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レポート

2018年01月10日

【レポ】エジソン・カゴハラ「MMAのためのグラウンドテクニックセミナー」

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1/7(日)、東京・大森のゴールドジムサウス東京アネックスでOver Limit BJJ総帥のエジソン・カゴハラによる「MMAのためのグラウンドテクニックセミナー」が行われた。

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2018年01月08日

【レポ】ミュース柔術アカデミー・女子無料クラス開講中!

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新年明けましておめでとうございます、Jiu Jitsu NERDライターの成田です。

突然ですが今回は本ブログ主宰の橋本欽也さんがメインインストラクターを務め、自分も練習している東京・代々木のミューズ柔術アカデミーで開講中の女子無料クラスの紹介をしたいと思います。

指導を行うのはCARPE DIEMの内山裕規さん。

内山さんはこれまでもサブインストラクターとしてミューズで指導してくれていましたが、今後は不定期で金曜日にクラスを受け持ち、その日に限り、女性は無料で参加できるようになりました。

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2017年12月19日

【レポ】and ROLL CAMP Chapter 3.“JAM VIBES”

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12/26(土)、東京・代々木のミューズ音楽院ホールにて「and ROLL CAMP Chapter 3.“JAM VIBES”」が開催された。

柔術を通してジムやアカデミー間の垣根を超え、参加者が新しい出会いや気付きを共有し、より充実した毎日を過ごせるようにと今年2月にスタートしたand ROLL CAMP(以下ARC)も今回で3回目。

過去2回のイベントでは、フリーマットからセミナーや所属アカデミーの枠を超えた団体戦、サーフィン体験など趣向を凝らしたプログラムを展開してフォロアーを増やしてきたが、今回は会場を都心に戻し、協賛スポンサーも拡大。参加者は60名と会場の規模から考えても最大級のイベントとなった。

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2017年08月29日

【レポ】石井拓セミナーinパラエストラ柏

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こんにちは、石井拓です。

前にこのブログで告知させて頂いた通り、8月20日の日曜日に千葉県柏市のパラエストラ柏さんにてセミナーをさせて頂きました。

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2017年07月15日

【レポ】and ROLL CAMP Chapter 2. “OCEAN PARADISE”

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7/9(日)、千葉県鴨川市の前原海岸にて「and ROLL CAMP Chapter 2. “OCEAN PARADISE”」が開催された。

「and ROLL CAMP」は、柔術を通してジムやアカデミー間の垣根を超え、参加者が新しい出会いや気付きを共有し、より充実した毎日を過ごせるようにと始まったイベントで、今年2月に代々木・ミューズ音楽院ホールで行われた 「URBAN PICNIC」に続いて2回目の開催となる。

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2017年07月09日

【レポ】ヨースキ・ストー・セミナーin北海道

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7/2(日)、北海道・札幌市で開催されたASJJFドゥマウの北海道大会の大会後にヨースキ・ストーのセミナーが開催されました。

この大会にヨースキはレフェリー兼選手として参加し、試合は階級別と無差別でWゴールドを達成し、自分の試合以外ではレフェリーをこなす多忙ぶりでした。

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2017年07月07日

【レポ】ヘイゾン・グレイシー・セミナーin一心柔術

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グレイシー柔術のグランドマスターで赤帯のヘイゾン・グレイシー先生のセミナーレポートです。

ヘイゾン先生の迎えの車が渋滞に捕まり、1時間遅れでのセミナースタート。

概要はヘイゾン先生の護身術に始まり、同行していたオスカー・ドネッティ先生のギロチンシリーズ、そして最後はヘイソン先生のサイドコントロール/ノースサウスからのサブミッションと濃い内容に。

まずヘイゾン先生は護身術の大切さをグレイシー柔術と一族の歴史に触れながら説明。

テクニックはフロントヘッドロックされた時、ギロチンされた時への対応を数種類ずつディテールを交えてそれぞれの参加者へ丁寧に指導。

また小さい相手、大きい相手に組み替えてそれぞれのデモンストレーションを披露。

片手で首を持たれた時の対処法としてロシアンタイからの肩固めも指導。

次はヘイゾンの右腕とされるオスカー先生のギロチン、エゼキエル。

これがまたディテールがスゴく良い。

カラーチョークの様に手首を効かせて絞めていく。

様々なポジションから首に手を回して絞めてしまう技には参加者も興味津々。

最後はヘイゾン先生がサイドコントロールの維持と5つのサブミッションを披露し参加者大満足でセミナー終了。

セミナー後にベルトプロモーションがありホドリゴ有村が黒帯に昇格。

他ストライプの授与もありました。

終了後も皆で雑談が続き集合時間から3時間以上になりましたが、先生方も参加者も全員良い時間を過ごした夜でした。

一心柔術では来週の水曜日にグランドスラム東京で初来日するアダム・ウァルジャンスキのセミナーを開催。

日時は7月12日(水)の19:30からでアダムはヨーロッパの全色帯チャンピオンで、2017年は黒帯一年目にしてIBJJFヨーロピアン3位入賞し今後の活躍が期待されている選手。

ポーランド出身で、クラシカルな柔術を得意とし今回のセミナーのテーマはダイナミックなバタフライガードです。

BJJ Heroes にも掲載されています:

コチラから!

この機会をお見逃しなく!


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セミナー参加費
一般: 5000円
一心会員: 4000円
■セミナー詳細はコチラから!


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【今日が誕生日の柔術家】マイキー・ムスメシ(21)、マルセロ・ウィラプル、デヴィッド・アヴェラン(36)



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2017年05月18日

【レポ】ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN 2017:黒帯&茶帯

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5/14(日)、佐賀県基山市で開催されたASJJFドゥマウ主催「ASJJF DUMAU SOUTH JAPAN 2017」は年に2回定期開催されているASJJFドゥマウの九州大会・春の陣だ。

ASJJFドゥマウ主催大会は日本のみならずアジアでも開催されており、国内外で盛況となっているが、この九州大会だけは独自色を大きく打ち出し異色を放っている。

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2017年05月11日

【レポ】ASJJF DUMAU INTERNATIONAL 2017:黒帯

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5/7(日)、愛知県半田市の青山記念武道館にてASJJFドゥマウ主催「ASJJF DUMAU INTERNATIONAL 2017」が開催された。

今大会はドゥマウの中でも最も歴史が古い大会の1つで今回で13回目の開催となるという。

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2017年05月03日

【レポ】岩崎正寛選手セミナーinパラエストラTB

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4/23にパラエストラTBにて開催された岩崎正寛選手(CARPE DIEM)のセミナー。

岩崎選手といえば今年のヨーロピアンで3位に入賞し、パンでは初戦敗退したものの、大会後にNYのマルセロ・ガルシアのアカデミーにて練習して帰国したばかりです。

そして岩崎選手はハーフガード/ディープハーフガードの名手として知られており、今回のセミナーもそのハーフガードをテーマとしたものでした。

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2017年04月10日

【レポ】ハファエル・ロバトJRセミナー in スタジオ540

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3/23(木)、サンディエゴのソラナビーチにあるスタジオ540にてハファエル・ロバトJRのノーギセミナーが開催されました。

スタジオ540では有名選手を招聘したセミナーを定期的に開催しており、このロバトのセミナーもその1つ。

ロバトはサウロ・ヒベイロの黒帯でいまはMMAのレガシーでチャンピオンになっていますが、柔術でも数多くの実績があり、2007年にはBJペン以来2人目のブラジル人以外の黒帯世界王者となりました。

また昨年のワールドマスターでもマスター1黒帯ヘビー級で優勝し、オープンクラスでもシャンジとクローズアウトしています。

そのロバトのセミナーは平日の昼間に行われましたが、そんなことは関係なく約50人もの参加者がいたのには驚かされました。

今回はロバトのセミナーのレポートを紹介します。


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ハファエル・ロバトJRは現在MMAを中心に活躍中で5戦全勝、しかも全試合一本勝ちかKO勝ちというフィニッシャーぶり。
レガシーでチャンピオンになり、ベラトールにも初参戦しわずか13秒でKO勝ちしています。



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柔術では2007年にBJペン以来となるブラジル人以外でのムンジアル王者に。
また昨年はワールドマスターでも優勝しており柔術でも多くの実績を残しています。



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そんなロバトは4/15にアナハイムで開催されるADCCのウエストコーストトライアルでマーカス・アルメイダ"ブシェシャ"とのノーギ・スーパーファイトが決定しており、そのせいか今回のセミナーもノーギで行われました。



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このセミナーは木曜日のお昼に行われましたが、そんなことは関係なしに多くの参加者が集まっていたのには驚き!
さすがアメリカ。



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いまMMAで活躍中のロバトだけにセミナー内容はトップポジションからのテクニックを中心にレクチャー。
パスガードしてからいかに態勢を維持するか、相手の動きをどう制するかのインストラクションが秀逸でした。



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テクニックに対し非常に細かい説明があるロバト。
セミナー参加者の動きにも厳しい目が光る!



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最後は参加者からの質問コーナーも。
質問の1つ1つに丁寧に答える真摯な対応ぶりが素晴らしかったです。



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テクニックに対する自分の考えなども話し、こういったいい意味での説教臭さは師匠のサウロ&シャンジ譲りだな、とも感じました。
矢継ぎ早にたくさんのテクニックを見せるのではなく1つのテクニックをじっくりと、というセミナーで興味深かったです。



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このセミナーにはスタジオ540でインストラクターもやっている"ゴリラハンド"マジッド・ヘイジも参加。
セミナー後のスパーリングも積極的に参加してガッチリ練習してました。



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セミナー後の物販タイムでTシャツを手売りしてたロバト。
MMAでは1試合で1万ドルを稼ぐのに1枚$30のTシャツをちまちま売るとこに感動しました。
もちろん購入させて頂いたのですが、手売りなのにスマホでカード決済対応してたのが流石でした!



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2017年03月31日

【レポ】ASJJF DUMAU TOKYO CHAMPIONSHIP:アダルト紫帯

アダルト紫帯では成長著しいケビン・キムラが久しぶりに参戦しミドル&オープンクラスでWゴールド。

ケビンは大幅に体重が増加しミドルでの試合が定着しているが本来はライト級の選手。

そのミドル決勝ではパンクラスで活躍中の渡慶次幸平から19-3という大差の判定勝ちで優勝を決めている。

随所にキレのある動きを見せ勝ち進んでいたケビンだがミドル&オープンの4試合で一本勝ちはわずか1試合のみ。

かつてはほとんどの試合を極めて勝利していた極めの強さをまた見せてもらいたいところだ。


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体重増で一回り大きくなったケビン・キムラ(INFIGHT JAPAN)。
ミドルとオープンクラスでWゴールド達成。



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2017年03月30日

【レポ】ASJJF DUMAU TOKYO CHAMPIONSHIP:アダルト茶帯

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3/26(日)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターで開催されたASJJFドゥマウ主催「ASJJF DUMAU TOKYO CHAMPIONSHIP」。

今大会では茶帯でオープンクラスを含む3階級が行われた。

ライトフェザーではワンマッチ決勝戦だったがミディアムヘビーには3選手がエントリーし、その3階級の全試合が一本決着で見応えがあった。

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2017年01月28日

【レポ】ココ・イヅツ・チャリティセミナー in CARPE DIEM

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1/22(日)、東京・三田のCARPE DIEMにてココ・イヅツのチャリティセミナーが開催されました。

このセミナーは若干14歳のココくんが同世代のキッズ向けに開催したもので、キッズがキッズのために行ったセミナーというのは日本初のことで画期的なことでしょう。

いま世界的にキッズ世代の柔術家が盛り上がっており、日本でもオトナ顔負けの実力を持つキッズも少なくありません。

今回のセミナーを行うココくんはオーストラリア在住でありながらLAで開催されたパンキッズ、オーストラリアで行われたパンパシフィック、そして日本で行われたブルテリアキッズやヒクソン杯などでも優勝歴多数でキッズながらすでに世界レベルの選手として活躍中です。


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2017年01月03日

【セミナー】マイク・ファウラー・セミナーinミューズ柔術アカデミー

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12/9(金)、東京・代々木のミューズ柔術アカデミーにてマイク・ファウラーのセミナーが開催された。

このセミナーはプライベートのバケーションで来日していたマイクがどこかでセミナーをやりたいということで急遽実現したもの。

急な開催で集客が心配されたが、それでも10人ほどの参加者があったのはよかったと思う。

内容はマイクが「自分が実際に試合で使っているテクニックのみを教える。自分が使ってイイと思えるもの以外を教えるのは誠実じゃない」とのポリシーからテクニックのレクチャーは多岐に渡っている。

最近のセミナーでは事前に教える内容やポジションが告知されることが多いが、このマイクのセミナーでは1つのポジションにこだわることなくスイープやパス、サブミッションと多彩なテクニックをレクチャー。

特に好評だったのはマイク自身が考案したという「アンストッパブル・スイープ」なるテクニック。

これはかのキーナン・コーネリアスも「クラブガード」としてアレンジ(パクッた?!)して多用してるとのこと。

そんなパクり疑惑も「もうオレは選手としてはひと段落したからキーナンにバンバン使ってもらって技を広めてもらう方がイイよ!」と寛大な考えのマイクだった。

いまマイクはハワイのノースショアでノースショアBJJで指導の他にクッキングカーでイタリアンのシェフとしても働いており、収入的にはこのシェフがメインになっているらしい。

試合はもうかつてほどのモチベーションないとのことだがトーナメントではなくスーパーファイトでならまた出るかも、とのこと。

すでに三十路半ばとなっているマイクだが「ステロイドの類は一切使ったことない」というだけあって、いまもグッドコンディションを維持しており、目立った故障もないだけにまだまだ元気いっぱい。

一時期はプライベートで多く問題を抱えて長く苦しい時代があったが、いまは柔術とクッキングカーでの仕事を掛け持ちし公私ともに充実しているそう。

日本が大好きでほぼ毎年来日しているマイクはまた来年も来日予定とのことで、その際にはセミナーを開催予定なので楽しみにしたい。


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セミナーはたっぷり2時間以上、マイクの得意技を多数レクチャー。
通訳は一心柔術の後藤が務めた。



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定期的に海外選手のセミナーや特別クラスを開講しているミューズ柔術アカデミー。
ミューズは火曜&金曜の週2回、19:30-22:00でクラスを行っている。
出稽古は1回1000円(女性500円)で参加可能だ。
■ミューズのFacebooページはコチラから!



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マイク考案のテクニック「アンストッパブルスイープ」。
袖&襟を持ちハーフガードの要領で片足を挟む。



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足の組み方はこの形で。
組み方が逆だと外れやすくなるという。



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袖&襟を引きながら相手を浮かせて



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身体を伸ばし、その反動でスイープしていく。



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相手を返してからも自分の状態は維持し



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足首も組んだ状態を維持しておく



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完全に上になったら



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バランスを取りながらニースライスパスのセットアップに移行していく



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最後に袖を引き足を開いてニースライスパスのセットアップを完了しスイープ完成。



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【会員募集中】
ミューズ柔術アカデミー
火曜日&金曜日 19:30-22:00
参加費:1000円(女性500円)
JR&大江戸線・代々木駅から徒歩1分
■クラス詳細はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】吉岡広明(43)



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2016年11月19日

【レポ】SJJIFワールド2016

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11/12-13の2日間、LAのロングビーチ・ピラミッドでSJJIF主催の世界選手権「SJJIFワールド2016」が開催された。

この大会はいま日本国内はもとよりアジアでも大会を数多く行うASJJF(Asia Sport Jiu Jitsu Federation=アジアスポーツ柔術連盟)の上位組織であるSJJIF(Sport Jiu Jitsu International Federation=スポーツ柔術国際連盟)が主催する世界選手権だ。

柔術の世界選手権というとIBJJF主催のムンジアルが知られているが、このSJJIFワールドはアドバンテージ&レフェリー判定なし、延長サドンデスありというSJJIFルールを採用した試合の世界選手権となっている。

世界大会というだけありアメリカ、ブラジル、日本はもとよりオーストラリア、南アフリカ、タヒチなどSJJIFの各国支部がある国はもちろん、その他の近隣諸国から3000人余りの選手が参加している。

そしてこの大会はキッズ、アダルト、マスターと各年齢カテゴリーが一斉に行われ、またギ&ノーギも同時開催と1回の遠征で最大で4カテゴリーもの試合に参加できるのはお得に感じるだろう。

また今大会の黒帯カテゴリーにはギ&ノーギとも賞金が賭けられれており、その賞金を目当てにか多数の有名選手もエントリーしていた。

既報のレポートでは日本から遠征した選手を中心に紹介したのでこのレポートでは海外選手の活躍を紹介したい。


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大会は"本家"ムンジアルと同じロングビーチ・ピラミッド。
マットは14面が設置され2日間に渡って行われた。
だが試合進行は遅れ気味で9:00開始も大会終了は両日とも22:00を超える長時間大会に。



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今大会イチのビッグネームはアイザック・ドーダライン(コブリンヤBJJ)。
ムンジアルではライトフェザーで3位入賞も今大会ではライトでエントリーし楽々と決勝戦進出。



03
アイザックと同じくコブリンヤ門下のニコラス・ウォーカー。
ニコラスはまだメジャータイトルに絡んだことはないが自身のアカデミーも持つ実力派。



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ライト級決勝はアイザックとニコラスでクローズアウト。
この大会の翌日が誕生日だったアイザックだが優勝はニコラスに譲って準優勝に。



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オープンクラスでも決勝戦まで勝ち進んだアイザック。
だがその決勝戦では昨年度の王者、ダニー・ジェラルド(タヒチBJJ)にサドンデスの末にスイープで敗れた。



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ダニーはウルトラヘビーでも優勝しておりWゴールド。
階級別$500、オープンクラス$3000の合計$3500の賞金を獲得している。



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グランドスラム東京、ASJJFドゥマウ愛知、ワールドノーギ、そして今大会と4週連続試合に挑んだジョナタス・ノヴァエス(パラゴン)。
今大会ではアダルトでの参戦だったがミドル級で3位に食い込む奮闘ぶり。



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フェザー級は4人トーナメントで優勝し$500ゲットしたのはジョニー・ムニョス(シークエンス)。
決勝戦でマリオ・コレア(コブリンヤ)を激戦の末に勝利した。



09
いまオーストラリアでSJJIFのオセアニア連盟代表を務めているミノウ・タバレス(メストレウィルソン)。
肋骨を負傷しながらもマスターで準優勝したのは大健闘だろう。



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パン優勝&ワールドマスター準優勝のマルコス・ノラト(ウマイタ)がSJJIF初参戦。
シニア2フェザーで2試合を勝ち抜いて優勝を果たす。



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チェックマットのベテラン、ホビーニョことホブソン・ホドリゲスはシニア黒帯ミドルでワンマッチ決勝戦を制して優勝。
減量なしで参戦も手堅い勝利はさすが。



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色帯で目立っていたのはイタロ・モウラ(シセロコスタ)。
紫帯で圧勝したイタロはいまアメリカ在住だが今大会参戦を最後にブラジルに一時帰国し、来年はヨーロピアンから始動予定だそう。



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アダルト青帯スーパフェザー決勝で日米新鋭対決を制したリアム・モス(AOJ)。
AOJらしいモダンテクニック全開で日本から参戦の山本博斗(グレイシーバッハ)から勝利している。



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昨年はジュブナイルでWゴールドだったソフィア・フローレス(AOJ)だが今年はアダルトでエントリー。
ギのみの参戦も余裕の勝利で優勝。



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女子でオープンクラスで試合が組まれていたタリタ・ノゲイラ(Nsブラザーフッド)だが試合をドタキャンしレフェリーのみ。
タリタは今大会の前にMMAの試合で計量オーバーしており、その減量疲れから今大会参戦を見送ったようだ。



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会場にフラリと姿を現した柔術&MMAのレジェンド、ニーノ・シェンブリ。
すっかり白髪頭になってしまったが往年の風格は変わらず。
また試合が見たい!



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SJJIF制定の2016年度のアカデミーランキングの1位はなんと日本のTree Rul BJJが獲得。
2位も日本のImpacto Japan BJJで日本のアカデミーが1位&2位を独占。
Tree Rul BJJは来年度からTree Rul BJJではなくRUL BJJとして単独入賞を狙っていく意向のようだ。



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2016年11月10日

【レポ】ジョナタス・ノヴァエス・セミナーby後藤悠司

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ジョナタス・ノヴァエスは日本ではあまり知られていませんが今回出場した「アブダビグランドスラム東京」そしてその翌週に愛知で開催された「ASJJFドゥマウオープン」でも優勝し2つの金メダルを獲得し、その実力者ぶりは疑う余地はないでしょう。

そんなジョナタス、現在はカリフォルニアの老舗道場パラゴンのヴェンチュラでインストラクターを務めているブラジル出身の34歳。

趣味はサーフィンだそう。

代名詞ともなっているフラットハーフガードを駆使しして柔術だけでなくノーギでもワールドタイトルを持ち、MMAでも活躍中という強豪選手です。

今回は突如決まったセミナーでしたが本人の希望で試合後3日続けて東京と神奈川で行いました。

自分は通訳とセミナーのオーガナイズをお手伝いさせてもらいました。

このレポートではこの三日間のセミナーをまとめてお送りします。

セミナーは毎回10分程のウォームアップから始まります。

その日の技で使う部位を集中して温めるとともに一人打ち込み的な動きも取り入れていました。

初日は一心柔術にてフラットにされたハーフガードからのスイープを中心にレクチャー。

ハーフガードをパスさせないためのディテイルを含め為になるテクニックでした。

2日目は代々木のミューズ柔術アカデミーにて今回の来日の試合で決めまくったバックロールスイープを中心に。

これは難しい動きでしたが、初日の動きと組み合わせて使えるもの。

オリジナルのポジションを駆使した技の説明を聞くと知らない人が試合をしたら確かにこれはスイープされてしまうのも納得のテクニックでした。

3日目はENDUREチーム東神奈川にて行いました。

初心者が多かったため、パスガードを3種類。

これがまた良かったです!

パスガードの角度やノーギでも使える良いテクニックでした。

その後リクエストによりフラットハーフガードも披露。

先ずはパスを防いでそれから返すというガードの基本的概念をしっかりと抑えたテクニックは今の自分のゲームに簡単に追加して自分の柔術を高められるとても良い材料になったと思います。

また基本を抑えた技のレクチャーは満足度の高いセミナーに繋がりました。

今回のように急に決まったセミナーは狙い目だと思います。

少ない人数で通常よりも安く受けられる事もあります。

しかも参加費も安いので2日目、3日目とセミナーに参加できれば単発の技だけでなく、その先生の技の体系も解るし、指導も連続で受けられるのでわからないところも質問できます。

ジョナタス本人も初来日で沢山の人との出会いはかけがえのない思い出になったことでしょう。

皆様も是非積極的にセミナーに参加して、柔術ライフをより良いものにしてくださいね。


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セミナー初日は蒲田の一心柔術でのセミナー。
会員さんを中心に10名余りが集まった。



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ジョナタス=フラットハーフなのでセミナーもそのテクニックが主なテーマ。
通常のハーフガードとの違いをみんな興味深そうに練習。



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セミナー2日目は代々木のミューズ柔術アカデミー。
ミューズはジョナタスやエリオット、カフェなマニアックな黒帯を不定期で開催している。



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ここでもハーフガードを中心に2時間みっちりとセミナーは行われた。
参加者の一人は「ジョナタスの教則DVDを持っていたが今回のセミナーを受けてさらに技の理解度が増した」と満足げの様子だった。



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連日のセミナー開催は続く。
3日目はエンドゥアで行ったが告知が不十分でごく少数でのセミナーとなってしまった。



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参加者が少なった分、グループレッスンのようなアットホームなセミナーで逆のよかったかも?!



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セミナーの合間には東京観光も。
つかの間の東京滞在を多いん楽しんだようだ。



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高額な賞金が懸かった「グランドスラム東京」に出場するために来日したジョナタス。
マスター黒帯ミドルで優勝し賞金$1500をゲット。



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グランドスラム東京の翌週には愛知で開催された「ASJJFドゥマウオープン」に参戦。
マスター黒帯ミドルで2試合を戦い優勝を果たす。



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ここでも得意のフラットハーフが炸裂。
華麗なスイープで相手を吹っ飛ばす勢いで返していた。



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LAに帰国後、すぐさまサンフランシスコに飛びIBJJFの「ワールドノーギ」に出場。
マスター黒帯ミドルで3位入賞で銅メダルを獲得。




そして今週末にはLAで開催のSJJIFワールドにも出場予定。

なんと日米を股にかけて4週連続で試合出場というジョナタス。

SJJIFワールドでも好成績を期待したい。



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2016年09月24日

【レポ】9/11 Roll Fes 鹿児島合同練習会

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9/11(土)、鹿児島鹿児島市の総合体育センター武道場でJiu Jitsu NERD主催の「Roll Fes 鹿児島合同練習会」を開催しました。

この練習会は所用で鹿児島に行く用事があったため、その機会に便乗して行ったものです。

鹿児島にあるボルケーノ柔術&MMAの代表である有川大介氏に協力してもらい、体育館を手配してもらっての練習会は黒帯が3人&茶帯1人を含む18人余りに参加して頂き盛況に終わりました。

練習会では黒帯と茶帯がそれぞれ得意とするテクニックを順に披露し、最後は合同スパーで約2時間余りの練習時間があっという間に過ぎ、その後の懇親会に間に合うかどうか?!というギリギリまでみんなで汗を流したのでした。

今回の練習会はちょうどアジア選手権と同日での開催でしたが、予想を上回る参加者数とその熱意を感じ非常に有意義な時間を共有できたと思います。

なかなかこういった機会は作れないのですが、また地方に行って時間が作れるチャンスがあったらまた開催したいと思ってますので、その際はぜひご参加頂きたいと思います!


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練習会は公共の体育館の武道場の一角で行いました。
練習会の参加費は無料でしたが体育館使用料として120円がかかりました。



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武道場をシェアしてたのはキッズ柔道と、



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合気道クラブです。
同じスペースで多様な格闘技が一緒に練習してる状況は個人的になかなか新鮮でした。



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自分は得意とするハーフガードからのテクニックを3つほど紹介させてもらいました。
スイープと極めのコンビネーションです。



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今年のワールドマスターで優勝したことも記憶に新しい上谷田幸一さんはハーフガードからのパスとそこからの展開を指導。
世界を獲ったテクニックを惜しげもなく指導して下さいました。



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そしてねわざワールド桜島の代表でいま九州で売り出し中の黒帯、 石牟礼仁(いしむれ・じん)はハーフガードからのスイープをレクチャー。
これもいいテクニックでした!



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最後はボルケーノ柔術&MMA代表でプロシューターでもある有川大介氏のハーフガードに対するパスガード。
通常のニースライスではなくヒザをピンのようにマットに突き刺してからパスする方法を紹介。



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最後にみんなでスパーをして2時間弱はあっという間でした。
練習後は有志で懇親会をして柔術談義に花を咲かせました。



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今回練習会をした鹿児島は地方ながら世界王者を輩出し、また実力派の黒帯やプロシューターもいるなど格闘技熱を感じる街でした。
やはりその場所に行って、そこで格闘技をやっておられる方々と直接触れ合わないと感じられないことが多々あるな、ということを改めて思いました。
またこういった機会を設けたいと考えてますので、あなたの街に行った際にはぜひご参加を!



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2016年09月22日

【レポ】エリオット・ケリー&ネイサン・メンデルソンセミナーinミューズ柔術アカデミー

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先日のアジアオープンでアダルト黒帯スーパーヘビー優勝を果たしたイエマソBJJのエリオット・ケリー。彼のセミナーがアジア直前の9/9(金)、東京・代々木のミューズ柔術アカデミーで開催されました。今回はその模様をレポートします。

8月のワールドマスターではシャンジ・ヒベイロを破り、マスター1黒帯スーパーヘビーで準優勝、アジアでは優勝と、選手として勢いに乗っているエリオット。今回のセミナーにはエリオットに加えて、彼の盟友であるネイサン・メンデルソンも特別参加。ネイサン自身も、アジアオープンでアダルト黒帯ミディアムヘビーと無差別で3位に入賞している実力者です。


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ネイサンが新宿で迷子になるという地味なトラブルがありながらも、無事にセミナースタート。2時間を予定していたセミナーの前半はエリオット、後半はネイサンが担当し、エリオットがスタンドの攻防、ネイサンがパスガードと、それぞれの得意なテクニックを披露してくれました。


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シングルレッグの入り方にはじまり、スタンドで牽制し合っている状態でのモンジバカ→アームドラッグからシングルレッグでテイクダウンなどの流れをレクチャーするエリオット。シングルレッグに対するカウンターの大外刈りや跳び付き三角なども披露してくれましたが、テイクダウンのポイントは「足を掴んだらレフェリーから『パロウ』がかかるまで走り続けることが大事」と熱い指導!


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パスガードを担当したネイサンは、「相手に持たれた襟などはすべて切ってからでないとパスには行かないこと」という大原則を強調した上で、オープンガードやデラヒーバの相手へのニースライスパスを解説。ネイサンの英語は日本語ネイティブレベルのエリオットがわかりやすく通訳してくれます。


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相手へのプレッシャーを強める腕の使い方など、細かなポイントも披露してくれたネイサン。


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セミナー最後の質問コーナーでは「テイクダウン、パスに限らずなんでも質問して!」ということで、テクニックに限らず、練習の取り組み方なども丁寧に説明してくれました。


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予定時間を大幅にオーバーする盛況ぶりでセミナーは無事終了。エリオットとネイサン、二人の次回の来日が早くも待ち遠しいところです!


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【今日が誕生日の柔術家】ダーソン・ヘミングス



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2016年08月12日

【セミナー】ヒクソン・グレイシー・セミナー・レポートby後藤悠司

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7/16(土)、朝の9時半から3時間のセミナーの為に柔術家達が列をなして東京武道館の第一武道場に入ろうとしていた。

武道場に入るとヒクソングレイシーが奥の方で参加者から少し離れて1人ストレッチをしていた。参加者は150人以上いる模様だ。

間も無くセミナー開始の号令で参加者達が道場の北の壁に並ぶが、人が幾重にも重なりあっている。

ヒクソンは質問があれば何時でも聞いてくれと言った。正面とお互いに礼をするとセミナーが始まった。

ヒクソンは皆に広がるようにと指示を出す。腰を回したり腰で相手を持ち上げるような動きを練習させた。「腰が一番柔術には大切だからな」と言った。

その後立った状態でヘッドロックをさせて相手を持ち上げる動きを練習させた。腰の入れ方の練習だ。

腰は頭と連動させて背骨にコネクションを作る。頭を固定してこそ、腰が入ると言う。これを大腰などにも応用させる。

セミナーが始まり2つ程腰の入れ方の練習をするとヒクソンが皆に座るように言った。

風船を二つ取り出し、胸呼吸と腹式呼吸で膨らまして如何に腹式呼吸で多くの空気を吐き出せるかを見せた。

呼吸法の大切さを自身の体験を持って説明し、格闘技だけではなく普段の生活にも大変役立つという。

呼吸法を使えると戦う時には持久力が増し、気持ちを平穏に保ち、頭をクリアにし思考力を向上させるという。

ヒクソンが現役でバーリトゥードで戦っていた時、試合前でも心拍数を60程度に抑えていたという。

だから試合が始まっても相手よりも疲労が遅く相手をフィニッシュするチャンスをモノにしてきたのだという。

また参加者からの質問で何故呼吸法に興味を持ち始めたかという質問ではバイオジナスティカの師オーランド・カニ氏との話や、無心になる為には呼吸法を使うという興味深い話しは尽きない。

30分ほど質問を交えながら呼吸の話をすると次はセルフディフェンスの講義へと移った。

この時にヒクソンはすでに大汗をかいていたがきっと呼吸法を実践している為に新陳代謝が高いのだろう。

真剣に参加者の質問に一つ一つ答え力強い目を持つヒクソンはやはり多くの柔術家の憧れである。

ヒクソンはコネクション、ウエイトディストリビューション、ラベレージをライフワークとしていて、テクニックの手順を教えるよりも、コンセプトを教えると明言した。

最初は正面に対峙した時にどのように構えて、自身のウエイトディストリビューションを準備するか、そして相手を制して有利なポジションすなわち相手のバックに移行するか。

投げ技でグラウンドへ移行。

もちろん優位なトップポジションをキープする為のディテールは黒帯でも驚くようなヒクソンのオリジナリティに富んでいた。

マウントからのエスケープも基本的なブリッジとエビ両方を指導頂けたが、これらもコンセプトを根底から考えさせられる素晴らしいディテールだ。

私自身もクローズドガードからバックへ移行するテクニックの受けをさせて頂いた。

この時点でコネクションが大事と解っていたものの、どのようにしてそのコネクションを作ってそれをキープしておくかということは目から鱗であった。

その後もクローズドガードでのセルフディフェンスを幾つかの違う距離で使うテクニックを指導し、セミナーもいよいよ終盤に差し掛かった。

最後はギロチンチョークのディテールを指導したが、ヒクソンが「このテクニックは息子のクロンに習ったんだ。サンキュー、クロン!」と言い笑いを誘った。

しかし柔術は常に進化を遂げるというヒクソンの言葉の裏には「いつもオープンマインドで技を改良していく努力を怠るな」というメッセージがあるのではと考えさせられる。

余談ではあるが、この日は元AOJの石井拓選手とパートナーとして組ませてもらったが、彼はヒクソンのサイドコントロールを教授してもらいたくて仕方がない様子であった。

しかしフレンドリーながらもどこか張り詰めた空気が流れ、150人以上の参加者から次々に出てくる真剣な質問の中で手を上げてトピックを変えるような質問をするのが憚れるようで石井選手はなかなか言い出せず。

結局最後の質問ですと通訳を務めていた渡辺孝正先生が言う時まで手を挙げられず、最後はその努力も虚しく無念のままにセミナーを後にしていた。

しかしヒクソンが言う通り、どのテクニックも1日を持ってしてならず、練習を積み重ねるのみだ。

セミナー終了は予定時間の12:30を15分過ぎたが、会場の都合上全員の集合写真を撮ると直ぐ第一武道場より撤収という運びになった。

ちなみにこの日はヒクソンの奥方が同行してセミナー中も写真を撮っていた。

もちろん、ヒクソンとのツーショット写真希望者が多く、彼らは列をなしセミナー終了後も1時間以上に及び東京武道館のロビーで記念撮影やサインを求めていた。

サインをするヒクソンの後ろでは奥方がヒクソングレイシーTシャツやパッチをトランクから出し、多数の参加者が買い求めていた。

ヒクソンは笑顔で一人一人と挨拶を交わすが、時折腰を曲げて痛そうにしている姿は人生を柔術に捧げてきた1人の男の代償なのか。

この日は会場に来ていた柔術家は白帯から黒帯まで様々だったが大多数がAXIS系の道場の方のようだった。

私自身のビデオブログを見てくれているという方にも数人お会いする事が出来、大変嬉しく思った次第。

そして初めてヒクソン先生とお会いし指導を頂けた事に胸を躍らせながら帰路に着いた。


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ヒクソンに記念撮影を求める長蛇の列。
この記念撮影&サイン会は1時間以上にも及んだ。



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一心柔術・後藤悠司代表とヒクソン・グレイシー。



【今日が誕生日の柔術家】松本義彦(33)



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2016年06月19日

【レポ】後藤悠司ロシアセミナー

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一心柔術の後藤悠司が先月ロシアを訪れた際に現地でセミナーを行いました。

ロシアというとサンボのイメージがありますが、柔術も根付いておりアカデミーも点在している様子。

逆にサンボは学校のクラブ活動のような感じでやられているのみで一般的ではないとのことでした。

そんなロシアでの後藤悠司セミナーを自身でレポートしてもらったので紹介します。

『ブラジルブログをご覧の皆さま、こんにちは。

一心柔術の後藤悠司です。

今回縁があってロシアでセミナーをやらせてもらったのでレポートしたいと思います。

一つ目のセミナーを開いたのはサマーラというロシア6つ目の都市。モスクワから1000キロ、人口約120万人。

ここは柔術青帯(サンボ、空手の有段者)が柔術を教える道場でのセミナーです。

会場は治安の良くないエリアにあるジムで、ジムの雰囲気はかなり汚くて暗い……でもキックで世界チャンピオンも輩出しているらしい格闘技ジムらしいです。

40人程の参加者で青帯が数人とサンボ着で参加の経験者らしき者数人あとは全員白帯。

まずはリクエストに答えて日本語で自己紹介しました。

意味は分からずとも日本語が良いらしいとのこと(ちなみに全てビデオ録画済)


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気を取り直して、まずはウォームアップで基礎の動き、柔術ヨガ。

みなさんすごく筋力があり動きも悪くなかったです。

でも3点倒立でバランスをとるドリルなど繊細さを要求される動きはパワー系のドリルよりも難しいようでした。

トレアンドパスの基本の足さばきドリル、ニーオンザベリーからのサイドスイッチ、ベースボールチョークなどを指導。

主なテクニックはニーオンベリーからのエスケープ二種類、クローズドガードからの三角などなど。

みんな大満足の様子でセミナーは大成功でなにより。

最後に記念撮影しましたが、漢字モチーフの一心柔術のパッチが大好評でした。


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翌日はサマーラから車で約3時間のトリアッチという町にて、子供90分、その後大人90分のセミナー二本立てです。

今回のジムは地下にあるが小綺麗で良く見ると日本風の神棚等も置いてありました。

話を聞くと日本柔術もプログラムにあるらしいです。

ところで、ロシアの人達は一般的なアメリカ人と違って目があってもまったく笑わない!

子供達も例外ではなく皆無表情でしたが、セミナーが進むにつれてやっと子供らしい笑顔を見せてくれてこちらも安心しました。

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柔術ヨガ、基礎のエスケープを中心にそして最後は子供たちがスパーリングを披露してくれました。

皆元気があって良し!

ブラジリアン柔術の技術をもっと知ればきっと強い選手育ちそうな感じでした。

大人のセミナーも柔術ヨガでウォームアップ。

その後リクエストに答えてエスケープを指導。

みな一生懸命にドリルに打ち込むが力を入れすぎてバテる人も。

みなさんブラジリアン柔術はまだ未知のスポーツのようだが、技術特にディテイルにはかなり納得の様子でした。

ロシアには柔術需要があり、これからまだまだ競技人口が増える余地があると感じました。


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そしてトリアッチの道場からは一心柔術のアフィリエイションになりたいとの希望要請あり。

なので私はこれからも柔術の為にロシアに行く事になりそうです。

ご一緒したい方は是非ゴトウまで。

一緒にロシアの柔術を盛り上げていきましょう!』


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後藤悠司(一心柔術)
一心柔術代表。アメリカ留学中にカリフォルニアで柔術を始め一昨年完全帰国。
昨年のワールドマスターで3位入賞しクレバー・ルシアーノより黒帯を授かる。
現在、東京・蒲田の一心柔術と代々木のミューズ柔術アカデミーで指導中。
■一心柔術ウェブサイトはコチラ、ビデオレッスンはコチラから!



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2016年06月15日

【レポート】ヘナー・グレイシーセミナー

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AXIS横浜の佐野貴文です。

6/4(土)に、東京・福生市の横田基地にてヘナーグレイシーの東京スーパーセミナーが開催されたのでレポートします。

ヘナー・グレイシーはエリオ・グレイシーの孫で、現在はグレイシーアカデミーのヘッドインストラクターをしています。

とてもアツい男で、顔もかなり整っているナイスガイです。

そんなヘナー・グレイシーのセミナーに参加してきたので、レポートを紹介したいと思います。

1クラス目はバックからのアタックでした。

普段自分がやっているテクニックとは正反対の事を習い衝撃を受けました。

2クラス目はトライアングルでした。

トライアングルへの入り方ではなく、トライアングルにセットアップしてからのテクニックを2時間みっちり習いました。

3つ目はギロチンでしたが、個人的にはこの回が1番良かったです。

とてもシンプルでしたが、その分どのポジションからでも攻撃にいけるので、かなり効果的で、このセミナーを受けてから自分の柔術のスタイルが一変しました。

最後はセルフディフェンスでした。

スタンディングとグラウンドでのテクニック、それから相手が複数いる場合を想定した練習も行いました。

4クラス合計で8時間もあるので、集中力が持つか心配でしたが、ヘナーの素晴らしい技術と巧みな話術のおかげであっという間に感じました。

ヘナーはテクニック自体も凄かったのですが、技やポジションに対する考え方が今までの自分の考えとは全く違っていたので、とても衝撃を受けました。

このセミナーに出ていなかったら一生気付かなかったかもしれないと考えると恐ろしいです。

ヘナーはまた来年も日本でセミナーを開く予定らしいので、次回も必ず参加したいと思います。


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横田基地の中で行われたヘナー・グレイシーのセミナー。
入場する際にはパスポートなどの身分証明書が必要です。



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ヘナーの来日は久しぶり。
初心者から黒帯の方まで幅広い参加者が集まりセミナーを受講しました。



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グレイシーアカデミーのヘッドインストラクターを務めるヘナーだけに教え方も非常にわかりやすいです。
話し方も抑揚があり理論的で説得力充分です。



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1日で4クラスという長丁場のセミナーでしたが終わってみればあっという間でした。
今回のセミナーで習った技術や理論を自分なりに解釈して今後の柔術人生の糧にしたいと思います。



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全部のセミナーを受講すると貰えるセミナー修了証。
セミナーを受けた証が形として残るのは嬉しいですね。



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ヘナー・グレイシーと。
また来年もセミナーがあるそうなので、必ず受けたいと思います。



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2016年06月12日

【レポ】「章太郎さんを送る会」

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5月29日(日)に行われた「章太郎さんを送る会」をレポートします。

その前に。

鈴木章太郎さんは、晋遊舎でシリーズ化された「柔術魂」を立ち上げ、柔術関連のムックや技術本などを数多く手がけたことで知られています。

出版を通じて、柔術界に多大な貢献を果たしました。

また、腰の低さや人当たりの柔らかさ、深い思いやりの持ち主で、取材対象の選手をはじめ皆さんに愛されるキャラクターでもありました。

その章太郎さんは、今年3月23日、突如、脳こうそくで倒れ、そのまま4月1日に還らぬ人となりました。享年41という若さでした。

親族だけで葬儀は済ませており、私自身も含め突然の彼とのお別れに心の整理がつかない方のため、今回「章太郎さんを送る会」を企画しました。

当日13時からアネアカフェ学芸大学店で始まった会には、最後の所属道場カルペディエムの仲間を中心に、グラスコさんやリバーサルさん、トライフォースさんなど他道場の方々、出版関係の方など約30名が集まりました。章太郎さんの奥様も来場されました。

在りし日の写真を集めたスライドショー、最後の試合となった台湾での試合映像、そして友人関係者たちによる思い出話のスピーチの数々は、参加者にたくさんの笑いと涙を誘いました。


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また当日来場できなかったかつての師匠・パラエストラの中井祐樹さんや、当ブログ主宰の柔術ライター・橋本欽也さんからの手紙も代読されました。

「柔術魂」以降に章太郎さんを知った方が柔術関係者の中では大半かと思いますが、晋遊舎入社前からお付き合いのあるご友人方のスピーチから、ゴング格闘技編集部で働いていた時代、e-柔術という携帯サイトをやっていた時代のことなども話に出て、当時の意外な人となりも窺うことができました。

出版社時代の後半は、柔術以外の仕事も多く抱えるようになり、精神的にもいっぱいいっぱいの状態となって、結婚を機に介護の仕事に転職したことまでは、ご存知の方もおられるかと思います。

転職後は柔術関係者との連絡も途絶えがちになり、最近の様子を知るのは、彼がインストラクターを務めたカルペディエムの道場仲間でした。


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倒れる数日前に、彼と個人的な会話をしたあるインストラクターによれば、「前より収入は少なくなったけど、今が本当に幸せだ」との言葉を残していたそうです。

温かい家庭、安定した仕事、そして柔術を趣味として続けられる環境。

突然迎えた最後に、なかなかその事実を正面から受け止めきれなかった私や参加者の方々も、彼の想いを知って、少しだけ安心したような気持ちになりました。

鈴木章太郎さんのご冥福を心よりお祈りします。
(藁谷)






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2016年04月02日

【レポ】3/26『ASJJF ルール講習会』

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ASJJFドゥマウの『EAST JAPAN』の大会前日の3/26(土)、東京・代々木のミューズ柔術アカデミーにてASJJFの初となるルール講習会が開催されました。

このルール講習会はASJJFの上位組織であるSJJIFの会長を務めるジョアオ・シウバが来日が実現し企画されたもの。

ASJJFルールはアドバンテージ&レフェリー判定なし、サドンデスありというこれまで主流だったIBJJFルールとは違ったもので、それ以外の細かい部分の説明が3時間に渡って行われました。

いまASJJFドゥマウは国内外で年間20大会以上を主催し、それ以外でもASJJFルールを採用している大会が数多くあります。

特にいま関東圏ではIBJJFルールの大会よりもASJJFルールの大会の方が多いほどです。

試合で勝つためにはルールの熟知は必須事項で、このルール講習会開催の告知期間が短ったにも関わらずに多くの参加者が集まりました。

今回は東京と大阪の2回の開催になりましたが来年からはもっと講習会の機会を増やしていく意向とのこと。

また大阪でのルール講習会はまだ間に合うので気になった方はぜひ参加して欲しいと思います。


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ASJJFルールの説明をするジョアオ・シウバ。
通訳はASJJFのエジソン・カゴハラが務めた。



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持参したPCでポジションのシチュエーションを見ながらどういう状態か、どうなるとポイントになるかを説明。



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細かい部分は実演しての説明も。
タートルガードの定義や、そこからの展開によっての加点などは興味深い部分でした。



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予定時間を超える3時間オーバーのルール講習会。
講習会の後はペーパーテストもあり、セミナー受講者には修了証が手渡されました。



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今後は定期的に開催予定というASJJFルール講習会。
4/2(土)には大阪の吹田柔術にて17:00-20:00で開催予定。
この機会にぜひ受講してはいかがでしょうか?!



【今日が誕生日の柔術家】マイケル・ランギ(31)



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2016年03月30日

【レポ】3/27 一心柔術:蒲田GRIPレポート

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3/27(日)、東京・蒲田の一心柔術にて中井祐樹氏主宰の練習会「GRIP」が開催されました。

そのレポートが一心柔術代表の後藤悠司氏から届いたので紹介します。

『今回は縁あって蒲田でGRIPを開催して頂くこととなりました。

一心柔術会員以外にも数名の参加者あり、ほどよい人数で練習はスタート。

最初に礼をして各人で10分のウォームアップ。

まずはメールでもらっていた質問のリバースデラヒーバとその展開をやりました。

リバースデラヒーバの破り方はぜひ実践したい技術でした。

そして質問2つ目は力の入れ方&力の抜き方の概論です。

中井先生本人の実体験や冗談を交えて和やかに進行し、技のディテールと指導力はさすがとしか言えない素晴らしいものでした。

その後小休憩を挟み、参加者1人15分の持ち時間で中井先生とスパー、質問、打ち込み 等。

タップリ2時間、参加者は皆満足の様子でした。

GRIP終了後は恒例となっている打ち上げでみんなで食事。

ここで中井先生から日本の柔術史的な貴重な話も聴けて、とても興味深かったです。

とても有意義な春の日曜日となりました。』


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【今日が誕生日の柔術家】ビビアーノ・フェルナンデス(36)、ガブリエル・モラエス(33)



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2015年11月26日

【レポ】SJJIFワールドにキーナン、ガブリエル、エリオットらビッグネーム参戦!

SJJIFのワールドはIBJJFのムンジアルに比べるとどうしてもスケールダウン感は否めなかった。

だが今年はアダルト黒帯オープンクラスに賞金5000ドルが賭けられており、それ目当てかキーナン・コーネリアスが初参戦してきた。

その他にもムンジアル王者のガブリエル・モラエスやアジア王者のエリオット・ケリー&ダニー・ジェラルドらIBJJF主催大会を主戦場とするビッグネームも多数エントリーし注目を集めている。

とはいえこの大会と同日にロシアではプロ柔術が、NYではIBJJFのNY BJJ PROが開催されており、そこに多くの強豪が出場していたため、それがなければより多くの選手が出場していたかもしれないと思うと残念な限りだ。


01
KEIKOからハイパーフライにスポンサー変更し新たなギで試合出場した
キーナン・コーネリアス(ATOS)。
階級別は腕十字で秒殺一本勝ちで余裕の優勝。



02
オープンクラスはシードで準決勝が初戦に。
ここでグスタヴォ・ディアス(ウマイタ)と戦いP10-2で圧勝で決勝戦進出を決めた。



03
反対ブロックからはATOSのチームメイト、ルーカス・バルボーザが
相手の負傷棄権で勝ち上がる。



04
決勝戦はATOSでクローズアウトし優勝がルーカスで準優勝がキーナン。
ルーカスは今大会でオープンクラス準決勝の1試合のみの勝利で賞金$5000を獲得!



05
ルーカスは現在発売中の柔術魂にブルテリア坂本社長の
オススメ選手として紹介されている。
まだ黒帯になったばかりの新鋭のルーカス、今後も注目だろう。



06
ガブリエル・モラエスはコブリンヤ門下に電撃移籍。
決勝戦はセルジオ・フェルナンデス(ARENA MMA)のガードに手こずりサドンデス突入。
ガードに引き込みスイープに成功したガブリエジーニョがスーパーフェザーで優勝。



07
元ハウフ・現チェックマットのショーン・ロバーツが腕十字でミドル級優勝。
ショーンは昨年の同大会にも出場している常連。



08
スーパーヘビーのワンマッチ決勝戦はハーフガードからヒザ十字を極めた
エリオット・ケリー(イエマソBJJ)がアンドリュー・ウーテン(バッハ)から5:10 一本勝ちで優勝。
エリオットのオープンクラスはグスタヴォ・ディアスに敗れた。



09
今年のアジアオープン2冠のダニー・ジェラルド(タヒチアントップチーム)だが
ウルトラヘビー1回戦でサドンデスの末に初戦敗退という波乱。
大会2日目のノーギも出場したが、そこでも結果を残せず。



【今日が誕生日の柔術家】平尾悠人(28)、クラウジオ・カラザンス(29)、キム・テハ(28)




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2015年11月05日

【レポ】ASJJFマスターオープン2015:黒帯

10/31(土)、東京・浅草の台東リバーサイドスポーツセンターでASJJF主催「マスターオープン2015」が開催された。

この大会はマスターのみの大会でASJJF・ドゥマウを通しても初めての開催となる。

とはいえ日本に限らず世界的にマスター世代の選手が多いため、今大会でも多くの選手が集まり熟練の技術を披露していた。

まずは黒帯の試合からレポートしたい。

黒帯ではワールドマスターで試合復帰した高本裕和がシニア1に出場し2階級制覇を果たしている。

これまで高本はアダルトに出場していたが、年齢的にはシニアの選手で、アダルトでも上位入賞の常連だけに今大会では活躍が目立った。

またマスターはオープンクラスでセリンゲロvsクサノのワンマッチ決勝戦のみだったが、この試合でセリンゲロが試合序盤から猛攻を仕掛け、あわや秒殺か?!という場面を作るもクサノが逆転の一本勝ちで優勝を決めている。


01
シニア1黒帯ライト決勝戦
○高本裕和(ポゴナ・クラブジム)
vs
×マーシオ・コバヤシ(Impacto Japan BJJ)
階級別はライトのワンマッチ決勝戦。階級アップでエントリーのマーシオから
腕十字で3:48 一本勝ち。



02
シニア1黒帯オープンクラス1回戦
○高本裕和(ポゴナ・クラブジム)
vs
×バトレ・キハラ(Impacto Japan BJJ)
オープンクラスではバトレと1回戦。レアな極め技、オモプラッタで4:15 一本で快勝。



03
シニア1黒帯オープンクラス準決勝
○高本裕和(ポゴナ・クラブジム)
vs
×アズマ・エメルソン(Over Limit BJJ)
準決勝ではワールドマスター3位入賞のエメルソンと対戦し、極めはならずも
ポジションを奪いまくってP10-0で完勝。



04
シニア1黒帯オープンクラス準決勝
○ダニエル・ハト(Over Limit BJJ)
vs
×マーシオ・コバタシ(Impacto Japan BJJ)
反対ブロックは準決勝から。オープンクラスのみの試合となったハトがマーシオから
P7-2で勝利し決勝戦進出。



05
シニア1黒帯オープンクラス決勝戦
○高本裕和(ポゴナ・クラブジム)
vs
×ダニエル・ハト(Over Limit BJJ)
決勝戦は立ち技の攻防に終始し高本が辛くも勝利。
試合復帰後の初優勝を2冠で飾った。



02
シニア1黒帯オープンクラス表彰台
優 勝 高本裕和(ポゴナ・クラブジム)
準優勝 ダニエル・ハト(Over Limit BJJ)
3 位 マーシオ・コバヤシ(Impacto Japan BJJ)



07
マスター黒帯オープンクラス決勝戦
○レアンドロ・クサノ(クサノチーム)
vs
×セリンゲロ・キムラ(Impacto Japan BJJ)
マスター黒帯はこの1試合のみ。セリンゲロがクサノからバックを奪い極めのチャンスを作るも
クサノはエスケープ。



08
極めから逃れるとクサノが2:27 逆転の一本勝ちでワンマッチ決勝戦を制して優勝した。



09
09シニア1黒帯ライトフェザー決勝戦
○フラビオ・タシロ(Over Limit BJJ)
vs
×バトレ・キハラ(Impacto Japan BJJ)
過去幾度となく対戦しているこの2人はライバル関係にある。
今回も僅差の試合でサドンデスに突入しフラビオが制した。



10
シニア1黒帯フェザー決勝戦
○アギナルド・タバ(COOL CHAMP CLUB)
vs
×エメルソン・アズマ(Over Limit BJJ)
3人トーナメントの巴戦の決勝は日系ブラジリアン対決。
極めのエメ、ポジションのタバという対決はタバの試合巧者ぶりが光ってP7-2で勝利して優勝。



【今日が誕生日の柔術家】ダヴィ・ハモス(29)、イ・ジョンウ(36)、ジョセフ・カピージ(41)



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2015年11月02日

【レポ】アイザック・ドーダライン・セミナーレポート

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Jiu Jitsu NERDデザイナーの森です。

今日は10月30日(金)、31日(土)の両日に渡って開催された、アイザック・ドーダライン(アリアンシ/コブリンヤBJJ所属)のセミナーレポートを紹介します。

講師のアイザック選手はまだ茶帯の選手ということで、日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、茶帯の中ではトップ中のトップ。今年の戦績もヨーロピアン、パン、ワールドプロ、ブラジレイロとタイトル総ナメ状態。満を持して望んだムンジアルの決勝戦では開始早々に引き込みに合わせられたテイクダウンで取られた2点を返せず、まさかの敗戦を喫してしまいましたが、その実力は茶帯全体を見渡しても頭一つ抜きん出ている存在なのです。

そんなアイザック選手が日本でセミナーを開催した背景には、嶋田裕太(ネクサセンス)の存在があります。

実はこの2人、2013年のムンジアル紫帯ライトフェザー3回戦で対戦(試合は嶋田がパスガードを決め勝利、ムンジ後に開催されたJiu Jitsu Battleの一回戦で再戦、その際にはボコボコにされてます・笑)、その後コブリンヤの道場で再会、その時にアイザックの母親と嶋田の出身地が同じ茨城県ということで意気投合したそうです。

そしてアイザック選手が来日するという知らせが入り、これまで海外の修業先でたくさんの選手のお世話になった嶋田が、今度は日本に来る選手の何かの力になれればと今回のセミナーを企画したのです(ちなみに自分もポスター制作を手伝わせてもらってます・笑)。

アイザックの来日が急だったため、セミナーの告知などが遅くなってしまい、人数が集まるか心配していたのですが、柔術新聞・岩井さんの協力もあり蓋を開けてみたら、両日合わせ50人以上の参加者が集まりました。

初日はトップゲーム編ということで、パスガード主体のテクニックを紹介。

現代柔術において、最も使われるガード「デラヒーバガード」の解除からのパスガードだったのですが、最初のテクニックからものすごい手順を踏むもので、参加者も「最初からこんな難しいことするの!?」といった感じで、ポカーンとしてたのですが、基本の形を覚えた後は、全ての技がそこから派生するという実に実践的なもので、同じ形を何度も繰り返すことで参加者の理解度が増していったと思います。

そして何より驚くのは技のディテール・・・最初の技の説明を聞いた後感じたのは、アイザック選手はここまで考えて柔術しているのか!?という驚きでした。正直ここまで理論立てて柔術している人っているのかと・・・ここでも世界との差を感じてしまいました。

2日目はボトムゲーム編、アイザック選手得意のベリンボロからの展開を紹介してくれるのかと思いきや、最初はリバースデラヒーバに対してニースライドパスを仕掛けた相手に対して、オープンガードに戻すという非常に基本的な内容のものでした。

もちろんこれはこれから紹介される技の準備段階に過ぎず、いかに自分の得意な展開(ここではデラヒーバ)に戻すかというところから始まり、デラヒーバからのオモプラータ、そしてそこからの極めのバリエーションを紹介してくれました。

自分も2日目にはアイザック選手に直接デラヒーバガードを受けてみましたが、全く立っていられません! ベリンボロを得意とするトップ選手のデラヒーバは立ってられないと聞いていましたが、まさにその通りです。もちろんその秘密も教えてくれました!


個人的な感想ですが、今回のセミナーは自分が参加したセミナーの中でもベストの内容だったと思います。しかもそんな素晴らしい内容のセミナーが2日で7000円で受講できたというのが驚きです、正直この金額でここまで教えてもらっていいのだろうか?とこちらが心配したくらいです。

アイザック選手は近い将来黒帯になると思いますが、その時には日本でも試合をしたい、そしてまたセミナーをしたいと言っていたので、今回参加できなかった人も次回開催を期待しましょう。


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初日はトップゲームからの展開、グリップの切り方、デラヒーバフックの解除など
細かいポイントを惜しげも無く紹介してくれました。



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技の紹介後も参加者の元で細かくポイントを説明してくれました。
質問をすると全てを明確に即答していました。



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参加者は両日合わせて50人以上、2日とも参加した人も多数いました。



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石井拓選手(AOJ/写真右)は今回のセミナーで通訳を担当してくれました。
アメリカでインストラクションを受けた石井選手の通訳は分かりやすく素晴らしいものでした。
素晴らしいセミナーを開催してくれた3人の若い柔術家に感謝です。




なお、今回のセミナーの告知やポスターではアイザックの名前表記が「ドーダーレイン」となっていましたがアイザック本人に確認した名前の発音は「ドーダライン」の方が近いため、ドーダライン表記で統一しています。

■アイザックの名前の発音確認動画はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】カーロス・ポルトゥゲス(38)



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2015年10月30日

【レポ】9/26:シュシャ沖縄セミナー

01
少し前のことになりますが、約1ヵ月前の9/26(土)、沖縄・那覇のTHEパラエストラ沖縄にてホブソン・タンノ“シュシャ”のセミナーが開催されました。

このセミナーはシュシャ自身も初セミナーということもあり、気合いを入れてセミナーに臨んだとのこと。

シュシャは現在の国内の茶帯のトップ選手で、今年のアジアオープンではライト&オープンクラスで優勝し、日本のみならずアジアのトップであることを証明しました。

そんなシュシャの初セミナーの画像がセミナーを主催したTHEパラエストラ沖縄から送られてきたので紹介します。


02
最近のシュシャは試合でオモプラッタを多用しており、
このオモプラッタはセミナーでも紹介されました。



03
デラヒーバのセットアップからのオモプラッタのバリエーションは
シュシャが実際に試合で見せているテクニックだけに説得力は充分!



04
中でもオモプラッタをフェイクにしての三角絞めのコンビネーションが好評だった様子。
オモプラッタからはスイープだけでなく極めまで繋げるのは極めが強いシュシャの真骨頂です。



05
ガードの印象が強いシュシャですがパスガードも隠れた得意技。
デラヒーバ、リバースデラヒーバなどの対する実戦に対応したパスを多数レクチャー。



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ここでもパスガードをデフィフェンスされたらバックへ移行し極めに
、という一連の流れが指導されました。
極めにこだわるシュシャ、さすがです。



07
日系ブラジリアンですが日本語が達者なシュシャは質問の受け答えも問題なし。
その技術伝搬の指導力も高く初セミナーは大成功でした。




初セミナーを成功させたシュシャが11/8(日)に東京で開催されます。

青帯限定大会「BLUE DESTINY 2015」の大会後に開催されるこのセミナーはシュシャの極めの秘密を探れる貴重な機会です。

まだ参加受付中なのでぜひご参加を!


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【予約受付中】
「ホブソン・タンノ"シュシャ"セミナー」
会場:ミューズ音楽院ホール(東京・代々木)
日時:11/8(日) 17:00頃開始予定
費用:4000円(一般)3000円(大会参加者)
予約:mepinfo@muse-enterprise.com までメールで予約受付中


■セミナー詳細はコチラから!




【今日が誕生日の柔術家】ブルーノ・アモーリン(30)、山田悦弘(37)、マルコス・ノラト(43)



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2015年09月06日

【レポ】ADCC 2015:決勝戦 その1

-66kgで決勝戦に進出したのはコブリンヤとフラザトだった。

コブリンヤは前回大会の優勝者でフラザトは初の決勝戦進出。

最初にフラザトの名が知れ渡ったのはADCCのブラジル予選に優勝した2009年のこと。

その大会では入賞できなかったが、柔術ではコブリンヤと名勝負を展開し表彰台の常連選手となっている。

いまはMMAに専念しておりギの大会には出ていないフラザトもADCCから招聘を受け緊急参戦を果たし、決勝戦に進出したがコブリンヤにバックを許し敗れてしまった。

優勝したコブリンヤはこれでADCC2連覇となり、現在35歳ですでにシニアの年齢ということを考えるとこの戦績は驚異的といえるだろう。

-77kgは世界王者・レプリとMMAでも活躍中のダヴィの対戦となり、2回戦以外を極めて勝ちあがったダヴィがレプリをも極め、4試合中3試合でも一本勝ちでADCC初制覇。

結果的に今大会の決勝戦で一本決着で終わったのはこの試合のみで改めてダヴィの極めの強さが際立つ結果となった。

この相手のシッティングガードに対して跳びついて極める腕十字はその素早さからブラジルの国鳥、サビアの名を冠し、"サビア・アームバー"と名づけられた。

今回の試合の中で最も衝撃的なフィニッシュシーンとなったこのテクニックは今後ダヴィの代名詞となっていくのは間違いないだろう。


01
-66kg決勝戦
フーベンス・シャーレス"コブリンヤ"(アリアンシ)
vs
ブルーノ・フラザト(ATOS)



02
今大会は前回大会で決勝を争ったハファ・メンデスが欠場し優勝候補筆頭と目されていた
コブリンヤは2回戦でジャンニ、準決勝でタンキーニョに勝利して決勝戦進出。
反対ブロックからはアメリカングラップラーの新鋭、ジオ・マルティネスに勝利した
フラザトが勝ちあがってきた。



04
ギありでは幾度となく対戦している両者もノーギでは初対戦。
50/50やベリンボロのようなムーブも見せたコブリンヤがフラザトのバックを奪い
P3-0で激戦を制した。



05
前回大会優勝後は「ADCCは減量がキツ過ぎるからもう出ない!」といっていた
コブリンヤだが、結局は今大会も出場し優勝。
昨年のムンジアルでも「これが最後」と言っていたはずなのに今年も出場していた。
コブリンヤの引退発言→引退撤回の頻度はプロレスラー並み!
でもこの強さなら試合したくなるのも頷けます。



06
-77kg決勝戦
ダヴィ・ハモス(ATOS)
vs
ルーカス・レプリ(アリアンシ)



07
決勝戦は重い階級から始まり、延長戦&判定続きの連続でダレ気味だった
会場内の空気を変えたのがこの一戦。
またスタンドでの膠着試合になるかと思われた矢先に…



08
レプリのシッティングガードに腕十字一閃。
2回のフェイントを入れてから一気に跳びついて極めた腕十字は
決勝戦唯一の一本決着となりその鮮やかさも相まって大きなインパクトを残した。



09
あの守りがカタいレプリから一本勝ちしたダヴィの極めの強さはさすがの一言。
今大会では4試合中、3試合を一本で極めてのADCC初優勝を果たした。



10
ギありの柔術よりノーギで多くの実績を残しているダヴィ・ハモス。
MMAでも4勝のうち3試合で一本勝ちしている。



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【参加募集中】
『アンドリス・ブルノフスキー・セミナー』
日時:9/11(金) 20:00-22:00
場所:ミューズ柔術アカデミー(東京・代々木)
費用:5000円/一般 3000円/ミューズ会員
予約:メールにて受付 mepinfo@muse-enterprise.com
   ※定員に達した時点で締め切りとなります。
■セミナー詳細はコチラから!



【今日が誕生日の柔術家】アレッシャンドリ・ソッカ、ジョナタス・サカタ



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