2025年09月30日
【海外記事】1997年のジョー・モレイラ杯での衝撃――元UFCファイターがグレイシーファミリーとの因縁を明かす【ブラジリアン柔術】

MMAヒストリー・ポッドキャストで行われた衝撃的なインタビューで、元UFCのスター選手であったのマニー・ガンブリャンが、キャリア初期におけるグレイシーファミリーやブラジリアン柔術コミュニティとの関わりについて驚くべき体験を明かした。
最も印象的な暴露のひとつは、1997年にカリフォルニアで開催されたジョー・モレイラ杯での出来事だ。
当時、青帯で62kg級に出場していたガンブリアンは、自身とトレーニング仲間が開発した「アルメニア式チョーク」で最初の4人の相手を圧倒したと主張している。
準決勝でホクソン・グレイシーと対戦した際、事件が起きた。
ホクソンは、後に不審な状況で命を落としたヒクソン・グレイシーの長男である。
ガンブリアンによれば、試合中に得意のチョークを仕掛けようとしたところ、ホクソンが繰り返し彼の脚を噛んだという。
「俺が絞め落とそうとしてるのに、太ももを噛むんだ」とガンブリアンは当時を振り返る。
ガンブリアンが「離せ」と叫んで押しのけると、20人近いブラジル人選手が一斉に彼に飛びかかったという。
この混乱の中、ヒーガン・マチャドとジーン・ラベールが仲裁に入った。
噛みつき疑惑について問われると、ディーン・リスターがガンブリアンを支持し「噛み傷を見せろ」と要求。
観客の前でズボンを下ろすのは拒否したが、ロッカールームで証拠を示したところ、明らかな噛み跡が確認されたという。
それでも大会関係者はホクソンを失格処分にしなかった。
この対応に強い失望を抱いたガンブリアンは、劇的な決断を下す。
「私はギを捨てた。それ以来、柔術の試合でギを着たことは一度もないし、これからも絶対に着ない。リスペクトを失ったからだ」
さらにガンブリアンは、自身のチームが得意とする足関節技が当時の柔術コミュニティから軽視されていたと振り返る。
「俺たちはヒールフックや足関節技を多用していたが、当時は『ジャンク柔術』と呼ばれていた。今では世界中の柔術家が普通に使っているが、俺たちはずっと前からやっていたんだ。友人のゴーコー・シヴィシアンも昔から実践していた。俺たちは得意だったが、彼らはそうではなかったし、それを嫌っていたんだ」
この証言は、1990年代のグラップリング界における政治的駆け引きや緊張関係を垣間見せるものだ。
マーシャルアーツシーンにおける権力構造や地域間の対立が、総合格闘技の黎明期にどのような影響を与えたのかを考える上で、極めて興味深い視点を提供している。
引用元:UFC veteran talks the time he was allegedly bitten by Rickson Gracie’s son: I never wore a gi to compete jiu-jitsu and I never will, I lost respect / BJJDOC

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