2024年08月07日
【お知らせ】『FREEDOM HILL』カルペディエム自由が丘による雑誌が創刊【ブラジリアン柔術】
「雑誌は時代を超越する」
ブラジリアン柔術のジムがオリジナルの雑誌をリリース!
なかなか無いこの試みがいま、話題になっている。
その本の名前は『FREEDOM HILL MAGAZINE』。
冒頭の言葉も同書からのもので、強い意志を感じさせるひと言だ。
そして表紙画像からもわかるとおり非常に洗練されているのが印象的。
もちろん「時代を超越する」ものだからこそ、紙質、手触りにもこだわっていて、何種類ものサンプルから選んで決めた紙。
『FREEDOM HILL』直訳すると自由の丘。
そう、これはカルペディエム自由が丘による雑誌で、同ジムについてのみならず、
●1枚1枚がどれもアートといえる、まるで息づかいが伝わってくるような写真の数々
●カルペディエム創立者・石川祐樹氏のインタビュー
●米国ニューヨーク CLOCKWORK BJJ代表のジョシュ・グリフィス氏インタビュー
●カルペディエム自由が丘代表のトーマス・ミツ氏や会員によるコラム
etc......内容も盛りだくさん。
本作のディレクターでありプロデューサー、そしてカルペディエム自由が丘の代表でもあるトーマス氏に、このユニークな試みについて聞いてみた。
「2024年はカルペディエム自由が丘道場の5周年です。この5年間で多くの優れた写真家が道場に来てくれました。最初は彼らの作品を一般の人々に見てもらいたくて、1冊の本にまとめようと思ったんです。それと同時に、道場について書いた文章をまとめて出版しようとも。最終的には、メンバーや協力者の表現や創造性を発揮できるプラットフォームを作りたかったのです」(トーマス氏。以下同)
彼は多趣味な人でもあると知られている。カルチャーにも造詣が深い。そういったパーソナリティも雑誌を作ろうと思った理由なのかもしれない。
「はい、私はBMXやパンクロックなどのサブカルチャーに興味を持って育ちました。小さな町に住んでいたので、これらのシーンとつながるのは難しかったのです。そのため、雑誌を買って情報を得たり、孤立を感じないようにしていました。パリや東京のような大都会に引っ越してからは、同じ趣味を持つ人たちに囲まれるようになりましたが、紙媒体への愛着は残っています。雑誌は私にとって“文化の伝達者”であり、写真をさっと見るだけでも、じっくり読むことも、アートや文学として考えることもできる多層的なものです」
――紙の本制作は簡単では無いと思います。どんな苦労がありましたか?
「以前にもファンジン(日本における同人誌的なもの)の制作を手伝ったことがありますが、今回は自分がプロジェクトを始め、異なる国から集まった約20人を調整する必要があったので、違った挑戦でした。周囲から非常に好意的に受け入れられ、協力をお願いした人々もみなさん熱心でした。DIYプロジェクトとして始まりましたが、結果的にプロフェッショナルなものに進化しました」
――この本のデザイナーもあなたと同じくフランスの人ですね。この本のデザインで特に意識したことは何ですか?
「プロジェクトに関わっている全員がBJJのシーンから来たわけではありませんが、それが良いことだと思います。グラフィックデザイナーのアミ・ランベールは長年の友人です。高校時代から雑誌やCDを交換し合い、今でも音楽や映画について良く話します。彼女はFREEDOM HILLの目標をよく理解してくれました。協力者は様々な背景を持っており、BJJをしていない人もこの本を読んで“BJJってすごくクールだ、やってみたい”と思ってくれることを願っています。一生懸命訓練し、頂点を目指し、ポジティブな活動を中心に生活を構築し、素晴らしいコミュニティを楽しむことを伝えたいんです」
“オシャレな街”として知られる自由が丘だが、インストラクターには黒帯の平田孝士朗氏やエルメス・ラザラス・パンタジディス氏など、実績も素晴らしいスタッフが多い。
「私たちインストラクターや競技志向の人たちは非常にハードなトレーニングをしています。お互いに100%の力を出し合い、結果を求めて努力します。MMA、プロレス、レスリング、柔道から来る人々もいて、良いスパーリングが保証されています。他方で完全な初心者が安全にスポーツに慣れるための入門クラスも設けています。さらに、世代間のつながりを強化するための家族BJJクラスもあります。私たちは全世代、全レベルに向けた道場です。汗をかいて健康を維持するために来ることも、世界クラスのアスリートになるために訓練することもできます。カルペディエムの理念に一致するように、包括的でありながら卓越性を追求しているんです」
最後に、
「この雑誌を通じて、特に自由が丘流のBJJ文化を広めたいと思っています。道場の美学を示し、スポーツの実践を超えたメッセージを伝えたいのです。そしてこの雑誌の2号目を出したいですね。第2号では、BJJ文化の重要な部分である旅と音楽に焦点を当てようと考えています。個人的な話では、8月末に開催されるワールドマスターに出場し、メダルを持ち帰ることを目指しています。それ以外にも、カルペディエムの名を広め、道場を発展させ、家族と時間を過ごし、時間が許す限りオートバイに乗りたいです」
ブラジリアン柔術というスポーツについてのみならず、生き方や考え方についても教訓となる要素が詰まっている1冊。是非とも手にとって読んで感じてほしい。定価1,500円で『FREEDOM HILL MAGAZINE』はカルペディエム自由が丘道場のほかに、今後はカルペディエムオンラインストアでも購入が可能だ。
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カルペディエム自由が丘会員 相良洋一
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