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2025年10月22日

【インタビュー】アマ修斗優勝&プロ昇格の田中翔馬「岐阜で柔術を身近に楽しめる存在として地域の中心となるジムにしたい」【ブラジリアン柔術】

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10/5(日)、小田原アリーナで開催された「全日本アマチュア修斗」で優勝し、プロ昇格を果たした田中翔馬(パラエストラ岐阜)。

田中はブラジリアン柔術の黒帯で、かつパラエストラ岐阜の代表として、自身の研鑽だけでなくジムでの指導にも取り組んでいる。

ファイターとして、指導者として、そして地方のジムとして、今後どのような活動をしていきたいかなどを聞いた。



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──アマ修斗優勝&プロ昇格、おめでとうございます。いまの気分を教えてください。

田中:ありがとうございます。嬉しさもありますが、今年の初めに格闘技一本で挑戦したいと思い脱サラをしました。その状況の中で、『絶対に結果を残さなければ』という強いプレッシャーと向き合い続けてきました。そして、試合後にその緊張感が一気にほどけたとき、ほっと安堵できたのが何より大きな感覚です。

──これまでアマMMAは全勝とのことですが、いつぐらいからMMAに取り組んでいましたか?

田中:MMAを始めたのはちょうど1年前の9月で、その月に行われたアマチュアDEEP名古屋・公武堂ファイトがデビュー戦でした。小さい頃からテレビでMMAを見ていて、いつか自分もリングの上で戦いたいという思いがずっとありました。ただ、柔術とMMAを並行して取り組むと、自分の性格上どちらも中途半端になってしまうのが嫌だったので、まずは柔術で黒帯を取ってからMMAを始めようと決めていました。昨年、AJPのワールドプロに茶帯で出場し、帰国後にパラエストラ岐阜の前代表・清水宗元先生から黒帯を授与していただき、そのタイミングで本格的にMMAに取り組み始めました。その後はアマチュアパンクラスの東海選手権で優勝し、続くアマチュア修斗の東海選手権でも優勝。さらに先日行われたアマチュア修斗の全日本でも優勝し、ここまで9戦9勝(うち7つが一本勝ち)という結果を残すことができました。これまで取り組んできた柔術は、試合の中で自分の大きな武器になっています。特に、相手をコントロールするポジショニングやサブミッションの決定力は、MMAでも試合を優位に運ぶ上で欠かせない部分です。また、長年の柔術の練習の積み重ねによって、グラウンドでの冷静さや試合全体の流れを読む力も養われました。MMAでの結果は、まさに柔術で築いてきた基礎と経験があったからこそだと実感しています。

──柔術も黒帯ですが、柔術のキャリア、主な戦績を教えてください。

田中:柔術のキャリアは通算すると15年程になります。両親の影響で3歳から柔道をやっていました。父親がパラエストラ岐阜でインストラクターをしており、その影響から柔道の寝技の補強のために小学校6年生から柔術を始めました。通っていた中学校には柔道部が無く、町道場での練習がメインであり、柔道の練習が休みの曜日に柔術を習いに通っていました。高校に入ると柔道部に入り、柔術は全くやっていませんでした。社会人になり、二十歳になる頃に本格的に柔術を再開しました。主な戦績は以下の通りです。

■青帯
・AJP グランドスラム TOKYO 2019 -69kg 3位
・AJP インターナショナルNAGOYA 2019 -77kg 3位
             紫帯オープンクラス 優勝
■紫帯
・JBJJF 全日本選手権 2021 ライト級 準優勝

■茶帯
・ブルテリアオープン 2023 ライト級 優勝
・Marianas Pro Japan NAGOYA 2024 オープンライト級 準優勝
・SJJIF WORLD 2024 フェザー級 準優勝
・AJP WORLD PRO 2024 5位
※本戦トーナメント・ベスト4

■黒帯
ASJJF CENTRAL JAPAN 2025 フェザー級 優勝/オープン 準優勝



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──いま清水元代表から引き継いでパラエストラ岐阜の代表となってます。ジムの代表と選手とはどんな違いがありますか?

田中:選手は自分の成績や成長に集中できますが、代表はジム全体を見て、みんなが安心して練習に打ち込める環境を整える責任があります。清水元代表から受け継いだこのパラエストラ岐阜を、さらにいい場所にしていくことが今の僕の使命だと思っています。選手としては自分自身が勝つことが一番の目標ですが、代表になったことで“チーム全体”をより意識するようになりました。目標を持って挑戦できる場をつくりながら、自分自身もまだ成長を止めずに挑み続けたいです。

──現在の練習環境はどんな感じでしょうか?

田中:パラエストラ岐阜では柔術と総合格闘技(MMA)の両方を指導していますが、特に寝技に強みを持つジムです。柔術では長年競技を続けてきたベテランの会員さんが多く、基礎の精度がとても高いので、日々鍛えられています。柔術クラスは30〜40代の方が中心で、落ち着いた雰囲気の中でも経験豊富なメンバーとの質の高い練習ができます。一方でMMAクラスは10〜20代の若い世代が多く、試合を目指している選手も多いため、活気がありエネルギッシュです。クラスには多いときで20人以上が集まり、雰囲気は和気あいあいとしています。それでも、クラス後には残って技術を研究したり、細かいディテールを確認し合ったりする熱心な人が多く、真剣さと楽しさが共存する環境です。僕自身も、そうした仲間たちに刺激を受けながら、自分の弱点を見つけて改善し、日々成長を実感しています。

──地方在住ならではのいいこと、悪いことを教えてください。

田中:やはり都心に比べると、若い世代でキャリアが長い選手が少なく、同世代で同じ階級・レベルの相手と練習できる機会が圧倒的に少ない点は、不利だと感じます。ただ、その環境だからこそ、どうすれば効率よく強くなれるのかを徹底的に考え、練習に取り組むようになりました。1回1回の練習に目的や目標を持ち、無心で我武者羅にやる練習ももちろん大切ですが、常に頭を使って考えながら取り組むようになりました。強豪に囲まれて自然と揉まれる環境では得られなかった視点や工夫を身につけられたのは、地方にいるからこその大きな強みだと思います。

──柔術での目標はどんなものがありますか?

田中:柔術では黒帯になってから、まだ一度しか大会に出られていないので、これからはもっとたくさん試合に出ていきたいと思ってます。全日本選手権での優勝を目指すのはもちろん、同じチームの戸所選手が海外のAJPに挑戦している姿にもすごく刺激を受けました。昨年は自分もワールドプロに出場したので、今後も海外の大会に積極的にチャレンジして、世界の強い選手たちと戦いながら、自分をどんどん高めていけたらなと思ってます。

──ジムとしての目標を教えてください。

田中:岐阜で柔術を身近に楽しめる存在として、地域の中心となるジムにしていきたいですね。ジムとしての目標は、まず規模をもっと大きくして、多くの人に柔術やMMAを届けることです。その中でも特に力を入れたいのは、地方からでも全国や世界で活躍できる選手を輩出することです。『地方だから仕方ない』ではなく、『ここからでも戦える』ことを証明したいと思っています。僕たちのジムから夢を持って挑戦できる選手をどんどん送り出し、地方の格闘技シーン全体を盛り上げていきたいです。また、柔術は楽しく健康的なスポーツでもあるので、生涯スポーツとして誰でも取り組める環境も大切にしています。



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