2024年04月11日
【海外記事】クロン・グレイシー、現代総合格闘技について語る:「父はそれを理解していない」【ブラジリアン柔術】

クロン・グレイシーの"グレイシー"という名字は、MMAの世界では非常に重みのあるものだが、このスポーツは現代において劇的に変化している。
MMAやブラジリアン柔術において、これ以上の期待値はない。
クロン・グレイシーはヒクソン・グレイシーの息子でもあり、柔術とMMAの両方で成功しなければならないというプレッシャーは常にあった。
しかし、彼はそのプレッシャーを常に背負って生きてきたという。
「グレイシーの名前を持つことはプレッシャーだった。僕の父親は世界最高のファイターだったから、子供の頃はそうなりたいと思うものさ。世界一になりたい。もし僕が世界一になろうとしていなかったら、僕は無価値な存在だった。それが僕の未来なんだ。なぜ彼より上でなければならないのか?」
グレイシー一族はもともとMMAの代名詞であり、単に異なる格闘技スタイルが競い合うだけだった黎明期には、このスポーツを支配していた。
もちろんそれ以来多くのことが変わり、今ではファイターたちはあらゆる分野でエリートレベルの技術を持ち、驚くほど充実している。
クロン・グレイシーはUFCのフェザー級に参戦しているが、彼自身、現代のMMAの世界を知り尽くしている。
「幼い頃は柔術がすべてだった。みんな戦うために柔術をやっていた。ボクサーを倒したり、レスラーを倒したりできることを証明するために柔術をする。自分の格闘技を証明するために自分を証明しようとする。今はそれが融合して、ある格闘技が得意なだけでは、最高レベルの人たち全員を相手に大成功することはできないんだ。私の父はそれを理解していない。祖父も理解できていないだろう。この世代はもう完全に違う。マーシャルアーツは自分の型=スタイルを作るようなものだと思う。私にとっての格闘技は、柔術、ボクシング、柔道だ。私が武道家だというのは、自分自身で型を作ったからであり、すべての武道を評価しているからなんだ。」
グレイシー一族の先輩たちは過去に柔術から離れすぎたことを批判している。
成功するという周囲からの期待と自分のルーツに忠実であり続けるという家族からの期待を両立させなければならないのだから。
ヒクソンほど古い考え方に囚われてはいないが、彼でさえもクロンは「ボクシングで相手を倒そうとするのではなく、すぐにボクシングから柔術に移行すべきだ」と考えている。
クロン・グレイシーが自身のYouTubeチャンネルに、現代MMAの世界について語った動画「2024 Same Same But Different vol.2」をアップした。
興味のある人はぜひ見てみて欲しい。
引用元:Kron Gracie Talks Modern MMA: ‘My Dad Doesn’t Understand That’ / Jitsu,Magazine

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