはノーギのどちらかで下位レベルの競技を試みているが、それらを総合しても、世界中で開催されるIBJJFオープンイベントの頻度に匹敵するほど苦戦している。

■IBJJFを超えるには何が必要か?
IBJJFの対抗馬になるには、莫大な投資と世界中にある複数の小さな主催者を調整する能力が必要だ。それはローカルレベルでも競争しようとする場合だけで、プロレベルで競争するのはまたさらに難しいだろう。世界的な努力はそれほど必要ではないが、何十人ものエリート・グラップラーに同じイベントに出場してもらうのは信じられないほど難しい。理論的なプロモーションであれば、IBJJFのようにすべてをうまくやることは可能だが、世界選手権=ムンジアルで優勝するような栄誉と名声がなければ、同じレベルの人材を集めることはできないだろう。

■IBJJFの対抗馬になりそうな選手はいるのだろうか?
新たなプロモーションがIBJJFの対抗馬になることは現実的に不可能である。すでに存在するプロモーションでは、ADCCとAJPツアーがIBJJFの成功に匹敵する可能性を持っている。問題は、この2つのプロモーションが本質的に両輪であることだ。ADCCはノーギの大会に特化しており、間違いなく最高レベルではすでにIBJJFを追い越している。一方、AJPツアーは世界中で開催され、あらゆるレベルの選手を惹きつけている。真にIBJJFの主要なライバルとなるためには、これらの団体は運営方法を変える必要がある。ADCCオープンの幅を広げれば、ADCCはノーギのすべてのレベルの大会を支配することが容易になる。またAJPツアーはすでに世界中を飛び回り、ギとノーギの両方の大会を開催しているのだから、あとはIBJJFのムンジアル、ADCCの世界大会に匹敵する真の世界選手権大会を作るだけだ。



引用元:Jitsu.Magazine : The BJJ World Needs A Proper Competitor To The IBJJF



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